“元料理人”水田信二、番組ゲストに「必ずやらせること」 食中毒騒動で改めて注目
元料理人の水田信二が、料理を始める前に必ずゲストへ手洗いを求める徹底した衛生意識が注目を集めている。

13日放送の『水田信二の注文の多い料理教室』(BSよしもと)に、お笑いコンビ・オズワルドの畠中悠と伊藤俊介が出演。アジのなめろう作りに挑戦するなか、水田は調理技術だけでなく、料理の基本となる手洗いから厳しく指導した。
料理を始める前に「まず手洗い」
麻布十番納涼まつりで販売された「冷やし蟹ラーメン」による食中毒が発生し、食品衛生への関心が高まるなか、Xでは『水田信二の注文の多い料理教室』で繰り返し登場する衛生指導を評価する投稿が話題に。
水田は調理師免許を持ち、大阪の和食店や神戸の洋食店で計7年間働いた経験を持つ元料理人。同番組も単なる“料理バラエティー”ではなく、水田自身が「料理番組ではないねん。料理教室やからな」と話す通り、調理の基本からゲストに実践させていくスタイルだ。
この日のメニューは、生のアジを使った「なめろう」。調理へ入ろうとすると、水田はさっそく「では早速手を洗いましょう」と指示した。
「どんぐらい洗ってるか信用できない」
伊藤が「別に洗っときゃ良かったんじゃないですか、始まる前に」と疑問をぶつけると、水田は「どんぐらい洗ってるか信用できないから、どっちにせよ洗わせます」と即答。
畠中も「目の前で見られるってこと? なんか手洗う緊張するな」と戸惑うほどで、水田は“洗ったと言われればOK”にはせず、自分が確認できる状況で手洗いをさせていた。
厚生労働省も家庭での食中毒予防として、調理前の手洗いに加え、生の肉や魚、卵などを扱った後にも再び手を洗うよう呼びかけている。生魚を扱う今回の料理でも、水田が最初に手洗いを徹底する姿勢は、プロの厨房で身につけた習慣を感じさせる。
数珠まで気になる徹底ぶり
さらに水田が目をつけたのが、伊藤が腕につけていた数珠。「数珠も1個1個洗いました?」と確認すると、畠中も「数珠は料理にふさわしくないんじゃない?」と笑った。
伊藤は「数珠は水道水で洗いたくない」と拒否。外すことも勧められたが、「これはもう風呂入る時以外は外しちゃダメだから」と譲らず、「これ多分外して料理したら指2、3本切り落とすと思う。数珠が守ってくれてるんで」と独特の理由を説明した。
笑いのあるやり取りではあるものの、調理する手だけでなく、腕につけたものまで気にするのが水田流。料理の味や包丁さばき以前に、まず衛生面を整えることを重視していることが分かる場面だった。
先輩・山里亮太にも容赦なし
こうした指導はオズワルドだけに向けたものではない。7日に公開された放送100回記念回では、先輩にあたる南海キャンディーズ・山里亮太がゲストだったが、水田はここでも料理を始める前に「じゃ、早速手を洗ってください」と促していた。
山里が「言い方がさぁ、『すげぇ汚い』前提なのがイヤなんだよ」と不満を漏らしても、水田はまったくひるまず手洗いからスタート。
食中毒を防ぐ基本は、原因となる細菌などを食品に「つけない」こと。その第一歩となる手洗いを、相手が誰であろうと省略しないところにも、元料理人の水田が“料理教室”を名乗る理由が表れている。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)
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