吉本興業、沖縄に専門学校を設立　落城式＆入学式にガレッジセール登場

9日、新校舎落成式、内覧会とともに、記念すべき第1期生の入学式を開催。落成式には、まずMCのガレッジセールと宮川たま子が登場。ゴリがさっそく「さっき全フロア見学したんですけど、設備投資ハンパないです。よしもとの給料、ここに吸い取られてたんですよ！」と来賓客に訴え、笑いを誘った。その後、ガレッジセールらにより、華々しくテープカットが行われた。

ユニークな入学式

落成式に続き、司会を務めるガレッジセールと宮川により開会の辞が述べられ入学式へ。栄えある第1期生となる36名の新入生が入場した。そして開校宣言、来賓による祝辞後、クリエイティブ学科 マンガコース講師・堀江信彦氏は「あと20年もすればAIに人間が取って代わられると言われています。その中で人間は『人間に生まれてよかった』と思えることをやるべきだし、あなたたちが学ぼうとすることはそういうことだと思います」と生徒たちに期待を寄せる。さらに、堀江氏の「1期生にはだいたい天才が現れます」という言葉に、ゴリは「確かに、NSCの1期生はダウンタウンですもんね」と納得した表情で頷いていた。

パフォーミングアーツ学科 パフォーマーコースのダンス講師・ヒントン・バトル氏は、「コンニチハ！」と大きな声で挨拶したあと「本コースの講師陣は充実していますので、みなさんはこの学校での学びを最大のものにしてください」とメッセージ。「イエーイ！」と笑顔でテンション高く挨拶をし、新入生を和ませていました。

最後に、吉本興業株式会社 代表取締役社長・大崎洋（※「崎」は正式には「たつさき」）氏より祝辞が。「イエーイ！！」とヒントン・バトル氏に負けずとも劣らない大声で新入生たちに挨拶をする大崎社長に、ゴリが思わず「ホントに社長なのかなこの人」とポツリ。「NSCの1期生だったダウンタウンに教えたことはひとつもなかったけど、彼らのグチや悩みは延々聞き続けた。だから、君たちにも教えられることはないけど、グチや悩みは聞けると思うんで、いつでもメールください」とフレンドリーな言葉を贈り、新入生を励ましていた。

「沖縄ラフ＆ピース専門学校」充実の施設設備

同校は、1Fと2Fは誰でも入れるオープンスペースとなっており、1Fにはワークショップなどが行われるイベントスペースやこども食堂も。2Fにはマンガが3500冊あるほか、CDやDVDなども豊富に揃うオープンギャラリーとなっている。3Fにはスタジオと大教室が、4Fはおもにプロダクションコースの生徒が使用し、照明を学べるような教室や、歌のレッスンなどに使われる個人レッスンルームを設置。5Fはおもにクリエイティブ学科のCG・アニメコースの生徒たちが使用するPCルームや、パフォーマーコースやプロダクションコースの生徒が使用するレコーディングルームがあり、全て最新型の機材が揃えられている。（modelpress編集部）