(左から)徳永えり、佐野ひなこ、ディーン・フジオカ、渡邊圭祐、比嘉愛未、谷恭輔、瀬戸利樹(C)フジテレビ

比嘉愛未の誕生日、渡邊圭祐・ディーン・フジオカら “推しウチワ”でサプライズ祝福<推しの王子様>

2021.06.14 19:00

女優の比嘉愛未が主演を務める、フジテレビ系7月期の木曜劇場『推しの王子様』(毎週木曜よる10時~)の出演者らが、6月14日に35歳の誕生日を迎える比嘉の誕生日をサプライズで祝福した。


比嘉愛未主演「推しの王子様」とは

『推しの王子様』は、主人公の日高泉美(比嘉)が、五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を、まばゆいほどの胸キュンとともに描いていくドラマ・オリジナルストーリー。

ただ今36歳、乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲームの総称)を手がけるベンチャー企業『ペガサス・インク』の代表取締役社長である泉美は、4年前に起業し、最初にリリースした乙女ゲーム『ラブ・マイ・ペガサス』が異例の大ヒットを記録。『ラブ・マイ・ペガサス』は、外見から内面まですべてを泉美の理想通りに作り上げたケント様と恋に落ちるゲームで、泉美は一躍、新進気鋭の経営者としてもてはやされることに。

社長になる前の泉美は、地元の保険会社で働き、当時は夢もやりたいこともなく退屈な毎日を送っていた。ある時、友人から乙女ゲームの存在を知り、何気なくプレイを始めたところ一瞬で心を奪われ、泉美は人生で初めて“生きがい”と呼べるものを見つける。乙女ゲームに夢中になるあまり、仕事もゲーム会社へ転職。そこでディレクターとして働いていた光井倫久(ディーン・フジオカ)と、最高の乙女ゲームを一から作り上げるために起業することを決意し、今に至るのであった。

性格は真面目で、誰に対しても壁を作らず等身大で接する泉美。社長になってからは一流のコミュニケーション能力とマネジメント力を身につけ、仕事に対する情熱は増すばかり。どんなに困難な状況でも絶対に諦めず、ひたむきに前へ進む姿に、インターンの古河杏奈(白石聖)や社員の渡辺芽衣(徳永えり)、有栖川遼(瀬戸利樹)、小原マリ(佐野ひなこ)、織野洋一郎(谷恭輔)ら部下からの信頼も厚い。

プライベートでは、ここ何年も恋愛をしておらず、もっぱら『ラブ・マイ・ペガサス』のケント様に夢中だ。週に1回は必ず、仕事を忘れて『ラブ・マイ・ペガサス』に没頭する日を設けており、その時の食事は決まって、近所の中華料理店からアルバイトの藤井蓮(藤原大祐)がチャーハンを届けに来る。

一見、順風満帆な泉美だが、『ラブ・マイ・ペガサス』に続く次回作の制作に苦心しており、SNSには「一発屋」という心ない声も。もちろんめげることなく、部下には明るく笑顔で発破をかけ、その裏では開発資金の調達に奔走していた。ある晩、日頃の疲れから、つい酒を飲み過ぎてしまった泉美が帰り道を歩いていると、突然1人の男が文字通り空から降ってくる。仰天する泉美だったが、男の顔を見てさらに驚がくする。

男の容姿は、なんと自分の理想通りに作った『ラブ・マイ・ペガサス』のケント様にソックリだったのだ。男は借金取りから逃げるため、歩道橋から飛び降りたようで、追いかけてくる借金取りから隠れようとしたはずみで、泉美を抱きしめる。あまりにも信じられない出来事の連続に泉美は、酔いも手伝って、そのまま気を失ってしまい…。

男の名は五十嵐航と言い、ただ今23歳。泉美にとって、まさに王子様が舞い降りてきたかのように思えたが、しかし、理想通りなのは容姿だけ。航は無作法で無教養で無気力で、なんとこれまで一度も人を好きになったことも無い、無い無い尽くしの残念すぎる王子様だった。

大失望する泉美だったが、ひょんなことから「私があなたを理想の男性に育てる!」と、航の人生を変えることを決意。泉美は航を『ペガサス・インク』で雇い、仕事はもちろん言葉遣いからマナーに知識、さらには生きがいや恋の仕方まで、ありとあらゆることを教えていく。そして、時に泉美が航に守られ、逆に泉美も航から本当に大切なことを教えられることに。

比嘉愛未、出演者らの誕生日サプライズに驚き

そんな『推しの王子様』は6月14日、『ペガサス・インク』の社員一同がそろう企画制作部に泉美が入ってくるシーンの撮影がおこなわれた。

まずは撮影前に、演出の木村真人氏と出演者が芝居のリハーサルをする。そして木村が「もう一回、リハーサルをお願いできますか?」と言い、比嘉が『ペガサス・インク』企画制作部から出て行くと、比嘉を“推す”ウチワや写真をスタッフがこっそり全員に配布。何も知らない比嘉が、リハーサルの芝居で企画制作部に入ると、全員がウチワや写真を掲げる中、スタッフから「本日は比嘉愛未さんの誕生日です!」というかけ声が上がり、渡邊からプレゼントが贈られた。

比嘉は「普通に芝居をするつもりで入ってきたので、心臓に悪い(笑)」と仰天しながらも、「ありがとうございます!うれしいです」と満面の笑み。そして、スタッフから抱負を聞かれると、「なかなかいい年になってきたので、シッカリしなきゃと思っていますが、まだまだ、こうして“推し”てくれるということで(笑)、たくさんの愛をもらって、この作品を盛り上げて、最後まで頑張ります!よろしくお願いします!」とコメントを寄せ、盛大な拍手が比嘉を包んだ。

運命でなければ絶対に交わることのなかった泉美と航の、前代未聞の恋の行方と、懸命に仕事にも向き合い、本物の幸せを見つけていく彼女たちの姿を、これまでにない魅力的なオリジナルストーリーで紡ぐ、この夏一番“尊い”ロマンティック・コメディーの同作にも注目だ。(modelpress編集部)
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