“リアルスーパーセーラーウラヌス”梶川愛美が明かした根拠のない自信「続けていればきっといける気がする」
真っ黒に日焼けした小学5年生の少女が、IKEAのフードコートでスカウトされた――。現在、「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」でスーパーセーラーウラヌス/天王はるか役を務め、注目を集める女優・梶川愛美。しかし、そのスタートは「行きたくない!」とレッスンを拒み、机にしがみついて泣いていた少女時代にある。グループ活動の休止、女優一本への決断、そして「いつか追い抜きたい」と誓った友人たちの存在――。22歳の今に至るまでの歩みと、その素顔を聞いた。
――現在、「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」に出演中ですが、幼少期に憧れていたヒロインを教えてください。
梶川 かわいい衣装を着て、歌って踊って、みんなを笑顔にする存在に昔から憧れていました。だから、お芝居も歌もダンスも全部詰まった『美少女戦士セーラームーン』の舞台に立てている今は本当に幸せです。
――子どもの頃はどんな性格でしたか?
梶川 今とあまり変わらないですね。むしろ今より外交的だったかもしれません。人と話すのが好きで毎日外で遊んでいました。ドッジボールをしたり、自転車で遠くまで行ったり。おかげで学年で一番日焼けしていました(笑)。リカちゃん人形で遊ぶより、男女関係なくみんなで走り回っているタイプでしたね。
――芸能界入りのきっかけはスカウトだったそうですね。
梶川 そうなんです。小学5年生のときにIKEAのフードコートでアイスを食べていたら声をかけていただいて。「芸能に興味ないですか?」と言われたんですけど、「ないです」って即答しました(笑)。
――かなりきっぱりですね(笑)。
梶川 でも事務所にダンスレッスンがあると聞いて、それなら行ってみようかなと思ったんです。もともと地元でダンスを習っていたので。ただ、最初は本当に嫌でした。レッスンの日になると家のリビングの机にしがみついて「行きたくない!」って泣いていたくらいです。
――そこから続けようと思えた理由は?
梶川 ダンスがどんどん楽しくなったんですよね。それに「ここで一番になりたい」と思うようになって。周りの子たちより上手くなりたい、負けたくないという気持ちが強かったです。
その負けず嫌いな性格は、後に大きな挫折を乗り越える原動力にもなった。アイドルグループでの活動に全力を注いでいた梶川だったが、コロナ禍やメンバーそれぞれの進路などもあり活動は終了。大きな転機を迎えることになる。
――グループ活動が終わったときは落ち込みましたか?
梶川 かなり本気で取り組んでいたので、「これからどうしよう」と思いました。自分の時間も全部使っていたので、正直くじけそうにはなりましたね。
――それでも芸能活動を辞めようとは思わなかった。
梶川 グループ活動は大好きでしたけど、私の中ではずっと「最終的には女優として頑張りたい」という目標があったんです。だから活動終了が決まったときも、「じゃあ女優一本で頑張ろう」と切り替えられました。
――その原動力は何だったのでしょう。
梶川 昔から不思議なくらい自信があるんです(笑)。根拠はないのですが、「続けていればきっと行ける気がする」って。それを信じてやり続けていたら今につながったという感覚ですね。せっかく生きるなら、自分が本当にやりたいことをやろうと決めていたので、この仕事以外は考えたことがありませんでした。
――休日はどのように過ごしていますか?
梶川 人と会わないとエネルギーがなくなるタイプなので、友達とドライブして、美味しいものを食べて過ごしています(笑)。
――趣味も多いそうですね。
梶川 ディズニーパークが大好きです。去年は24回行きました(笑)。
――24回!
梶川 アトラクションよりショーやパレード派です。あと『くまのプーさん』が大好きで。グリーティングで会えたら本当にうれしいですし、泣いている人を見ると「分かる!」ってなります(笑)。
――野球観戦も好きだとか。
梶川 2カ月に1回くらいは行っています。友達と外野席で盛り上がりながらビールを飲むのが最高ですね。
――今後の目標を教えてください。
梶川 まずは「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」を最後まで走り切ることです。でも、それで満足するつもりはありません。モデルのお仕事にも挑戦したいですし、女優としてももっと成長したい。野球が好きなので、いつか始球式にも出てみたいですね。
――10年後はどんな存在になっていたいですか?
梶川 この仕事は絶対に続けていたいです。そして、「梶川愛美が出ているから観てみよう」と思ってもらえる俳優になりたい。私自身が作品を観るきっかけになれたら、すごくうれしいです。
【プロフィール】梶川愛美(かじかわ・まなみ)2004年4月14日生まれ、22歳。神奈川県出身。中学生のときにNHKドラマで荻野目洋子の娘役を演じ、女優としてのキャリアをスタート。19歳で出演した舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入の鯉夏花魁役を機に舞台俳優としても本格的に活動。今年4月に開幕した「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」では、Team Gold Moonのスーパーセーラーウラヌス/天王はるか役を演じ、その再現度の高さがSNSで大きな話題に。趣味はドライブとディズニー。
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