あーちょさん(@A_d185a)/撮影:ひがけん(@kenta_higaken)

「ド陰キャだし、すごく甘ったれなんです」男装もこなす175cm美脚レイヤーの素顔

2026.10.15 10:41
提供:ENTAME next

8月15日から16日にかけて、東京ビッグサイトで世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット108」(以下、C108)が開催。2日間で26万人が来場し、前年の夏開催から1万人増を記録した。『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!

今回話を伺ったのは、2日目の会場でゲーム『原神』のネフェルに扮していた、あーちょさん。男装も女装もこなし、ランウェイを歩くモデルとしても活動している。何でも引っ張ってくれそうなお姉さん――そんな第一印象の奥にある意外な素顔と、表舞台に立ち続ける理由を訊いた。 ――『原神』のネフェルでの参加ですが、なぜこのキャラクターを? あーちょさん 実はこれまで『原神』をプレイしていなかったんですけど、ネフェルを観たときに一目惚れして、この子に会うためにゲームを始めました。ストーリーの後半に出てくる国・ナドクライのキャラクターなので、最新のところまで進んでゲットしました。多分、このビジュアルが好きだったから、続けられたんだと思います。 ――課金はする派ですか?

あーちょさん 『原神』の場合は性能の良さもあるのですが、そのキャラが欲しいとなったらしますね。始めたのが今年の4月ぐらいなんですけど、そこからずっといいキャラがピックアップされていて、毎回課金しているかも(笑)。 ――連続で何連ぐらい回しましたか? あーちょさん んー出るまで回すから回数は覚えていないです。 ――月の請求額におどろきそうですが。 あーちょさん そこは見ないようにしています(笑)。苦しいなあって思いながらも、キャラクターが「可愛い」とか「強い、戦いやすい」ってなると、やめられないんですよね。 ――そもそも、コスプレを始めたきっかけは何だったんでしょう。 あーちょさん 最初は友達が「一緒にやろう」って言ってくれたことがきっかけです。それまでは見る側だったので、コスプレは文化として知ってはいたんですけど、自分でやることへのハードルはなぜかあまり考えていなくて。「楽しそう」くらいの気持ちで始めました。 ――ここまで続けられた理由はなんでしょう。 あーちょさん ずっとコンスタントに活動していたわけではなくて、「自分がやりたいときにやろう」というスタンスだったのが良かったのかもしれません。だから「やめよう」と考えたことはないですね。一番の魅力はキャラクターの再現で、メイクを研究したり、ウィッグを作ったりするのがすごく楽しいんです。 ――お仕事としてやるようになったのは、いつ頃からですか。

あーちょさん たまにするぐらいなら3、4年前とかかな。2025年ぐらいから、ちゃんとお仕事としてのコスプレが増えた印象です。

――趣味から仕事への切り替えで、難しさはありませんでしたか。

あーちょさん 特になかったですよ。知らないキャラクターでも、お仕事をきっかけに動画やストーリーをめっちゃ観て、モーションの真似をして、家の鏡の前で練習するんですが、それがずっと楽しい。それでイベントに来てくださったお客様の反応を見るのが面白いなって思います。

――一方でモデルのお仕事もされているんですよね。人前に出るのがお好きなんでしょうか。

あーちょさん 表舞台に立つこと自体は好きなのかもしれないです。でも、実はすごく人見知りで。お仕事で知らないレイヤーさんや、まだ慣れていない人とご一緒するときのほうがよっぽど緊張します。「うまく話せるかな」「仲良くなれるかな」といろいろ考えちゃって、結局無言になりがちで……。

――何でも引っ張ってくれそうなお姉さんという印象です。

あーちょさん いや、全然です。ド陰キャだし、すごく“甘ったれ”なんです。

――甘ったれ、ですか?

あーちょさん 「甘えん坊」とはちょっと違う、「甘ったれ」のほう(笑)。甘えられる人にはすぐ「これ持って」って荷物を渡しちゃうし、父にもいつも「迎えに来て」って言っています。

――少し違う角度の質問ですが、もしタイムマシンが使えるなら、過去と未来のどちらに行きたいですか?

あーちょさん 過去ですね。15年ぐらい前に戻りたいです。

――その理由は。

あーちょさん 母が乳がんで亡くなったんです。だから「何があるかわからないから病院に行っておいて」って伝えたい。

――戻れたらいいのに、と思ってしまいますね。

あーちょさん 今でも思い出して悲しくなるときはあります。でも、もし本当に過去に戻って母が助かったとしたら、今コスプレをして、いろんな人に出会っている私はいないかもしれない。それはそれで、また違う人生なのかなとも思うんです。前よりは、穏やかに思い出せるようになりました。

――では最後に、今後の夢ややりたいことは何でしょう。

あーちょさん コスプレのお仕事を増やして、イベントのたびに「あ、あーちょがいるな」と思ってもらえるくらいの存在になりたいです。あと、昔はデザイナーになりたいと思っていたので、いつか自分の“何か”を形として出せたらいいなと。多くの人に知ってもらえたら、コスプレに限らず、いろんなことに繋がっていくんじゃないかなって思っています。

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