モテすぎレディはなぜ、男性の心を掴むのか? 傷つきたくない女たちの泥沼婚活【ガールオアレディ3・Ep.5−6】
※本コラムはABEMA『ガールオアレディ3』第6話までのネタバレを含みます。
「20代のガールチーム」と「30代のレディチーム」に分かれ、男女がリアルな婚活バトルを繰り広げるガールオアレディ。共同生活がスタートした5〜6話では、ライバルと顔を合わせながらの婚活がスタート。
そんな状況で見えてきたのは、1人の“モテすぎ女”の存在と、全女性が持っているであろう「もう傷つきたくない」という、保身の感情。傷つきたくないから石橋を叩くのだけれど、相手から好意が返ってこなかった時、婚活的にはその人を追いかけるのは、止めるべきなのでしょうか?
■#5 一途すぎ&他見すぎでガールが失速!?
序盤、こじらせ気味のレディたちと比べて、自由にたくましく、自分らしく恋していくように見えたガールたち……そんな彼女たちが今、ちょっぴり困り始めているように見えます。
ガール指名のデートにお出かけできたのは、モモエ、キララだけ。レイを一途に想うオダミユと、序盤選びたい放題だったはずのマホは、お留守番になってしまいました。「他も見なきゃ」とは分かっていても、なかなかレイ以外のメンズからのアプローチがないままのオダミユ。そして、そのマイペースすぎる振る舞いで、リキヤとキョウヘイ、どちらとも関係を構築できていない状態のマホ。
こんな未来、いったい誰が想像できたでしょうか。1話であんなに輝いていた2人が今、目に涙を浮かべながら、シンプルに困っています……。ちなみに、マホがキョウヘイに対して言った「(リキヤが私を選ばなかったので)これからはキョウヘイを選びたいと思っている」というあの一言は、致命傷になってしまったような気もします。あの状況で他の人とあからさまに比べられるのは、男女にかかわらず悲しいですよね……。
オダミユとマホの症状は真逆とも言えますが、2人とも序盤のやり方では、なかなか次の恋には進めなそうな予感です。中盤に差し掛かり、ある程度全体の関係が見えている以上、ここから状況を変えるには、自分から積極的に行動したり、今までに見せていない魅力でアプローチしたりする他なさそう。立っているだけでかわいがられるガールだからこそ、ぶつかっている壁とも言えるでしょう。
匙加減一つでショウタにもリキヤにも行けそうな状態のモモエは磐石として、ショウヤとロマンティックな一日を過ごしたキララの目前にも、暗雲が。お互いをイメージした香水づくりに、船上での夕焼けビューという、プロポーズ級にエモいデートを完遂したにもかかわらず、イマイチ気持ちが盛り上がりきらなかったショウヤには、思わず横転しちゃった視聴者も多いのでは?
ショウヤとキララのデートに際立った欠点は見当たらなかったからこそ、逆に根本的な問題とも言えます。お互いに「素でいられる」とは話していたものの、気持ちとしてはキララの方が固まりつつある様子。このデートの後に、ショウヤが他の女性を選ぶのを見るとしたら、さすがのキララもツラそうです。
レディチームも、ここに来て息を吹き返したのはレオ×エツコの大人カップルだけ。スミレ、ミユはなかなか行動できずにいます。そうこれは……ひとえにカナコがメンズからモテすぎているのが全ての原因なのです……!
■#6 モテすぎレディはなぜ、メンズの心を掴んで離さない?
数多くの好意の矢印の中から、リュウスケを選んだカナコ。長男で女兄弟に囲まれているリュウスケは、女の子に自然に優しくできるのが長所だけど、カナコが終始「リュウスケといると、ラクで楽しい」と話します。
カナコは今のところ、誰に対しても明確な好意は見せていません。それでもツラそうな背中を見せるだけで、ショウヤにも「元気づけたかった」と言わしめてしまうのだから、無自覚の魔性があるとしかいいようがありません。
丹精な顔立ちはもちろんのこと、凛々しめなキレイさを持つ外見とはギャップのある“弱さ”を見え隠れさせるカナコ。エツコにスミレと、レディチームは軒並み「基本強そうに見せてしまう」人が多い中で、本人は無自覚そうながらも、男性にも弱みを見せられるところが、カナコのかわいらしさともいえそうです。
強く見せちゃう戦法が男性にとってマイナスイメージとなってしまうのは、すでにマホが証明済み。なんなら、最初こそ強い女性に見えたエツコが、素直な振る舞いでレオ様の心を掴んでいるのも、また然りです。
結局、どんなに追いかける恋がしたい男性でも、強がってる女性が好き、なんてことはないのかもしれません。女性が自分の心に素直になれてこそ、男性も迷いなく女性を追うことができるというもの。
オダミユに「今、キュンとしてない」とハッキリ伝えたレイが、ここに来てレディのミユに甘えたのも、きっとオダミユの迷いがレイにも伝わっているから。結局、女性だけじゃなくて、男性だって甘えたい……ハズ。恋愛から離れていたからこそ、共同生活の中で自然な魅力を出せていそうなミユには、これからぜひ頑張ってほしいところです。
キララとのデートの後、カナコへのアプローチを強めつつあるショウヤですが、そんなショウヤの背中を追いかけるキララ。一途にアプローチを続けていたモモエに「疲れちゃった」と言わせてしまったリキヤも、この後ひと波乱を呼びそうです。
ここまで、多くのメンバーの好意の矢印が定まってきていたものの、両思いの矢印からは弾き出されかけているメンバーもいるので、同棲生活のスタートは、今から不穏な予感……。
■結婚って、婚活ってなんなんだろう
「結婚のことを大袈裟に考えすぎてるかもね」というリュウスケの言葉と「恋愛と結婚って違うよね」というオダミユの言葉。ここに来て「結婚ってなんなんだろう」と考えさせられてしまった中盤回。
恋心に従うだけでいいのなら、オダミユはレイにもっとアピールするべきで、キララはショウヤを追いかけ続けるべきなのでしょうか。でも、みんなそれなりに傷ついてきていて、だからこそ「結婚では傷つきたくない」と、そう思っているように見えます。
結婚は恋愛の延長線上にあるけれど、別れるのが簡単ではないことだけが、恋愛と違う点とも言えます。「できれば生涯最後の相手にしたい」からこそ、自分の欲望が剥き出しになるし、肩肘張った関係では、生涯一緒にいることは難しい……だけどそれは、根本的には恋愛も同じはずです。
婚活と思った瞬間、本格的な感じがして、慎重に行動してしまうのは自然なこと。だけど自己保身ばかりを考えていては、自分らしい魅力も伝わりません。素で一緒にいられる相手を見つけるのが、幸せな結婚の要素なのだとしたら……マホもキララもオダミユも、そしてスミレも、ここからが正念場です。
ガールオアレディ3
https://abema.tv/video/title/90-1849
毎週日曜夜9時~放送中!
(ミクニシオリ)
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