元企業広報コスプレイヤー・真中つぐ「需要があるなら続けたい」たどり着いたハイレグという武器
元企業広報という異色の経歴を持ち、現在はコスプレイヤー、グラビアアイドルとして活動する真中つぐ。2026年6月には、全編ハイレグで構成した1st写真集『ハイレグ天国』を発売した。企業広報として発信する際に抱えた葛藤、競泳水着からハイレグへと路線を確立した背景、そしてグラビアと並行して描く店舗経営の夢などを聞いた。(前後編の後編)
――2014年からコスプレ、グラビア活動を始め、2019年には「大人のデパート エムズ」に入社し広報をされていました。まず、入社の経緯を教えてください。
真中 もともとアダルトグッズが好きで、普通にお客さんとしてお店に通っていたんです。あと、前職はコスプレやグラビアとは全然関係ない職業だったので、平日は会社のために頑張って、土日は「真中つぐ」として活動するのが、だんだんもったいない気がしてきちゃって。こんなに頑張れるなら、平日も「真中つぐ」として企業のために働きたいなと思ったんです。
――「真中つぐ」としての活動のためだったんですね。
真中 そうですね。でも、最初はケーキ屋さんの広報など本当にいろいろ調べたんですが、その中で、自分の好きなものってなったときに「あ、アダルトショップ。これ多分いけるな」って思ったんです。メディアの仕事ももらえるかな、みたいに企んでいました。それで、仕事のお昼休みにタクシーに乗って、秋葉原の本社に履歴書を持って面接に行きました。
――グッズ好きを公言することに、抵抗や葛藤はありましたか?
真中 めっちゃ悩んでいましたね。企業の広報として働くこと自体は頑張れるんですけど、メディアの仕事となると、水着やコスチュームを着てグッズを持って連載をしたり、インタビューを受けたりするわけです。
――企業の広報と「真中つぐ」としての表現、その線引きは難しかったのでは?
真中 そうなんです。「真中つぐ」としてのキャラクターや発言は大切にしたいけど、おもちゃの宣伝はしなきゃいけない。この発言はOKだけど、ここは直してほしいなど、ライターさんに細かく赤入れさせてもらっていました。自分の中にいろいろなラインがあって、それを伝えるのが結構大変でしたね。
――広報の仕事を通じて、活動の幅は広がりましたか?
真中 本当にめっちゃ広がりました。ファンも増えましたし、メディアに面白がってもらえたのは大きかったです。連載も8本くらいやっていましたし、雑誌のお仕事もたくさんいただけたので、本当にありがたかったです。
――ご両親には、広報の仕事内容を伝えていたのでしょうか。
真中 めっちゃ隠してますよ(笑)。今もできたらバレたくない。両親には「コスメやコスチュームの企業の広報をしているよ」って伝えてあります。スポーツ紙で連載していたので、いつかバレそうですけど……。もしかしたら、気づいてるけど言わないでいてくれてるのかもしれないです。
――話は変わりますが、真中さんには「日本一競泳水着が似合うコスプレイヤー」というイメージがあります。競泳水着を着るようになったきっかけは?
真中 「競泳工場」っていう、廃工場で競泳水着を着て撮影する有名なカメラマンさんの作品があって、それに出たのがきっかけですね。そこで結構バズって、「競泳水着ってこんなに人気なんだ」って気づいたんです。私自身、水泳を習っていたこともあって、体型的にも似合うタイプだったみたいで、それからずっと着ています。
――もともと、ご自身が競泳水着好きだったわけではないんですね。
真中 マニアの方みたいに型番に詳しかったりとかは全然なくて、似合うって言われるから着ている、くらいの感じです。
――そこから「令和のハイレグクイーン」と呼ばれる、より大胆なハイレグ路線へ進んだのはなぜですか?
真中 今の事務所に入って、6月20日に1st写真集『ハイレグ天国』を出させてもらったのが大きいですね。そのタイトルもあって、最近は結構ハイレグの角度が上がってきていて(笑)。そういうキャラクターになった感じです。
――かなり際どい衣装も多いですが、抵抗はないのでしょうか。
真中 ファンの方にも「恥ずかしくないの?」って言われるんですけど、衣装の過激さには正直あまり抵抗を感じていないですね。コスチュームを着ていることに関しては全然恥ずかしくないです。
――先ほどお話に出た1st写真集『ハイレグ天国』は全編ハイレグとのことですが、どんな一冊になっていますか?
真中 最近は解禁系の写真集が多いですけど、私は自分の色を出したくて、ハイレグで攻めたいっていうこだわりがありました。カメラマンさんが「またガール」というシリーズを撮られていた方だったので、下からのアングルなど結構びっくりする角度から撮ってくれましたね。今までにないアングルの私が見られると思いますし、ノリノリですごく変わった面白いポージングもたくさんしているので、そこも見てほしいです。
――ご自身の活動を「唯一無二」だと意識することはありますか?
真中 そういう感覚ではないかも。自分に合っているものでやれたらいいな、っていう感じです。もともと自分がハイレグや競泳水着が好きで始めたわけじゃなくて、「そこに需要があるんだ」っていうところで、自分がそっちに寄せていっている部分があるので。周りの反応を見て、そこに合わせていきたいっていう気持ちが強いですね。
――長く活動を続ける中で、今後について考えることはありますか?
真中 いつまで続ける、といったことは全然考えていないです。ずっとやるつもり。好きな仕事だし、ファンがいてくれるなら、需要があるなら続けたい。年齢や期限に関してはあまり重く捉えていないかもしれないですね。
――今後の夢や目標を教えてください。
真中 全然関係ないんですけど、マッサージのお店の経営がしたいと思っています。今、タイ古式のマッサージの仕事もしているんですが、年内くらいに独立してお店を出したくて。そのときに、グラドルがお店を出すっていう形でやっていきたいので、グラビアも続けたいんです。
――つまり、今後はグラビアと店舗経営の「二足のわらじ」になるんですね。
真中 そうなりますね。昔から「二足のわらじ」みたいな、忙しい状態が好きなんだと思います。
▼真中つぐ(まなか・つぐ)12月27日生まれ、神奈川県出身。T167、B80・ W59・ H92。コスプレイヤー、グラビアアイドル。2014年から「真中つぐ」として活動し、19年にアダルトグッズ専門店「大人のデパートエムズ」へ入社、広報を務めた。今年6月20日に1st写真集『ハイレグ天国』(新欠片)を発売。趣味はプロレス観戦、陶芸、盆栽。特技はお菓子作り。
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