殺された探偵と9年前の誘拐事件…西島秀俊✕満島ひかりが挑む衝撃ミステリー『時には懺悔を』
『告白』などミステリーに定評のある中島哲也監督の『時には懺悔を』が8月28日公開。

重い障害のある少年をめぐる人々が、それぞれ抱える「罪」と向き合うミステリー『時には懺悔を』が8月28日より公開。
主人公の探偵・佐竹三雄を西島秀俊さん、その助手となる探偵見習いの中野聡子を満島ひかりさんが演じ、初共演となる2人が事件の真相を追います。調査が進むにつれ、ふたりの過去も明らかになり、「罪」との向き合い方を重厚に描きます。
はたして、犯してしまった「罪」は、「懺悔」によって赦される日は来るのでしょうか?
ひとつの殺人事件がつなぐ誘拐事件

物語は、ひとりの探偵・米本洋一(佐藤二朗さん)が殺されたところから幕を開けます。
元同僚で同じく探偵の佐竹(西島さん)と、助手の聡子(満島さん)が調査に乗り出しますが、やがて米本が、死の直前まで追っていたのは、9年前の誘拐事件だったことを突き止めます。
被害者は、重い障害がある新生児でした。その子供を巡って、誘拐犯と米本殺しの犯人を結ぶ思いもよらない接点が見えはじめるのですが...?
原作者の経験を色濃く反映

本作は、2007年に59歳でこの世を去ったミステリー作家・打海文三が、1994年に発表した同名小説を原作に、中島哲也監督が実写化。
打海自身も障害のある息子を育てた経験を持ち、その実体験が原作には色濃く反映されているといわれています。そのためか、本作で描かれる命の重みや親子の葛藤は、どこかフィクションを超えた痛切さが伝わってくるのかもしれません。
生まれてきた価値を証明

中島監督が原作と出会ったのは約20年前。長年映像化を願い続け、やっと念願がかなった渾身の1作を、中島監督は、「望まれなかった命が誕生し誰かの救いになって、この世界に生まれてきた価値があると証明する。そのことと正面から向き合った映画」と語ります。
西島さんも、中島監督が「リアルな演技にこだわっていた」とふり返り、撮影では手持ちカメラによるドキュメンタリータッチの画づくりを行われたそう。その生々しい映像が、登場人物たちの痛みを、より鮮明に映し出します。
佐竹たちが辿り着く真実は、事件の結末だけでは終わりません。「罪」を背負って生きることが、懺悔によって赦されるかは、赦しを求めた者だけがわかる答えのような気がするのです。
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『時には懺悔を』
8月28日(金)全国公開
公式サイトはこちら!
(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ)
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