緊急避妊薬「ノルレボ」をもっと正しく知ろう! 「よくある疑問」をブランドサイトで公開
第一三共ヘルスケアは、日本初のOTC緊急避妊薬「ノルレボ®」(要指導医薬品)がスイッチOTC医薬品※として承認を取得してから今年10月20日で1周年を迎え、同日にブランドサイトにて新コンテンツ「緊急避妊薬『ノルレボ®』とは」「ヒストリー」を公開しました。
また、店頭や問い合わせ窓口には服用のタイミングや購入方法に関する多くの疑問が寄せられていることから、緊急避妊薬の正しい理解と適正使用を啓発するため、これまでに購入検討者や当事者から寄せられた多くの疑問や不安の声に答えるかたちで、「よくある疑問」を紹介。
当事者が過度な不安を抱えることなく適切な判断ができるよう、誰もが安心して相談・購入できる環境整備に努めます。
「ノルレボ®」ブランドサイト:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_norlevo/
※医療用医薬品からOTC医薬品に転用された医薬品のこと
■日本初の市販化承認から1年、正しい知識の普及を推進
緊急避妊薬は、避妊に失敗した際や避妊ができなかった性交後に、予期せぬ妊娠を防ぐための緊急的な手段です。
日本では2011年に医療用医薬品として初めて「ノルレボ®錠0.75mg」が承認されました。処方箋なしで薬局で購入できる市販化(OTC化)の承認を取得したのは、その約14年後、2025年10月となります。
日本初のOTC緊急避妊薬として承認され、1年が経過した現在、アクセス環境の整備や緊急避妊薬への理解向上に一定の進展はみられるものの、現在でも服用のタイミングや効能についての不安や疑問の声は多く寄せられています。
同社は、緊急避妊薬を必要とする方が適切なタイミングで正しい選択ができるよう、ブランドサイトでの啓発コンテンツ拡充とともに、正しい知識の普及を推進していきます。
■「ノルレボ®」市販化までのヒストリーと日本における承認までの背景
「ノルレボ®」ブランドは、1999年にフランスで承認されて以来、欧州を中心に市販化が進み、世界各国の女性を支えてきました。
一方、日本では慎重な議論が重ねられ、2025年に初めてOTC緊急避妊薬として「ノルレボ®」が承認。2026年2月から市販化が実現しました。
今回ブランドサイトにて公開されたヒストリーページでは、日本での承認・市販化に至るまでの歩みを紐解いています。
・1999年:フランスで「NORLEVO®」が承認。欧州を中心に緊急避妊薬のOTC化が進む。
・2011年:日本で初めての緊急避妊薬(医療用)として「ノルレボ®錠0.75mg」が承認。
・2016年〜2017年:要望書が提出され、市販化に向けた議論が開始されたものの、見送られる。
・2020年〜2021年:性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の保障を目指し、市⺠プロジェクト「緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」が発足。2020年には10万筆を超える署名と要望書を厚生労働省に提出するなど、アクセス改善を求める生活者の声が高まり、2021年から国での再検討が進む。署名はその後も広がり、18万筆を超える。
・2022年〜2023年:パブリックコメントで、緊急避妊薬のOTC化を推進する意見が4万5千件を超える。
・2023年:厚生労働省の調査研究として、全国145の薬局で緊急避妊薬の試験販売が開始。現場での運用や課題についてデータ収集が進む。
・2025年10月:試験販売事業の結果や専門家による議論を経て、日本で初めて「ノルレボ®」がOTC緊急避妊薬として承認を取得。
・2026年2月:要指導医薬品「ノルレボ®」が全国の薬局にて販売を開始。
日本での市販化に向けては、緊急避妊薬の販売に必要な研修を修了した薬剤師による対面での情報提供や面前服用の実施、プライバシーに配慮した対応や医療機関との連携体制構築など、安全かつ適正に使用されるためのルールが整備され、今日の販売体制が実現しました。
◇「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト」共同代表 染矢 明日香氏
「緊急避妊薬の承認から1年を迎え、2026年2月の発売開始以降、全国約1万8,000か所の薬局へ取扱いが広がっていることを、大きな前進だと感じています。緊急避妊薬へのアクセスは、自分のからだや妊娠について自ら選択し、決めるという自己決定を支える大切な基盤です。その重要性への社会の理解も、着実に広がってきたと感じます。
今後も正しい知識の普及とともに、必要とするすべての人が安心して入手できる環境づくりに向け、様々な立場の人たちと連帯し、歩みを進めていきたいと思います。」
望まない妊娠を防ぎ、誰もが自分の意思で健康や人生を選択できる権利(SRHR:性と生殖に関する健 康と権利)を守るため、処方箋なしで薬局にて緊急避妊薬を購入できるよう求めて2020年に発足した市⺠プロジェクト。
18万筆を超えるオンライン署名の集約や厚生労働省への政策提言、実態調査、啓発イベントなど多面的な活動を展開し、日本における市販化に向けた議論を牽引してきました。
プロジェクト公式サイト:https://kinkyuhinin.jp/
■【解説】正しく知っておきたい緊急避妊薬の「よくある疑問」
2025年10月のスイッチOTC承認から1年が経ちますが、服用のタイミングや仕組みについて、様々な疑問や不安の声が寄せられています。
一人でも多くの人が不安な場面でも冷静かつ迅速に対処できるよう、事前に押さえておきたい主な疑問と解説を紹介。これ以外にもブランドサイトでは、ユーザーから寄せられたよくある疑問をFAQ形式で紹介しています。
Q.ノルレボ®はどのような薬ですか? 中絶薬とは何が違いますか?
ノルレボ®は、避妊ができなかった、またはコンドームの破損などで避妊に失敗した場合に、性交後 72時間以内に服用することで妊娠を防ぐ緊急避妊薬 (アフターピル)です。主に排卵を遅らせることで、妊娠の成立を防ぎます。
すでに成立した妊娠に対しては効果がないため、 妊娠している方は服用できません。また、成立した 妊娠を中断する作用はないため、中絶薬とは異なります。
なお、ノルレボ®を正しく服用しても必ず妊娠を防げるわけではありませんので、服用から3週間後を目安に妊娠検査薬または医療機関の受診により、妊娠の有無を確認してください。また、服用後の性交に対する避妊効果は期待できないため、ノルレボ® 服用後も適切な避妊を行ってください。
Q.経口避妊薬(ピル)を服用中や、飲み忘れた場合でも、ノルレボ®を服用できますか?
経口避妊薬(ピル)を服用されている方でも、必要な場合はノルレボ®を服用できます。ただし、経口避妊薬(ピル)を正しく服用している場合は、ノルレボ®を併用する必要はありません。
経口避妊薬(ピル)を飲み忘れた場合は、緊急避妊薬としてノルレボ®を服用できます。経口避妊薬を飲み忘れてノルレボ®を服用した場合は、ノルレボ®服用後12時間以内に経口避妊薬(ピル)を再開してください。
なお、ノルレボ®服用後は消退出血(ホルモンの影響による出血)が遅れることがあります。心配な場合は医師または薬剤師に相談してください。
Q.ノルレボ®にはどのような副作用がありますか? 服用後に嘔吐した場合はどうすればよいですか?
ノルレボ®の副作用として、吐き気・嘔吐、下腹部痛、頭痛、眠気、めまい、不正性器出血、月経の変化などが一時的にあらわれることがあります。副作用と思われる症状が出た場合は、薬の添付文書を持って医師または薬剤師に相談してください。また、ノルレボ®を服用してから2時間以内に嘔吐した場合は、ご自身の判断で再度服用はせず、医療機関を受診してください。
なお、ノルレボ®を正しく服用しても必ず妊娠を防げるわけではありません。月経のような出血や頭痛、吐き気、倦怠感、眠気などが7日以上続く場合は、妊娠等の可能性もあるため、速やかに医師または薬剤師に相談してください。
■製品紹介:緊急避妊薬(アフターピル)「ノルレボ®」について
「ノルレボ®」は、医療用「ノルレボ®錠1.5mg」と同一成分を同量配合したスイッチOTC医薬品で、一定の要件を満たした薬局・ドラッグストアで購入できます。
・妊娠の不安がある性交後、72時間以内の服用で妊娠を防止する効果が期待できます。必要になったときは、なるべく早く服用することが大切です。
・性交後に服用することで「排卵を抑制する」作用のほか、「受精を防ぐ」「受精卵の着床を阻止する」作用があるとされており、妊娠後の中絶とは異なり、妊娠そのものを防ぎます。
・店頭で購入する際は、緊急避妊薬に関する研修を受けた薬剤師による確認の後、薬剤師の面前で服用する必要があります。持ち帰ることはできません。
・服用する女性本人のみが購入できます。男性の購入はできません。
・購入にあたってパートナーや親の同意は不要です。また、年齢制限もありません。
●販売名:ノルレボ
●分類:【要指導医薬品】(OTC医薬品)
●包装・価格:1錠 メーカー希望小売価格 7,480円
●効能・効果:緊急避妊
●成分・分量(1錠中):レボノルゲストレル 1.5mg
この医薬品は、緊急避妊薬に関する研修を受けた薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んで使用してください。
「ノルレボ」は、Perrigo社の登録商標です。
◇<「ノルレボ® 」取り組みの背景>
同社の調査※2によると、1年以内に性行為の経験がある18〜49歳の日本在住女性のうち、予期しない妊娠のリスクを経験した※3割合は約2割にものぼることがわかりました。その状況に直面して初めて、不安と焦りの中で、避妊や緊急避妊薬の情報を探すケースも少なくありません。
「ノルレボ® 」は緊急避妊薬を必要とする女性が安心して速やかに購入できる環境を整えることと併せて、女性だけでなくパートナーとなる男性も含めて避妊について正しく理解してもらうための情報提供を行い、「自分の体のことは自分で決める」考え方が当たり前となるよう、今後も様々な取組みを続けていきます。
※2 2024年12月 第一三共ヘルスケア調べ(対象:18〜49歳女性 11,952名、調査機関:マクロミル、調査方法:インターネット調査)
※3 性行為をした後で、「避妊に失敗した可能性がある」「妊娠したくないのに避妊をせずに性行為をした」といった経験
(エボル)
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