ジャニーズWEST小瀧望「刑事7人」新人エリート役で新加入 シリーズ史上最大の変革
2022.06.10 05:00
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ジャニーズWESTの小瀧望が、7月13日スタートの東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』(毎週水曜よる9時~)に出演することが決定した。
東山紀之主演「刑事7人」シーズン8始動
2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。もはや“水9”の刑事ドラマ枠で、なくてはならない存在となり、好評を博した2021年放送のシーズン7も、デジタル化していく時代の流れを巧みに取り入れたストーリー展開、7人それぞれに焦点を当てたストーリーによる、キャラクターの背景の深掘りなどが注目を集めた。東山自身が「ここまで続けさせていただけることは奇跡だと思っています」と改めて感慨深げに語り、今作で8年目を迎える『刑事7人』に、シリーズ史上最大の変革が巻き起こる。
犯罪の裏に潜む人間の弱さや複雑な心理までも丁寧に描き出す骨太な人間ドラマというシリーズの醍醐味はそのままに、シーズン8ではさらなる波乱の予感が。それが、新専従捜査班に新たに配属となる坂下路敏(ろびん)の存在。東大卒のキャリア組の新人で、いわゆるZ世代のエリートである彼が、天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストと対峙することでいったいどのような化学反応が生まれるのか注目だ。
小瀧望、Z世代の新人刑事・坂下路敏を好演
そんなシーズン8の台風の目となる坂下路敏を演じるのは、小瀧。ジャニーズWESTのメンバーとして華やかにステージを駆けるだけではなく、2018年には映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』で黒島結菜とW主演を果たし、2020年の舞台『エレファント・マン』では、第28回読売演劇大賞の杉村春子賞と優秀男優賞を受賞。近年では主演ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(2022年/テレビ朝日)でも個性を発揮した若き演技派として知られている。この活躍には東山も「非常にチャレンジングな姿勢で、しかもそれを成功させているのはすごい」と太鼓判を押す。そんな彼が、柔らかい物腰で、先輩との立ち回りもそつがなく、警察官への憧れを持って晴れて刑事となった坂下路敏をどのようなアプローチで体現するのかに注目。さらには、捜査は効率重視で、会議はシェアボックスからリモートで参加、足を使っての聞き込みよりもSNSを駆使、挙げ句は堂本教授との挨拶もリモートで、というZ世代の新人刑事と、天樹を筆頭とした“ガラ刑(ガラパゴス刑事)”との世代間ギャップは、より幅広い世代が楽しめるだろう。
小瀧が「胸を借りるつもりで、食らいついていければと思っています!」と語る、ジャニーズ事務所の大先輩である東山との演技合戦にも期待が高まる。
サスペンスフルな物語&深い人間ドラマにも拍車
毎シーズン、その時代を色濃く反映した物語に唸らされる『刑事7人』だが、今回も気になる第1話から、匿名性の高いSNSを用いた犯罪や、〇〇ハラスメントといった現代を生きる上で切り離せないワードが多数散りばめられているものになっている。相変わらず、単独行動で事件を追う天樹。そして、多様化する犯罪に臆することなく、インターネットなどを駆使して捜査を行う新人刑事の路敏。彼は「捜査の天才と呼ばれる天樹さんを中心にしたエリート集団」に憧れ、新専従捜査班配属を希望したと言うが、そんな路敏の姿に戸惑うメンバーたち。
最初こそ、両者に深い溝が生まれるが、天樹は「時代が変わり、事件も変わり続けている。捜査も変わらなきゃいけない」と、路敏に一定の理解を示す。そして、路敏が天樹らメンバーと深く接していく中で遂げる成長や育む絆。彼が何かを感じ取り、どんどんたくましくなっていく姿を、天樹たちとともに見守り、応援したくなるような内容となる。
「刑事7人」に突然の別れ
そして開始早々、片桐がポツリとつぶやいた一言「また一人抜けちまうか……」。新メンバーが加入したばかりの新専従捜査班に、突然の別れが!?果たして、誰が新専従捜査班から旅立つのか。『刑事7人』史上最大の変革に注目だ。(modelpress編集部)主演:東山紀之コメント
『刑事7人』の夏がやって来ました。シーズン8となりますが、ここまで続けさせていただけることは奇跡だと思っています。さらに今回から小瀧が加入してくれて、新たな若い力をこのおじさんたちの中に(笑)注入してくれることを、楽しみにしています。おそらく、7人という数字に関しては、彼も7人組のジャニーズWESTで慣れているんじゃないでしょうか(笑)。しかし実は、小瀧ときちんと話すのは今回が初めてなんです。舞台『エレファント・マン』で賞を獲得したり、非常にチャレンジングな姿勢で、しかもそれを成功させているのはすごいですよね。今作はクセの強い先輩たちが多いですが、臆することなく現場になじんでいて、頼もしいですし、さすが関西の方だなと感心しています。彼の演じる、コスパ重視の坂下路敏に関しては、汗をかいて情報をかき集めるアナログ感あふれる我々世代とのギャップが面白いんです。もちろん、どちらのやり方も間違ってはいないのですが、大事なことは何かと徐々に気付いていく、彼の成長物語も見どころとなっています。また、路敏が犯人を追う際などのスピード感も、映像を通して感じてもらえると思います。
僕自身も、北大路欣也さん、吉田鋼太郎さんといった、素晴らしいベテラン俳優の皆さんとご一緒できるのは、毎年の楽しみになっています。北大路さんは普段は穏やかなのですが、やはりすごい存在感で、いつもドラマを締めてくれています。ご自身の若いころの経験談もたくさん話してくださいますので、僕も今の自分の年齢で起こっていることを、もっと深く消化できて、とてもありがたいです。少なくとも、撮影現場にはドラマの設定のような世代間ギャップはなく、良い環境下であることは間違いありません。そんな良い雰囲気の中で撮影が進んでいる新しい形の『刑事7人』を、皆さんに楽しんでいただきたいと思っています。
新メンバー:小瀧望コメント
今回から参加させていただきますが、こういった長い歴史を持つドラマに出演させていただくのは初めてとなります。とてもうれしいですし、僕にできることがあれば全力でやりたい、と意気込んでいます!7人は7人でも、僕が所属しているグループと比べると平均年齢がぐっと上がりますが(笑)、実は大先輩に囲まれている現場は大好きなんです。もちろん、プレッシャーはあります。現場のスタッフさんから「東山さんが『小瀧はいい仕事すると思う』と言っていたよ」と聞いて…大先輩たちの胸を借りるつもりで、食らいついていければと思っています!現場は本当に和気あいあいとした雰囲気で、皆さん優しい方ばかりなんです。昨日も東山さんがドリンクを差し入れてくださって、「いったん、5分休憩」となったのですが、結局、みんなで15分以上も盛り上がってしまいました(笑)。
得られるものがたくさんある現場だと思いますので、ひとつひとつを大事に、取りこぼさないように吸収していければと思っています。気合いと熱さ、若さのエネルギーで挑みますので、応援よろしくお願いします!
「刑事7人 シーズン8」第1話あらすじ
新専従捜査班に新人・坂下路敏(小瀧望)が配属された。東大卒のキャリア組だが、新専従捜査班を、天樹悠(東山紀之)を筆頭としたエリート集団と認め、自ら希望して配属されてきたというのだ。爽やかでフレッシュで、いい子に見える新人の登場を歓迎する面々。教育係は水田環(倉科カナ)が務めることに。そんな中、大学教授が胸を万年筆で刺される殺人事件が発生する。天樹、環、海老沢芳樹(田辺誠一)、野々村拓海(白洲迅)、そして青山新(塚本高史)らはさっそく現場に臨場。万年筆を何本も胸に刺すという犯行に、犯人の異常さを感じるのだった。
片桐正敏(吉田鋼太郎)を中心に、捜査会議が始まったが、被害者は“アカデミックハラスメント(=教職員が教育上の権力を濫用して学生に嫌がらせを行う行為)で生徒からの評判は最悪だとか。そして天樹は、1週間前の女性経営者殺人事件との関連を指摘する。
一方で、シェアボックスから会議にリモート参加していた路敏が、ハンドルネーム“ハラスメントキラー”が、大学教授と女性経営者のハラスメント被害を訴えるSNSに『イイネ!』を押し、犯人しか撮影できない画像をアップしていたことを突き止める。堂本俊太郎(北大路欣也)の司法解剖によれば「犯人は殺意よりもこの殺人を誇示している」とのことだが…真犯人はこの“ハラスメントキラー”なのだろうか!?
次々と起こる、匿名性の高い連続凶悪殺人事件を、彼らは無事解決することができるのか?そして、新たなメンバーを迎えたばかりの新専従捜査班に、突然の別れが―
【Not Sponsored 記事】
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