稲垣吾郎(C)フジテレビ

稲垣吾郎、4年ぶり“真夏の夜”の「ほん怖」は「怖すぎるから覚悟してほしい」

2022.08.19 05:00

20日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』(よる9時~)で、『ほん怖』クラブリーダーを務める稲垣吾郎がコメントを寄せた。


稲垣吾郎「ほん怖」4年ぶり“真夏の夜”に放送

稲垣吾郎(C)フジテレビ
稲垣吾郎(C)フジテレビ
1999年にスタートした『ほんとにあった怖い話』(通称:『ほん怖』)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。2019年から3年間はハロウィーンの時期に放送していたが、今年は4年ぶりに真夏の夜に放送される。2004年から『ほん怖』クラブリーダーを務める稲垣も「4年ぶりに夏が来た感じがする!」とコメント。改めて“夏の風物詩”として背筋も凍るゾクッと体験をお届け。

心霊体験をした視聴者の証言をもとに、恐怖や心霊現象の不安に翻弄されつつも立ち向かっていく姿を描く同番組。『ほん怖』クラブリーダー・稲垣と小学生を中心に構成されたメンバーが恐怖体験を紹介、今年は実録心霊ドラマを5本お届けする。

稲垣吾郎、「ほん怖」クラブメンバーから“鋭い質問”

稲垣吾郎、「ほん怖」クラブメンバー(C)フジテレビ
稲垣吾郎、「ほん怖」クラブメンバー(C)フジテレビ
収録では稲垣をはじめ、『ほん怖』クラブメンバーも恐怖のあまり絶叫の連続。この世ならざる者が現れる度に、叫び声がスタジオ内を木霊した。しかし恐怖を恐怖で終わらせないために、今年も心霊研究家の下ヨシ子を招いて心霊研究を実施する。あまりの怖さに映像を直視できないメンバーたちからは、早く恐怖を吹き飛ばしたいのか疑問や質問が相次いだ。

また、小学生とは思えない考察や意見の数々に、稲垣は「ピュアなのに大人っぽいところもある」と子どもたちを絶賛。また収録中も、さまざまな解釈に「なるほどね」と、誰かと一緒に見るからこその醍醐味を味わっていた。さらに、恒例となっているメンバーからの稲垣への“鋭い質問”も健在だ。今回も稲垣を苦笑させる質問は飛び出すのか!?

「ほん怖」夏の特別編2022、5本のドラマ公開

夏の特別編2022では5本のドラマを公開。『非常通報』は『ナンバMG5』(2022年、フジテレビ)をはじめ、数々の話題作への出演が続く注目の俳優・神尾楓珠が新人警備員役を熱演。ある日の夜勤中の“非常通報”以降、心霊現象に悩まされる青年役で、ホラー作品初主演を果たす。

俳優としての活躍が目立つ岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)も『ほん怖』初主演。王道のホラー作品となる『謝罪』では、単身赴任先のマンションで毎晩起こる心霊現象に立ち向かう姿を描く。終盤にかけて徐々に恐怖が増していくストーリーだ。

乃木坂46の次世代エース・山下美月の主演作『一言のあやまち』は、ある全寮制高校の女子寮を舞台に、女子生徒同士の関係性が恐怖体験につながっていく身の毛もよだつエピソードだ。最後まで展開が読めないストーリーで、視聴者を予想外の結末へいざなっていく。

『憑けてくる』は、ももいろクローバーZ・高城れにが実際に体験したエピソードをドラマ化。高城自身が以前から悩まされる心霊現象を、ももクロメンバー全員が本人役で演じていく。テレビ初披露となる恐怖の実話で、高城の新たな一面を垣間見ることができそうだ。

そして『遊び待つ』は、『やんごとなき一族』(2022年、フジテレビ)での怪演が“松本劇場”とバズり、今最も勢いに乗っている女優・松本若菜が主演。看護師として働きながら一人娘を育てるシングルマザーを演じ、近所にある幽霊屋敷での恐怖体験を描く。『ほん怖』初出演の松本が「一番ゾクっとしていただける作品にしたい!」と意気込んだ作品になっている。

5本のエピソードはどれも恐怖感満載。稲垣自らが「怖すぎるから覚悟してほしい」と語るほどの内容になっている。

稲垣吾郎、4年ぶりの真夏の放送に「やっぱりしっくりきますよね」

4年ぶりの真夏の『ほん怖』収録を終えて、稲垣は「秋の『ほん怖』もなじんできていたんですけど、本来は夏の風物詩として放送していたので、また夏に帰ってくることができてうれしいです」と心境を明かし、「うだるような暑さの中でこういう背筋がゾクっとするような体験は、やっぱりしっくりきますよね」とコメント。

そして最後に「『ほん怖』クラブのリーダーとして、今回もめちゃくちゃ怖いということは自信を持って言えます!覚悟しながら楽しみにしていてください!」と視聴者へメッセージを寄せた。(modelpress編集部)

稲垣吾郎コメント

― 4年ぶりとなる真夏の『ほん怖』収録を終えていかがでしたか?

「夏放送は4年ぶりになるんですね!秋の『ほん怖』もなじんできていたんですけど、本来は夏の風物詩として放送していたので、また夏に帰ってくることができてうれしいです。収録は今年一番夏らしい体験になりました(笑)。うだるような暑さの中でこういう背筋がゾクっとするような体験は、やっぱりしっくりきますよね」

― 印象に残ったエピソードはありますか?

「今回は大人っぽいストーリーもあります。『ほん怖』クラブのメンバーが“人の気持ちというのが、お化けよりも怖い”って言っていたりして(笑)。ほかにも解釈の仕方によっていろいろ感じることができるストーリーもあって、一緒に見ている人と語りながら見るとまた違った捉え方ができる物語も『ほん怖』にあっていいんだなと思いました。クラブメンバーたちと話している中では、ハッとさせられる意見を言われたりして、そういう解釈もあるんだなって感じることもありました」

― 今年の『ほん怖』クラブメンバーとの収録はいかがでしたか?

「今年はある番組で共演経験のあるメンバーがいたりと、いつも以上に楽しかったです。8歳~10歳のメンバーが多いのですが、特に女の子は本当に大人と同じような意見を持っているんですよ。ピュアなのに、大人っぽいところもあって。その反面、子どもならではのつかみどころのないやり取りで翻弄された部分もありました(笑)。今年は7人の『ほん怖』クラブメンバーが集まって、少しずつ本来の『ほん怖』が戻ってきたなと感じる部分もありますね。みんな心霊エピソードに対して、自分なりの言葉で語ってくれていたし、今回もいい心霊研究ができたと思います!」

― 吾郎さんにとっての“夏の風物詩”は?

「以前はよく、お祭りの花火を見に行っていました。花火が好き過ぎて全国のイベントを追いかけている花火マニアの知人がいて、その方がオススメしてくれるお祭りに行くことが多かったですね。近場だと熱海にも行きました。ここ数年は行けていない状況が続いているので、来年以降はまた浴衣を着て行ければいいな。あと、夏になると洋服に足元は雪駄を合わせたりしているので、雪駄が気持ちいい気温になると夏が来たなって思いますね」

― 放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!

「毎年の放送を楽しみにしている方が、本当に多いと実感しています。僕が『ほん怖』クラブのリーダーになって18年ほど。こんなに長く続けさせていただけるのは本当にうれしいですし、また今年も無事に放送できることがうれしいです。これがないと夏が来た感じがしなかったので、僕にとっての“4年ぶりの夏”という感じ。夏になると、どこに行ってもお化けの話を聞かれたりして…心霊専門家ではないんですけどね(笑)。でも、それぐらい認知されているということなので、『ほん怖』はこれからもライフワークとしてやらせていただきたいと思っています。『ほん怖』クラブのリーダーとして、今回もめちゃくちゃ怖いということは自信を持って言えます!覚悟しながら楽しみにしていてください!」
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