Snow Man「命を削ってやっています」“連獅子”挑戦への苦労＜「滝沢歌舞伎ZERO 2022」取材全文＞

Snow Man主演「滝沢歌舞伎ZERO 2022」

2006年に『滝沢演舞城』として誕生し、2019年にSnow Manに受け継がれた『滝沢歌舞伎ZERO』。主演は、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介。今最も勢いのある彼らが、歌、ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧、そしてタイトルになっている歌舞伎と、圧倒的なエンターテインメントで観客を魅了する。

そして次世代を担うジャニーズJr.のIMPACTors佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我が出演。演出は滝沢秀明、全体的な振り付けをA.B.C-Zの五関晃一が手掛ける。

Snow Man、初日を迎え…

― Snow Manのみなさんにお入りいただきます。

全員：（歩きながら）よろしくお願いします。

― まずはじめにお一人ずつご挨拶をいただきたいと思います。

岩本：はい、岩本照です。本日は本当にお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。無事に初日を迎えることができて本当に嬉しく思います。最後までよろしくお願いします。

深澤：はい、深澤辰哉です。短い時間ですが、本日はよろしくお願いします。

ラウール：はい、ラウールです。よろしくお願いします。

渡辺：はい、渡辺翔太です。今日はよろしくお願いします。

向井：どうも、みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二です。本日は最後まで楽しいトークをしましょう。よろしくお願いします。

阿部：はい、阿部亮平です。かっこよく撮ってもらえたら嬉しいです（ニコッ）。

向井：おーいっ！！

佐久間：あざといな～（笑）

目黒：はい、目黒蓮です。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。

佐久間：はい、アニメオタク兼Snow Manの佐久間大介です。本日はみなさまの…（イケボで）いや、僕たちの笑顔をたくさん撮ってもらって、みなさまに笑顔になってもらえたらいいなと思います。

向井：どういうキャラや！

佐久間：素がマジで出ちゃった。

― それでは最後に…

宮舘：（前のめりで）俺はっ！？

向井：今の美味しかったね！

会場：（笑）

― 宮舘さんお願いします。

宮舘：はい、宮舘涼太です。本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。最後までよろしくお願いします。

― それでは早速ですが、質疑応答のお時間となりますので…（声が裏返る）

向井：ちょっと待って！喉！！

― 声が裏返りまして、すみません。

佐久間：緊張しているんです。

向井：ミンティアいる？（ポケットからミンティアを出す）

佐久間：それ大事です。

深澤：あとで！！

向井：司会は大事やねん。

― リラックスしてますので…

渡辺：（すかさず）してないでしょ！

― それではご質問を記者のみなさんから受けたいと思います。

― （ここから記者に）今から楽しい雰囲気ですが、まずは初日を迎える思いをお願いします。

岩本：そうですね。本当にエネルギッシュな作品ですので、怪我に気を付けながら、キャスト・スタッフ一丸となって、1公演1公演丁寧に、お客さんにエネルギーを届けたいなとワクワクしようと思います。

Snow Man、“連獅子”に挑戦「命を削ってやっています」

― リニューアルもあって、忙しいSnow Manにとって大変な稽古だったと思うのですが…

向井：そうやねー。なんならこの時間も練習したいぐらい！

深澤：来てくださっているんだから…

佐久間：ありがたいです。

― 大変なところもありますが、見どころはどこですか？

深澤：逆にどこだと思います？

佐久間：逆にどこが見応えありました？

― 本当に、素晴らしかったです。

佐久間：ありがとうございます。

向井：どこやって聞いてるんだよ。

― 初めてやった連獅子ですとか…

佐久間：連獅子ね～目玉ですね。やっぱこんだけの人数で連獅子やることってないことなので、回転数と言いますか、頭を振っている回数もみんなの限界に挑戦する感じなので、命を削ってやっています。

― なんと23回回して、そして揃っていた。1番苦労した方は？

佐久間：渡辺くん…

渡辺：今も首が痛くて。でもああしているときに、すごく客席も換気ができていいのかなと。

― そんな意味での連獅子ではないと思いますが…（笑）。みなさんの気持ちも統一されると言いますか、すごく揃っていたんですけど、これはどれくらいの時間をかけてやられていたのでしょうか？

深澤：練習時間ですか？でも毛を振ったのは3回目ですかね。なかなかスケジュールの兼ね合いで間に合わなかったりとか、頭も自分のサイズに合っているのを回さないと意味がないというか、出来上がったのがギリギリだったので、そこから3回ぐらい（練習しました）。

― 頭のサイズ、深澤さん違いますよね！？

深澤：そうなんですよ。なので、僕のだけ別注でした（笑）。被せてくれる人もめちゃめちゃおおー、でっけいなーって。

会場：（笑）

阿部：歌舞伎界でもこの演目をやれることはすごく光栄なことなので。

― ラウールくんはどうでした？

ラウール：身長に合わせて髪の毛の長さが決まっているので、僕が1番ロン毛でした。

― 重い？

ラウール：そうですね。

― 大変でした？

ラウール：はい。

佐久間：でも頑張っていたよ。

ラウール：ありがとね。

深澤：佐久間が1番短いもんな。

全員：（笑）

佐久間：なぜか僕1番短いんですよね。（段の上にいるので）今1番大きい…ラウールより大きいんですけどね（笑）

向井：足元映してあげて。

佐久間：ちょっと映さないで。

ラウール、身長ごまかす「本当は170cmぐらい」

― 去年から比べてすごくかっこよくなったなと、お互い成長したところはありますか？

深澤：今回滝沢歌舞伎でそれぞれがコンビだったり、トリオだったりする演目があるので、それとか袖で見ていると、みんな成長しているなと思いました。

向井：誰やっ！社長のポジション！？

深澤：今までの滝沢歌舞伎もカンパニー一丸となって…

ラウール：僕とめめがいつも楽屋に戻ったら、ここいいよねと言うことがあるんですけど、ふっかさんが、ラップがすごいはまっているんですよね。ラップがすごいはまっていて…

佐久間：かっこよかった！

深澤：本当に！？今度からラップやろうかな～。

佐久間：あの曲調にあっているんだよね！

深澤：ありがとうございます。めっちゃ嬉しいですね。なんか、そういうつもりじゃなかったんですけど。

佐久間：そのシーンでいうと、成長したなってとかじゃないですけど、本来3人が今回殺陣のシーンをやるんですけど、刀が今まで使っていたのより長いんですよね。

宮舘：長さもあってLEDも付いてますので、長いし光る刀なので、結構重量感もあります。

佐久間：あれを使っているのはすごいなって。かっこいいよね。

阿部：新しいよね。歌と殺陣も珍しい、ここでしか見れないものかなと思います。

深澤：今回ここのパフォーマンスも大事になってくるところではあったので、見ていただいて、みなさんにどう感じていただけるのか楽しみです。

― 成長と言いますと、ラウールさんまた身長が伸びているんじゃないのかなと。

ラウール：実はハイヒールを履いてて…

深澤・佐久間・向井：ハイヒール？

佐久間：今背伸びしていない？

ラウール：もうね、ずっとシークレットブーツでそう見えるだけなんですけど、本当は（身長）170cmぐらい。

会場：（笑）

深澤：嘘つけ（笑）

― 一節には190cmをこえたと？

ラウール：そうなんですよ。そろそろ頑張ってアクリル板をこえようと。（アクリル板と背比べする）

佐久間：アクリル板こえちゃいますから。

Snow Man、舞台より楽屋が成長？

― 初心忘れずにという言葉がありながら4年目ということで、みなさんの年々プレッシャーやもっとこうしたいという気持ちは芽生えるのでしょうか？

目黒：そうですね。やっぱりこの滝沢歌舞伎に帰ってくると、ジュニアの頃からお世話になっている場所なので、いろんなことを思い出しますし、その中で後輩のIMPACTorsもいるので、後輩にもいい背中見せられるようにと常に考えています。

― 体力的にすごく大変な舞台で、稽古だけだと大変だと思うんですけど、普段から滝沢歌舞伎に向けてやっていることがあったら教えてください。

佐久間：渡辺くん…

渡辺：なんもしてないよ！

佐久間：（渡辺が）ダンベルでめちゃくちゃ筋トレしてるんですよ。

渡辺：ジムのトレーナーさんに、楽屋でできる筋トレメニューを考えてもらって、それを楽屋でやるようになって。だから楽屋にダンベルおくようになりました。

佐久間：腹筋太鼓のときに横（の筋肉）が見えるじゃないですか。なので、ここが例年より全然厚みが違うんですよ。すごい分厚い！

渡辺：でもやっぱり岩本っていう最強のパーソナルトレーナーがいるので、なにかあったら照に頼って。あと僕見かけたんですけど、ラウールとめめの楽屋に布団を購入してまして…

向井：敷布団ね。

ラウール：リラックスを極めようってことで、ここに家を作っちゃう（笑）

佐久間：住む予定ね。

― 寝泊まりする勢い？

ラウール：はい、そんな感じです。

向井：楽屋作りにも各々ね、こだわってますよ。

― どんなところに？

向井：なんならその敷布団は僕がアマゾンで頼みました。あとでお金をもらいました。あとはバスローブを…

佐久間：なんか向井くんがバスローブをおごってくれるんです。

向井：急にバスローブほしいって言い出して…

佐久間：ありがとうございます。

ラウール：バスローブじゃんけんをしたんだよね！

向井：そしたら僕が勝っちゃってね。みんなの分払わないといけない…

― お揃いのバスローブ？

向井：そうなんです。今頼んだばっかりなので、プライム便で明日か明後日届くと思います。ネイビーと黒とかがあって…

渡辺：ステージより楽屋のほうが成長しちゃっているかも。

会場：（笑）

深澤：確かに！

ラウール：楽屋はめっちゃしている！

向井：アマゾンを新橋に届けるっていう方法をみつけたので（笑）

Snow Man、キツイシーンは？腹筋太鼓についても語る

― 4年目ということで、今回キツさを感じたのは？

深澤：毎年大変な舞台ですけど、今年岩本さんが一幕後半に怒涛の歌舞伎のパートをやってまして、なんか結構大変そうな感じですけど…

岩本：はけて次のスタンバイするときに「あと20秒です」って言われて。まだなにもできてない状態で。（そう言われたのが）初めてすぎて、さすがにちょっとびっくりしました。それくらい裏でも激しくて。人によっては余裕な人もいるんで…深澤くんとか…

深澤：僕はそのシーンで、メイクとか着替えとか全部終わって、言われたのが「あと6分あります」。

会場：（笑）

渡辺：こっちは20秒しかないのに…

岩本：個人差ありって感じです。

― 「My Friend」は、ゆり組から変わりましたけど、佐久間くんはそのあとすぐ腹筋太鼓がありますね。

佐久間：僕はいろいろやらせてもらってましてジュニアの頃から、今回初めてスリングっていうものをやらせてもらったんですけど、滝沢くんから腕の筋肉見せてくれって言われて、腕を使うんです。ほぼほぼ腕と、ちょっと体を使うぐらいで、今回はパワー系でやっています。

深澤：かっこいいですよね。

― そのあとの腹筋太鼓は？

佐久間：そのあと僕はメカ太鼓って言って回転させられてまして。僕は普通に叩いているだけなんですけど、下が回るんですよね。

渡辺：させられているって、いやいややっているみたいじゃん！

佐久間：回転にさらに回転がプラスされるんで。段々頭が痛くなってくるんですよね。

阿部：遠心力でね。

渡辺：回してくれているんだよね。

佐久間：回してくれているので、地球の遠心力ってすごいんだなって。

向井：（回転が）日によって違うねんな…

深澤：人力だからね。

向井：調子いいとき、めっちゃ早いねん！調子悪いときは遅いねん！だからどっちかにしてほしい（笑）

深澤：今の聞いちゃったから、みんな頑張ろうとしているんじゃない！？

― 滝沢さんからはどんなアドバイスを？

深澤：今回、結構いろいろ僕たちに任せていただいている感じですかね…なんか言われた人います？

（誰も手を挙げず）

ってことは、今年4年目になりますけど、1年ずつなにかいろいろ託してくれて、それを僕たちが後輩に伝えることをしないといけないので、今年はこれと言ったことは…

向井：まずは滝沢くんの話できない（笑）。メディアには出ないので（笑）

深澤：そっか。でも…写真を向けると…

向井：そう、TGCのときぱっとたまたま写真撮ったらね、ラウールと。滝沢くんが見切れていたのよ。ガッツリカメラ目線してた！

全員：（笑）

深澤：まだ癖はあるんだね。

― お姿拝見できないので、お話でも聞けたら…

ラウール：ふっかさんが嫉妬しているなと思った瞬間があったんですけど…帰りの車で康二くんが今日IMPACTorsと滝沢くんが一緒にご飯食べているらしいという話をしたら、ふっかさんが「ふーん、いいじゃん、いいじゃん」って。

佐久間：嫉妬しているね！

ラウール：後輩に滝沢くんが目をかけるようになってから、自分には目をかけてくれないのか、寂しい顔していた。

深澤：まあまあ、寂しさはあるよ。滝沢くんって「行こう、行こう」って言ってくれるのに一向に行かないのに、IMPACTorsと行ったから、（自分が）面倒みてもらう側から見てあげる側になったのでヤキモチ焼いてますけどね。（滝沢に向かい）ご飯お願いします！！

― 最後にファンのみなさんに一言お願いします。

岩本：そうですね。見に来られる方も見に来れない方もたくさんいらっしゃると思いますけど、ここで演舞場のエネルギーをたくさん受けとってもらって、自分の周りにいる人たちにパワーを、どんどん輪を広げてほしいなと。過去と未来が交差する、すごくここで流れる時間、すごく特別な作品が滝沢歌舞伎ならではなので、そこで受け取った力を、自分の身の回りの人たちにもわけてほしいなと思います。

Snow Man、メンバーが出演する「ZIP！」「ノンストップ！」からの質問に…

― （MC）記者のみなさんからの次はZIP！さん、質問よろしくお願いします。

佐久間：（ポーズ付きで）ZIP！

― （ZIP）苦労した演目はなんだったと思いますか？

阿部：でもやっぱり先程話出てきましたけど、連獅子の稽古は大変だったよね。

佐久間：短時間ってのもあったし。

阿部：毛の振り方もちょっとしたコツみたいなものがあって、ただ首を回すだけじゃなくて勢いとかも必要とするのが大変でした。

― なんキロぐらい？

― （MCが）約3キロ…

深澤：阿部ちゃんの口から（言おう）

渡辺：質問からもらって…

深澤：質問からもう1回もらっていいですか？

― （ZIP！）なんキロぐらいあるんですか？

阿部：3キロぐらいあります！

佐久間：テレビへの慣れが出てるな～。

― 首が痛くなる？

阿部：そうですね！

佐久間：ちょっと気をつけないと痛くなるので、ならないやり方を教えていただいて、やっています。

向井：真似しないように！

― （MC）ではノンストップさん質問お願いします。

佐久間：ノンストップ！さん！？（ノンストップ！記者を見つけると）深澤がお世話になっています。うちの深澤をレギュラーに選ぶという大博打を打たれて…

会場：（笑）

深澤：違うのよ。ちゃんと声をかけていただいたわけ！博打なんてしないんですから！

― （ノンストップ！）大博打にのらせていただきます！

深澤：おーい！！

向井：めちゃくちゃ失礼（笑）

深澤：でもありがとうございます！

佐久間：あいついじられて輝くので！

― 改めて1番の見せ場を教えてください。

深澤：もちろん全部見ていただきたいですけど、今回新曲をいただいて、新曲が1つの照明しか使っていない、ワンライトだけでパフォーマンスするので、そこは表現力が試されているところなので、もちろんそこを楽しんでもらいたい。あとは、歌舞伎ですね。歌舞伎は日本の伝統ですし、僕たちも恥じないように精一杯やらせていただくので、そこを見ていただけたら嬉しいなと思います。ノンストップ！（ポーズ付き）

― 深澤くんの良くも悪くも見せ場はありますか？

岩本：良い見せ場でいいんじゃない？

ラウール：深澤くんは裏で元気づけてくれる！裏の主役みたいなところある。

深澤：ラウール、表聞いてるよ！

佐久間：言っているよね。俺はメイクルームが1番面白いんだって！

深澤：裏はいいんだよ！表（誰か）あります？

渡辺：ないっすね。他の人に聞いてもらえたら。まじでないので。

会場：（笑）

佐久間：やっぱり二幕でお丸という女の子役をやっているんですけど、なんか年々なぜか目が慣れてきたのもあるかもしれないんですけど、ちょっと可愛く見えてきている。

会場：（笑）

佐久間：最初はね、ヤバいものきたなと思っていたんですけど。年々可愛く見えてきた！

深澤：慣れてきたんだね！

渡辺：このステージもそうだけど、明日の晴れ舞台（ノンストップ！）でも輝いてほしいけどね。

向井：そうだね！

深澤：それ絶対使われるな～。明日頑張りますので！

― お丸に注目ということですね！

深澤：そうですね、お丸に注目です。

（フォトセッションへ）

（modelpress編集部）