Snow Man/(左から)阿部亮平、渡辺翔太、目黒蓮、佐久間大介、ラウール、向井康二、岩本照、宮舘涼太、深澤辰哉(提供写真)

Snow Man“120分”の大晦日生配信に込めた思い 画期的な演出・サプライズ・驚異の記録・嘘のない言葉…

2024.01.03 04:00

Snow Manが2023年12月31日、グループの公式YouTubeにて生配信企画『Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~』を開催した。


Snow Man、無観客生配信ならでの画期的な演出

「たくさんのみんなと一緒に、大晦日の夜を過ごしたい」というメンバーの強い思い入れで実現した大晦日YouTube生配信ライブ。20時30分から22時まではライブコーナー、23時45分から24時15分まではカウントダウントークコーナー。さらに、セットリストを事前に公開するという、慌ただしい人が多い大晦日だからこその視聴者思いのやり方だった。そんな彼らが常々口にしていたのが、“楽しむ”という言葉。ファンに「楽しんでいますか」と呼びかけたり、メンバー同士で「楽しもう」とアイコンタクトし合ったり…、そして“楽しい”と思える演出がふんだんに盛り込まれていた。

ライブコーナーは、2023年のヒット曲「Dangerholic」からはじまり、「ブラザービート」「HELLO HELLO」「タペストリー」「Grandeur」など代表曲を続々披露。誰もが1度は耳にしたことがある楽曲で多くの人を楽しませた。

ライブ配信会場は無観客と告知されていた。バックスクリーンに映像を流し、ライトなどで演出していたステージパフォーマンスのほか、「DA BOMB」ではCGを使用した近未来的な演出も。また「ベストフレンド」「オレンジkiss」では“すのんち”という年末年始らしいこたつのお部屋を再現したセットも登場。「Cry out」では炎がいくつも打ち上がり、ライブ会場にいるかのような感覚に。印象がガラリと変わるステージ転換が何度もできるのも無観客配信ならでは。見ているだけでも楽しめるステージだった。

Snow Manならではの特別ユニット企画

そして、ファンの間で話題になったのが、ライブ中盤に行われた「特別企画 ユニットシャッフルGP」。過去のグループ内ユニット曲の中からメンバーをシャッフルした「今夜限りの特別ユニット」でパフォーマンスを披露し、視聴者投票でどのユニットが1番良かったのかを決める、ファンと一緒に作り上げた企画だ。

ラウール佐久間大介による「360cm」では、パフォーマンス中は温かな雰囲気に包まれていたが、歌唱後に正式タイトルが「360m」にも関わらず、“cm”にした理由として、身長192cmのラウールと168cmの佐久間を合わせると“360cm”になるからだと告白。身長をイジられがちな2人による“オチ”もしっかりと入れていた。

岩本照目黒蓮阿部亮平が披露した「ガラライキュ!」は、元々ラウール渡辺翔太深澤辰哉による“可愛い”パフォーマンスが特徴的な楽曲だ。それを3人が輪と羽をつけた天使スタイルで、“可愛い”演出に思いっきり振り切っていた。

渡辺・宮舘涼太は「Gotcha!」をパフォーマンス。生まれた病院が同じで幼稚園からの幼馴染みの2人。自転車を使ったパフォーマンスで“ゆり組”らしさ溢れる演出だった。

深澤・向井康二が披露した「Bass Bon」は、元々ラウールと佐久間によるユニット曲で高難易度ダンス・ヴォーグダンスでファンに衝撃を与えていた。そんな楽曲を深澤はラウールを、向井は佐久間を自分たちで作ったという衣装で再現。最後はタイトルにかけて“Baseball”というコント(?)風のパフォーマンスで、違った意味での“衝撃”をファンに与えた。

その後、サプライズでデビュー前の楽曲「Party! Party! Party!」を披露。好きに踊りたい放題の、年末の忘年会らしいまさに楽しい“Party”を繰り広げた。

Snow Man、率直な思いを語った最後の挨拶全文

Snow Man(提供写真)
Snow Man(提供写真)
最後の挨拶では9人それぞれが、楽しいだけではなかった今年1年について、今の素直な思いを語った。<以下、最後の挨拶全文>

【深澤辰哉】
本日はみなさん、ありがとうございました。こうやって大晦日という1年の締めをファンのみなさんと一緒に過ごせたことが本当に最高に嬉しいです。このライブは僕たちがどうしても大晦日という日にみなさんに会いたくて、Snow Manで話し合って、たくさんの人たちにやりたいという話をしました。たくさんのスタッフさん、関係者のみなさん、本当にありがとうございます。めちゃくちゃ楽しかったし、めちゃくちゃ幸せな時間でした。次は絶対みんな直接会おうね。本当に今日はありがとう。

【阿部亮平】
本日はファンの方も、もしかしたらファンじゃない方も、これからファンになる方も、大晦日のこの1時間半という大切な時間を僕たちに使ってくれて本当にありがとうございます。いろいろなことがあったけど、その度にファンのみなさんに支えられて、僕たちは本当にみんながいないとダメです。これからいろんな活動とかパフォーマンスとかを通して、絶対に恩返ししていきたいと思います。最後に、今回は配信という形でしたが来年は絶対生のライブで会いに行くから、覚悟しておいてください。本日はありがとうございました。

【ラウール】
ご視聴いただき本当にありがとうございました。今年1年は少し不安な時間を過ごさせてしまったこともあったりして、自分たちもその中でなにができるのかなというのを探し続けるような1年でした。でもそのときずっとみなさんのことが頭の中にあって、最終的にハングリー精神はあるけれど、みんながいればほかのなにかを欲する必要もないということを思えるぐらいまでになりました。本当にみなさんに支えられた1年でした。2024年以降、どんどん恩返ししていけるアクションをしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

【向井康二】
今日は大晦日という貴重な時間を僕たちに使ってくれてありがとうございます。2023年ももうちょっとで終わってしまいますけれども、今年の1年は結構濃い1年やったと思うんですけども、辛かったこととか、楽しかったこととか、いっぱいあると思うんですけど、この配信を見て、今年最高やったなって思ってくれたら僕たちは嬉しいです。今日は配信という形ですけど、来年いっぱい会えるように頑張りますので、それまで楽しくぼちぼち頑張っていきましょう。2023年もたくさんお世話になりました。来年2024年もSnow Man、僕たちにもたくさんの後輩がいますから、全員のことをよろしくお願いします。またあとで会いますから、とりあえず今日は楽しい時間をありがとうございました。

【宮舘涼太】
2023年は本当にありがとうございました。Snow Manとしても個人としてもたくさんのことに挑戦させていただく1年になりました。そして今日こうして生配信をみなさんに届けられていることをとても幸せに思いますし、この汗やSnow Manの笑顔、そしてこのステージでのパフォーマンスを見ていただけたら本気度が伝わったんじゃないかなと思います。今後、2024年もステージでパフォーマンスさせていただくことの喜びを感じながら、Snow Manとしても発信していければいいなと思っております。本日はどうもありがとうございました。

【渡辺翔太】
本日はみなさん、ご視聴本当にありがとうございます。そろそろこの番手になってくると、しゃべることも被ってくるんじゃないかなと…あ、そういう冗談も言う空気感でもない!?でも本当にほかのメンバーが言っていた通り、この1年いろいろありましたよね。さっきも言ってましたけど、辛い思いをさせてしまったり、でも楽しいこともたくさんありました。いろんな形がある中で、こうやって生配信を実現させることができて、カメラの向こう側にいるスタッフのみなさんにも感謝したいです。改めて今所属している事務所にも、僕は本当に感謝したいと思っています。所属の僕たちタレントがこの表現を使っていいのかわからないんですけど、本当になんか悔しいんだよね。悔しい気持ちがどこかでありました。この言葉の表現が合っているのかはわからないですけど、でもこうやってメンバーとみなさんと一緒に大晦日を過ごせただけでも、全てのことが一気に回収されて、2023年Snow Man優勝しました!というわけで、今年ももう終わりますけど、来年も変わらず、みなさん楽しく笑顔で一緒に過ごしていきましょうね。ありがとう!

【佐久間大介】
本日はありがとうございました。2023年は楽しかったです。本当に今年はいろいろ不安になることだったり、悔しい思いをした人はいっぱいいると思います。俺たちも本当に悔しかったです。でもこうやって今ステージに立っているのも、ライブを一緒に作れるのも、楽しかったって言い切れたのも、心からずっと信頼してくれている力強いスタッフのみなさんと、ずっとずっと俺たちのことを心の底から応援してくれるファンのみなさんがいてくれたからです。本当にありがとうございます。これからもSnow Manを推しててよかったなって、Snow Manって自慢の推しだなって、みんなの誇りになれるような存在に僕たちもなりたいと、いや絶対なると心に決めて活動しています。2024年も、いやもっともっとこれから先も、ずっとずっと先もSnow Manの応援のほどよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

【目黒蓮】
みなさん配信は楽しんでいただけてますでしょうか?今年はいろんなことがあって、楽しかったことだったり、辛かったこと、みなさんもたくさんあったと思います。それでも今こうやって9人でステージに立つことができて、僕たちを見たいと思ってくれてる方たちが見に来てくれる場所で、同じ時間を過ごせていることを本当に幸せに思います。

まず、今回この配信をやろうと思った始まりの思いがあって。それは、俺らのやるべきことはなんなのか、そしてなんのためにやるのかってところだと思うんですけど、僕たちがなにか作品をみなさんに届けたり、こうやってパフォーマンスして、1人でも多くの方が元気になってくれたり、笑顔になってくれたり、明日を生きる活力になってくれたり、夢を与えられたりとか、そういうことをずっと考えていたら、僕たちを必要としていない人たちもいるのは当たり前にいるけど、それだったら曇っている目ではなく、僕たちを心の底から見たいと思ってくれるみなさんのために贈るステージで、みなさんに感謝を伝えたり、笑顔にできたらいいなと思ったことが、今回の配信をやるきっかけでした。

人生は本当にあっという間に終わっちゃうと思うので、みなさんも悔いのないように生きれるように、そして僕たちも悔いのないように生きて、来年2024年僕たちは、見たいと思ってくれているみなさんをできるだけ笑顔にする、そんな年にしたいなと思います。そして僕たちを知ってくれている人で、今見ている人の中で、もしかしたら僕たちを初めて見る方もいるかもしれない。例えば、家族が一緒に見ようとか、恋人が一緒に見ようとか、そういう方たちも貴重な時間を僕たちに割いてくれて、本当にありがとうございました。今回急ピッチでこの配信の中身を作っていったので、まだまだSnow Manの全部は見せきれていないと思うので、来年ももし機会があればSnow Manをぜひ注目して見てもらえたら嬉しいです。来年もよろしくお願いします。そしてスタッフのみなさん、あとメンバーのみんなありがとう。来年もよろしく!

【岩本照】
みなさん楽しかったですか?僕は想像していた以上に楽しかったです。自分たちがこういう風に思いをそれぞれ持っていても、受け取り方は自由だから、ここの僕たちの熱パフォーマンスには嘘はないなって毎回思いながら、僕はステージに立たせてもらっています。それも僕たちがこういうふうにパフォーマンスしたいという思いを組んでくれて、サポートしてくれているスタッフのみなさんもそうだし、いろんな形で僕たちの愛を受け取って、その愛を何百倍にして返してくれるファンの人たちがいて成り立っているなと感じます。せっかくこんな幸せな人生を過ごさせてもらっているんだったら、もっともっと見たことのない景色、こんなに熱い思いを届けられる人たちがこの時代に生きているんだってことは、僕はちゃんと生で直接(届けたい)。

今回こういう配信の形で届けさせてもらいましたけど、今の時代いろんな形で僕たちの思いを届けられると思うので、そうやってみんながいい形で、ハッピーな思いが連鎖していって、いつか直接会ったときに、本気で僕たちの思いを届ける、そんなときが来ると思うので、それまでみんなで一生懸命生きていきたいなと思います。楽しいことも苦しいこともあるけど、それはしっかり胸を張って生きてきた、そして今も生きている証拠だと思う。過去はもうないし、未来はまだないから、今はみんなでしっかり生きて、これからも楽しんでほしい。2023年は素直に本当に幸せな思いを感じさせてもらいました。そこにはいつもファンのみなさん、スタッフのみんさん、本当にみなさんの力がありました。そんな人たちがいっぱいいたから2024年はもっともっと楽しくなるんだろうなって僕は実感していますので、これからもSnow Manの応援のほどよろしくお願いします。

Snow Man、日本歴代1位を記録

23時45分から始まったカウントダウントークコーナーでは、Snow Manらしさ溢れるわちゃわちゃトーク。新年を迎える瞬間はみんなで肩を組みながらジャンプしてお祝い。最後に「D.D.」「あいことば」をパフォーマンスし、『Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~』が終了した。

そして日本記録も樹立。20時30分からの生配信開始直後にYouTube同時接続が驚異の100万人を突破。そして、約1時間10分が経過したころ、同時接続133万人を突破し、YouTube同時接続数日本歴代1位を記録した。

パフォーマンス力、トーク力、仲の良さ…すべてがバランス良く組み合わさって、絶大な人気を誇っていることを証明できたSnow Man。そして、この“120分”を通して嘘偽りのない今の思いをパフォーマンスと言葉で伝えた。さて2024年は、どんなパフォーマンスでファンのみならず、日本中を“楽”しませてくれるのか、目が離せなそうだ。(modelpress編集部)

セットリスト

・Dangerholic
・ブラザービート
・ナミダの海を越えて行け
・HELLO HELLO
・slow...
・DA BOMB
・KISSIN’ MY LIPS
・タペストリー
・ベストフレンド
・オレンジkiss
・LOVE TRIGGER【初披露】
・We’ll go together【初披露】
・特別企画 ユニットシャッフルGP
「360cm(正式タイトルは360m)」(ラウール佐久間大介
「ガラライキュ!」(岩本照目黒蓮阿部亮平
「Gotcha!」(渡辺翔太宮舘涼太
「Bass Bon」(深澤辰哉向井康二
・Party! Party! Party!
・Grandeur
・W
・POWEEEEER
・Cry out
・GRATITUDE

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