小芝風花、E-girls石井杏奈主演映画に出演　1日4時間練習のダンス披露

2014年『魔女の宅急便』で映画初出演にして主演を務め、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞した小芝。今作で2作目の映画出演となるが「ドラマでも映画でも、『何作目だから』ではなく、一つ一つ丁寧に一生懸命演じたいなと思っているので、監督を含めスタッフのみなさん、共演者のみなさんと力を合わせて『良い映画にするぞー！！』という気持ちでのぞみました」と意気込みを語った。

物語のテーマは「ダンスを通して自らの殻を破る」。学校で“ジミーズ”と呼ばれる、地味で目立たないメンバーの一員として扱われている小芝演じる片瀬愛海が、石井演じるあずさや、同じくジミーズと呼ばれ、夢も自信もなく学校生活を送っていた小野花梨演じる葉月、秋月三佳演じる環、上原実矩演じる美香らとの出会いからダンスの楽しさに目覚め、踊ることで自らの殻を破り、キラキラ輝く青春を手に入れていくという、ダンス×青春ストーリーである。

小芝は今作で、出会い系サイトで知り合った男性と付き合い、やがて大きな問題を抱えていくが、とある理由から廃部寸前まで離れ離れになってしまった部員たちが再び心を通わすきっかけをつくるという、難しい役どころを好演。「台本を頂いてから『愛海はこんな話し方かなぁ？』『こんな仕草をするのかなぁ？』とたくさん考えて、監督と話し合いながら演じるので、普段の高校生生活とは全然ちがいました」と役に対し真摯に向き合う様子を見せた。

「とにかくたくさん練習した」ダンス披露

事務所のレッスンでダンスを習っているという小芝だが、本格的に習うのは今回が初めて。ちゃんと踊れているのか、迷惑をかけていないか、など不安な心境を吐露するも「ダンスの先生にガッツリ教えて頂いて、『最初の頃より全然よくなってるよー！』と褒めてもらった時はすごく嬉しかった」と安堵。1日4時間の練習をほぼ毎日行っていたようで「すごくキツかったのですが、そのおかげで5人の絆が深まったと思います」と石井らとの関係について述べた。

また「ダンスに慣れていなかったので、ダンスを頑張ろう！と思うと演技ができなくて、演技を頑張らなくちゃ！と思うとフリが分からなくなってました。その時先生に『何も考えなくても曲が流れた体が動くようになるまで何度も踊って！』と言われて、みんなでとにかくたくさん練習しました」と頭で考えるのではなく、体で感じたままに動くことを学んだようだ。

「初めて映画に出演させて頂いた時は、周りの人の目が気になったり、どう思われているんだろうと、小さい事をすごく気にしていた」と明かす小芝。しかし「今回はそういった周りの目を気にせず、片瀬愛海としてちゃんと演じられたかな？と思っていますし、今年はブルーリボン賞・新人賞を頂けたので、この賞に恥じない様に、がむしゃらに全力で頑張りたいです」とアピールした。（modelpress編集部）