果南さん、4歳からハワイで芸能活動 空白期経て日本で再スタートした理由<「ミスモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」準GPインタビュー>
2023.10.20 18:00
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モデルプレス主催の「ミスモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」にて、果南(かなん/19)さんが準グランプリを受賞。インタビューでは、これまでの芸能活動や、夢を叶える秘訣について語ってもらった。
モデルプレス主催「ミスモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」
日本最大級の女性向けニュースサイト「モデルプレス」が主催するオーディション。配信審査は行わず、モデルプレス公式投票審査を採用。グランプリ決定までの過程もモデルプレスの記事にて配信した。「ミスモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」では果南さんが準グランプリを受賞し、mimi(みみ/27)さんがグランプリと投票賞をW受賞。2人は、発売されるごとに大きな話題を呼んでいる女性スタイルマガジン「GIANNA」の掲載権、さらに「いしかわコレクション2023」(9月23日、金沢市文化ホール)への出演権が与えられた。
なお、同時開催された「ミスターモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」では、グランプリと投票賞に松本羚央(まつもと・れお/27)さん、準グランプリには瀧澤彬人(たきざわ・あきと/27)さんが選ばれた。
果南さん、準グランプリ受賞で達成感
― 準グランプリ受賞おめでとうございます!現在の心境はいかがですか?果南:グランプリを目指していたので悔しい部分もあるのですが、連絡をいただいた時は驚きましたし嬉しかったです。頑張っていた期間が実ったと思って達成感でいっぱいです。
― オーディション期間中に特に頑張ったことはありますか?
果南:配信です。期間中はインスタライブを4〜5日間ぐらい毎日夜に配信して、皆さんとお話していました。すごく楽しかったです!
果南さん、4歳からハワイで芸能活動
― 今回のオーディションを受けたきっかけを教えてください。
果南:友達に「受けてみなよ!」って軽く言われたのがきっかけです(笑)。元々のモデルプレスさんの記事をよく読んでいて「オーディションもやっているんだ」ってサラッと見ていたんです。同じような投票制のオーディションに高校生の時に2回挑戦して受賞できなかったので「あまり向いてないのかな」と思っていたのですが、友達に背中を押してもらって応募を決意しました。それと、第5回オーディションのアンバサダーを務めていた篠崎彩奈さん(AKB48)を推しているファンの方が私をフォローしてくださっていて、「彩奈ちゃんがモデルプレスのオーディションのアンバサダーやっているんだけど、やってみない?」ってDMをくださって。そうやってお声を掛けて下さる機会もご縁かなと思って、受けさせていただきました。
― 元々芸能界に興味はあったのでしょうか?
果南:4歳から6歳までハワイで芸能活動をしていて、小学校5年生から高校1年生までは日本でミュージカルをやっていたんです。高校生からは芸能事務所に所属して、舞台を中心に活動していたのですが、大学入学のタイミングで事務所を辞めて、今はフリーで主にモデルとして活動しています。初めたのは4歳からなので、気づいたら芸能活動やっていた…という感じですね(笑)。
― 芸能界入りのきっかけは親御さん?
果南:そうです。お母さんが私にダンスを習わせていて、そこの先生が事務所関係のお仕事もやっていたので、ハワイの雑誌だったり、アラモアナセンター(ハワイ)のステージでパフォーマンスを披露したりしていました。
― 芸歴を考えるとすでに15年なんですね。
果南:そうなりますね(笑)。でも、まだまだなのでこれから見つけてもらえるように頑張ります!
果南さん、日本で再スタートした理由
― 日本に来てから数年間は芸能活動をしていなかったようですが、再び挑戦しようと思った理由はありますか?果南:日本に引っ越してきてからは日本語を覚えることに専念していたので、芸能活動をしていなかったんです。でも、友達がミュージカルを始めて「一緒にやろう」って声を掛けてくれたのがきっかけでもう一度始めました。
― 日本語を学ぶところからスタートしたんですね。
果南:全く喋れなかったです。「こんにちは」も言えなかったですし、英語しか喋れなくて最初は友達もできなかったです。
― そこからミュージカルに挑戦したと。大変なことも多かったのではないのでしょうか?
果南:先生に「英語の曲をやりたい!」って言ったこともあります(笑)。先生が「やりたいことやってこう!」という感じの方だったので、やりたいことを相談したら受け入れてくださりました。衣装とかも「こんなダサいのは着られない!」って自分の服を持って行って、リハーサル中にみんなの衣装をコーディネートしていました(笑)。
― 今後の活動にもミュージカルで培った経験が活きそうですね。
果南:高校生の時は事務所に入ったのでミュージカル団体は辞めたのですが、何かを経験をしたくて舞台の裏方を2〜3回やらせていただいたこともあります。ずっと舞台に関わるお仕事をやっていたので、その経験も活かして今後は女優や映像系のお仕事をやりたいです。
果南さん、今後は海外活動も視野
― 初めはお母様きっかけで芸能活動を始めたとおっしゃっていましたが、いつ頃から自ら芸能活動をしたいと思うようになったのでしょうか?
果南:高校生入学のタイミングです。事務所に所属する前は自己満足で活動していたので、もっと多くの方に見つけてもらいと思うようになりました。その分、批判の声も増えると思うのですが、今が頑張り時というか。何事も挑戦したいと思っているので、新鮮で楽しいです。
― 憧れの有名人はいらっしゃいますか?
果南:kemioさんです。海外に向かって活動している姿をみて、インスピレーションを受けています。
― 果南さんも海外に拠点を置いて活動したい?
果南:はい!近いうちに海外に行きたいと思っています。もちろん日本でも活動していきたいのですが、日本人として世界で活躍できたら良いなと思います。英語ができるので、自分の武器を活かした演技をしていきたいですし、「そういう面もあるんだよ」ってアピールしたいです(笑)!
果南さんの美の秘訣
― コンテスト期間中に、自分磨きのために行ったことはありますか?果南:内面の部分でいうと、自分を見つめ直す期間にしていました。心とか考えって顔に出ると思うんです。予選期間はずっと不安で、友達に会った時も心配されていたのですが「何不安がっているの!」「受けたんだったら1位目指してよ!」って言われて。私も「そうだよな」って思って、本選からは気持ちを切り替えました。
― スタイルをキープする方法や、心掛けていることも教えていただきいです。
果南:大学生からは食事に気を遣い始めました。ラーメンが好きなのですが月1にして、外食もあまりしていないです。あと、コンテスト期間中は「芸能人はこれは食べないだろうな」って芸能人ぶって考えていました(笑)。
果南さんが悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、果南さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。
果南:私は逃げることも大事だと思っています。本当に辛かったら「逃げ道はあるよ」っていうのを伝えたいですね。今の社会では「逃げないことが強さ」っていう捉え方が強いのかなと思っていて…。逃げることも勇気だし「ただ向いてなかった」とか、「そこまで人生に必要じゃなかった」って思うことが大事だと思います。私は縁とか運命とかを信じるタイプなので「意外とこっちの道もあるんだ」とか、そういう風に捉えられると良いかなと思います。
― 果南さんにも違う道を選択した過去があるのでしょうか?
果南:私は学校が向いていませんでした。友達は多かったですし、勉強も苦手なタイプではなかったのですが、中学校がすごい重く感じて。皆が同じ制服を着て、毎日授業を受けるということがなかなか私には合わなくて行かなくなりました。「学校向いてないな」「中学校行かなくていいや」と思って不登校になったら、周りが「どうしたの!?」「何があった!?」って騒ぎになって。でも「違うことやりたい」という気持ちが私の中にあって、中学時代はほぼ毎日ミュージカルに行ったり、旅行に行ったり、別のことをたくさんしました。
でも中学3年生のタイミングで、先生に電話で「高校に行きたいんだったら出席日数が必要だよ」って言われたのがきっかけで「じゃあ3年生は行こう」と思って7日間ぐらいしか休まずに通いました。この登校は「高校に行きたいから、そのために行く」って自分の中で意味があるもので、中学1・2年生は学校に行くほどのメリットが感じられなかったんです。周囲が騒ぎ出したというのもあって、中学1年生の時は悩んでいたこともありましたが、今思えば“ただ向いてなかっただけ”だと思いますし、他にやりたいことがあったからだと思います。
― 中学時代から達観していますね。
果南:家族の影響はすごく大きいと思います。 親に「明日から学校行かないわ!」って言ったら「オッケー!」みたいな感じでした(笑)。
果南さんの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、果南さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。果南:私もまだチャレンジ中なのですが、年をとるに連れ思うのは“冷静になっちゃいけない”ということです。大人になると「やっぱり向いてない」「現実的じゃない」と思って夢を諦めちゃう方ってすごく多いと思うのですが、本当にやりたいなら現実ばかりじゃなくて、もう少し夢を見ても良いのではないのかなって思います。
― 将来に不安になることはないですか?
果南:この業界にいると皆さん同じような感覚で、熱い想いを持った方がすごく多いのであまりないです!
― 最後に読者へ向けてメッセージをお願いします!
これからも活動頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
果南(かなん)さんプロフィール
生年月日:2003年11月12日生まれ出身:ハワイ
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