生田斗真×戸田恵梨香、究極の頭脳戦に挑む「対決するのが楽しみ」 人気コミック実写化で初共演
2014.08.12 11:13
views
俳優の生田斗真と女優の戸田恵梨香が、人気コミックの実写版映画で初共演することが明らかとなった。
生田斗真×戸田恵梨香、人気コミック実写化で初共演
2人が共演するのは、2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった「予告犯」(筒井哲也/集英社 YJCジャンプ改)の映画版。突如ネット動画上に降臨し、警察や法律では罰を与えられない人間たちの罪を暴露、彼らへの制裁を“予告”のもとに実行していく、新聞紙製の頭巾で顔を隠した男・通称“シンブンシ”と、“シンブンシ”を追う、警察に新設されたサイバー犯罪対策課のエリート警部・吉野の間で展開する息もつかせぬスピード感に満ちた攻防を、「白ゆき姫殺人事件」「奇跡のリンゴ」などを手掛けた中村義洋監督が、映画「予告犯」として描き出す。
生田斗真、ダークヒーローに
物語を動かしていく“シンブンシ”のリーダー格であるゲイツ役には、「脳男」「土竜の唄」など多種多様な役を演じ、華と実力も兼ね備えた生田を起用。今回、生田が演じるのはネットカフェの一畳半の個室から、新聞紙で作成した頭巾を被り、法では裁かれないネット上での罪を犯した人間たちに制裁を加えるというダークヒーロー。普通の青年であった彼が、どのようにして怒れる若者のカリスマ“シンブンシ”となったかを、その確かな演技力で表現する。そんな生田演じるゲイツを追うヒロイン、エリート警部・吉野役には、「SPEC」シリーズの熱演も記憶に新しい戸田。人気・実力を併せ持った二人が繰り広げる、スリル満点の攻防は見逃せない。
生田斗真、戸田恵梨香 本人コメント到着
今回の出演決定に、生田は「“ネット犯罪”という言葉が一般的になったのはごく最近で、『予告犯』はまさに現代社会を映し出した作品になると思います。単なる犯罪者ではない“シンブンシ”は今までと違った役柄で自分にとっても今までにない挑戦です。また中村監督の作品もたくさん拝見していますが、ぜひ一緒に仕事をさせていただきたいと思っていました。初共演となる戸田さんは、たくさん経験を積まれていて、人を惹きつける魅力がたくさんある女優さんという印象なので、対決するのが楽しみです」とコメント。また、戸田は「フィクションなのにノンフィクションに思えてしまうこの作品。深い悲しみ、憎しみ、そして少しの希望を持った登場人物たちその中の一人である吉野を力強く、逞しく演じていきたいと思います」と意気込んでいる。
豪華キャスティングに監督自信
このほかネット上で“予告”を繰り返す“シンブンシ”のメンバーとして、ゲイツ(生田)とともに行動することになる仲間、大阪出身のガテン系・カンサイ役に、「HK 変態仮面」の肉体派から現在放送中のNHK「花子とアン」でブレイクを遂げた鈴木亮平。宮城県出身でメガネ男子であることからその名がついたノビタ役に、「謝罪の王様」「永遠の0」など話題作への出演が絶えない濱田岳。福岡出身で小太り体型であることからメタボの愛称で呼ばれるメタボ役に、NHK「あまちゃん」の副駅長役でもお馴染み、俳優界きっての個性派愛されキャラ荒川良々の起用が決定。中村監督は、豪華キャスティングに「犯罪映画なのでオチがつきますから多くは語れませんが、新聞紙をかぶって犯行予告をし、世間を騒がす男に、皆さんは共感するのか、反感を持つのか、劇場へ確かめに来て頂けたらと思います。とにかく、生田くん、戸田さん始め、キャスティングは粘りに粘って『どうだ!』と自慢したくなる方々が集まってくれました」と自信を覗かせ、「現場が今から楽しみです。それから生田くんファンの皆様。生田くんは出番の多くが新聞紙をかぶった覆面姿ですが、顔を出すシーンもちゃんとありますので、この一報出しにガッカリしないで観に来てください」とコメントを寄せた。
なお、映画「予告犯」は2015年初夏公開予定。(モデルプレス)
■映画「予告犯」ストーリー
ある日、Tシャツ姿に、新聞紙製の頭巾を被った謎の男(生田斗真)がネットに奇妙な動画を投稿し始める。「明日の予告を教えてやる―。」集団食中毒を起こした上に、法律上の不備を指摘し開き直った食品加工会社に対し、「食い物の扱いも知らないこいつらに、俺がきっちり火を通してやる」と予告。
警視庁サイバー犯罪対策課に所属するキャリア捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)は近年多発するサイバー犯罪の数々を取り締まっていた。謎の男による犯行予告動画の存在に関する報告を受けた吉野は謎の予告犯=“シンブンシ”の捜査に乗り出す。すると食品加工会社の工場が放火される事件が発生。予告動画が現実のものとなり、その後も予告動画の内容が実行されるという事件が多発する。“シンブンシ”は吉野をあざ笑うかのように、ネット社会で炎上した無思慮な当事者たちに次々と制裁を下していく。模倣犯も出現、遂には政治家殺害予告にまで至り、“シンブンシ事件”は社会現象へと発展していく…果たして彼らの究極の目的とは?ネット社会を震撼させる衝撃のテロリズムの結末は!?
【Not Sponsored 記事】