松田龍平、麻生久美子、「カノ嘘」大原櫻子らがドレスアップで集結「第23回日本映画批評家大賞」

映画『舟を編む』で主演男優賞に輝いた松田龍平は「素晴らしい監督、スタッフ、キャストに囲まれて、僕自身いろいろ影響を受けながらやっていました。だから僕がこうやって賞をいただけることには実感がないですが、壇上に立つと、褒められているんだなと思って嬉しいです。もう次の作品もあって、背中を押してもらっているので、日々邁進していきたいと思います」とクールにスピーチ。

映画『ばしゃ馬さんとビックマウス』で主演女優賞の麻生久美子は「まさか自分がいただけるとは思っていなかったので、すごくびっくりしましたし、素直に嬉しかったです」と喜び「撮影はとても楽しくてすごく幸せな時間でした。私が大変だったシーンも温かく支えてくださったスタッフのみなさん、そして（吉田恵輔）監督のおかげでこの賞をいただけたと思っています。本当にありがとうございました」と声を弾ませた。

助演男優賞のリリー・フランキーは「作品に恵まれただけですが、こんなに素晴らしい賞をいただけて光栄に思います」、助演女優賞の伊藤蘭は「このような素晴らしい賞をいただき、とても光栄です。ありがとうございました。この喜びを噛み締めつつ、次の作品に向けてまだまだ精進してまいりたいと思います」とコメントした。

新人賞に「カノ嘘」大原櫻子ら

また新人賞は星野源、大原櫻子、黒木華（※授賞式は欠席）が受賞。星野は「素晴らしい賞をいただき、これでやっと役者として認めてもらったかなと。ですがまだまだ本数が少ないので、もっといろんな作品にこれから出ていけたらなと思います」と意気込み、大原は「今回初の映画出演でこのような賞をいただけたことは驚きと喜びでいっぱいです。映画のスタッフの方々、私を支え助けてくださったキャストのみなさん、事務所の方々、育ててくれた両親に感謝いたします。本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝を伝えた。

映画批評家ならではの視点で選ばれる同賞。23年目を迎えた今年は「舟を編む」が作品賞に輝いた。（モデルプレス）