小泉孝太郎、まさかの衣装で人生初の入社式にサプライズ登場 テレ東新入社員にエール

今年は20名の新入社員を迎えた同局。司会は、入社3年目の田中瞳アナウンサーが務めた。また、4月30日夜8時から放送がスタートする「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～SEASON5」の主演、小泉がリモートでサプライズ登場。

撮影の合間だったため、今回のゼロ係5でのトレードマーク、ベビーキャロット（人参）パーカーを着た“冬彦スタイル”で新入社員からの質問に答えた。小泉は「僕もまさか人生初の入社式でのこういう機会をいただいて、役衣装で出るとは思ってもなかったですが嬉しいですね（笑）」とまさかの衣装での登場に本音を明かしつつも、参加できたことを喜んだ。

最後には会場を訪ね、スーツをきた新入社員を背に、全身赤い服にパーカー＋スニーカーという、KY刑事・冬彦感満載でお馴染みの「いいですよ、いいですよ」ポーズで写真撮影に参加した。

小泉孝太郎、リモートでのやりとり

小泉：（社会人）なりたてホヤホヤの皆さん、元気ですかー！どうも小早川冬彦役の小泉孝太郎です！おはようございます！

田中アナ：小泉孝太郎さんは金曜8時の新ドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5」から、お祝いに駆けつけてくださったんですよね。

小泉：じゃなきゃこの衣装は着てないですよね。僕もまさか人生初の入社式でのこういう機会をいただいて、役衣装で出るとは思ってもなかったですが嬉しいですね（笑）。

田中：今日もドラマの撮影ですか？

小泉：（撮影）真っ最中です。おかげさまでシーズン5で、撮影も順調なんですけれど、このあとも撮影に直行しないといけないんです。

田中アナ：今日は20名の新入社員が入社いたしました。ワクワクしながら孝太郎さんのことを見つめております。

小泉：こんな真っ赤な衣装を見続けられて、すごく恥ずかしいです（笑）。みなさん！いい会社に入りましたね！最高の会社ですよここは！

田中アナ：お忙しい中本当にありがとうございます。ちなみに今22歳の方が多いのですが、孝太郎さんは22歳の頃のこと覚えていらっしゃいますか。

小泉：ちょうど芸能界に挑戦しようとした時期です。形は違いますけど、ドキドキワクワクする気持ちと、僕は不安な気持ちの方が圧倒的に多かったですけど、キュッと心臓が掴まれるようなあの頃の自分を思い出しました。

小泉孝太郎へ新入社員からの質問コーナー

Q1.緊張せずに堂々と喋れるようになるにはどうしたらいいですか？

小泉：なるべく平常心でいつもの自分ですっとそこに立って話そうというのを心がけています。普段以上に自分を大きく見せようとか、あまりにも普段の自分よりも良く見せようとすると、人って緊張すると思うので…。

Q2.（入社式内での）自己紹介のテーマが“武勇伝”でした。小泉さんの武勇伝は何でしょうか？

小泉：そうですね…武勇伝かあ…―…（意外な質問にしばらく考えて）正直に言いますと、あの当時も言われましたし、いま自分で「あ、そうだな」と振り返って思うのは、自分の父親が内閣総理大臣だったにも関わらず、芸能界に飛び込んだことですかね（笑）。反対する人や心配する人も当時は多かったですし、失敗したら僕は地元には帰れないという気持ちで芸能界に入ったので…武勇伝は自分で言うことじゃないですけど、皆さんと同じ年代の時に、芸能界に挑戦しようと思って一歩踏み出したことですかね。すみませんこんな話で（笑）。

田中アナ：孝太郎さんは、バラエティ、ドラマ、スポーツなどテレ東でいろいろと仕事してくださっていますが、テレ東のスタッフの印象っていかがですか？

小泉：いろんなセクション（ドラマ・情報番組・バラエティー・スポーツ）の方々と会うのですが、本当に楽しんで仕事をされているなと思います。自分の企画をあげる、それが実現する、僕らと一緒に仕事をしてくださる…それは伝わります。好きで好きで仕方がない、しかもテレビ東京っていう会社に、とても誇りや愛着を持って仕事をしてる方たちだなっていうのは、とても肌で感じるものがありますね。僕、タレントの中で恐らく唯一テレビ東京の入館パス持っているんです。それだけ僕はご縁があって。神谷町のスタジオから、こちらの新社屋もお世話になっているので、ちょっと異常なほどテレビ東京さんとは勝手ながらご縁を感じています（笑）。

田中アナ：嬉しいですね。ありがとうございます。改めまして孝太郎さんから新人たちに何かアドバイスなどありましたらお願いしてもいいですか。

小泉：そうですね…僕も人生で初めてこういうふうに新入社員の皆さんを前にスピーチさせてもらっているのですけど、僕は新人という年ではないですが、それでも大切にしている言葉があって、それを今日ちょっと紹介したいなと。数年前に、作家の伊集院静さんが、ある新聞広告に寄稿した“新社会人へ向けたメッセージ”なんですけど、本当はそれ原稿用紙1枚ぐらいなので、その中の3行を皆さんに贈りたいなと思います。それを今も大切にしていて、部屋に飾っています。

「人間は誰でも、身体の中に、火を起こす石のかけらを持っている。働くとは、その石を打ち続けることだ。仕事とは、その火をかたちにすることだ。」この言葉が素晴らしいなと思って。何年経っても何十歳になっても、持ち続けなくてはいけない気持ちだなと思って大切にしてるんです。皆さん、今、不安な気持ちはたくさんあると思うんですけど、この言葉のように、心の中にある石のかけらを打ち続け、自分の火を起こし、そしてもしこの先、僕と一緒にお仕事する機会があれば、僕はその時薪になりたいと思ってるので、皆さんと一緒に打ち続けて、できた火を炎にして、皆さんの中にある火・炎を燃やし続けてほしいなと思います。伊集院静さんの言葉を借りて、お祝いのメッセージとさせていただきます。

（新入社員から拍手）

田中アナ：ありがとうございます。これから新入社員20名、孝太郎さんの言葉を節目節目で思い出しながら初心に帰って歩んでいくことかと思います。では最後になりましたが、改めまして、ドラマのみどころをお願いいたします。

小泉：「警視庁ゼロ係」というドラマは、テレビ東京でしか無理だったと思います。自分でも本当に刑事モノかと思うぐらい…まず警視がこの衣装ですからね（笑）。「ゼロ係」にしかない刑事モノ”っていうのは自負してます。数年前、主婦の視聴者の方からの声で嬉しかったのは、「いろんな刑事モノって世の中にありますけど、『ゼロ係』が一番好きです。なぜかというと見た後に元気になれる刑事モノだから」…僕はその言葉がすごく嬉しくて励みにしてるんです。刑事モノだから残酷なシーンとかもありますけど、皆さんがちょっとフッと軽くなるような心が明るくなるような刑事モノだと思いますし、金曜8時の時間にぴったりな内容なので、楽しい刑事モノとして見て頂けたら一番それが嬉しいです。

田中アナ：ありがとうございます。皆さん1週間の研修が終わったら、家に帰って8時にテレビをつけてください！では小泉孝太郎さん、本日は大変お忙しい中本当にありがとうございました！

小泉：皆さん頑張ってください！テレビ東京素敵な会社です！！

（modelpress編集部）