「刑事7人」第4シリーズ(C)テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」第4シリーズ突入決定

2018.06.05 05:00

テレビ朝日は、2015年から3年にわたって7月期の水曜よる9時枠に放送してきた東山紀之主演の刑事ドラマ「刑事7人」の第4シリーズの制作を発表。2018年7月から放送スタートする。

主人公・天樹悠(東山)を中心とした個性あふれる刑事たちが、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)とともに各々の得意分野を生かしながら凶悪犯罪を解決に導いていく同作。

「刑事7人」第4シリーズ

事故だと思われていた天樹の妻子の事故死は、実は仕組まれたものだった。また信頼していた仲間の一人こそが、天樹ら「第11方面本部準備室」が追っていた凶悪事件の黒幕だった…。衝撃の事実が次々と明らかになった前回の第3シリーズ。

「第11方面本部準備室」はその責任を問われて解体され、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)らは、それぞれ別の閑職へ。天樹もまた、警視庁舎の片隅に位置する「刑事資料係」に飛ばされた。

そして1年後。「刑事資料係」で、現場に出ることもなく気ままに捜査資料を読み漁る日々を送る天樹の上司になっていたのは、なんと片桐。そして環と青山は、その片桐からの指示で「警視庁捜査一課12係」の刑事に戻っていた。

さらに片桐は、とある殺人事件の捜査中にこう宣言します。「片桐正敏と天樹悠は資料係、兼、12係の刑事として“二刀流”の任務に就かせていただきます」と。

こうしてバラバラだったメンバーは、再び集結。数々の凶悪事件をめぐる新たな戦いに身を投じていくことになる。

「刑事7人」第4シリーズ データバンクが鍵に

第4シリーズの大きな鍵となるのは、天樹の所属する「刑事資料係」。警視庁内の捜査資料を保管・維持・管理する同セクションは、いわば警視庁内の巨大なデータバンク。いつどんな事件が起き、どんな捜査が行われたのか。

天樹の仕事は、そうしたことが記された過去の捜査資料を現役刑事からの問合せに合わせて貸し出したり、新たに運ばれた事件資料を書庫に陳列整理したりすること。また現代のペーパーレス時代に合わせて、過去の膨大な捜査資料を一件、一件、手作業でデータ化していくこと。

慣れない手つきでパソコンに向き合う毎日は、同時に天樹を“人間犯罪ビッグデータ”へと生まれ変わらせることに。

従来の高い捜査能力に加えて、過去の犯罪に関するありとあらゆる知識と情報をも手に入れた天樹。彼のさらなる進化が、今シリーズでの捜査方法を大きく変えていくことになる。

天樹らが今シリーズで向き合うのは、資料室に持ち込まれ、日の目を見ないままに封印されていた過去の迷宮入り事件。

迷宮入りということは、それだけ難事件であり、同時に超凶悪犯罪であることの証でもある。

片桐によって集められた刑事たちはそれらに再び光を当て、“事件を絶対に風化させない”という熱い思いを胸に再捜査を開始。

それぞれの“プロフェッショナル”な部分を駆使して、解決に導いていく。

「刑事7人」新メンバーは?

「刑事資料係」の天樹と片桐、捜査一課に舞い戻った環と青山、法医学教授の堂本。このおなじみの5人と新たに行動を共にするのは、田辺誠一ふんする「捜査一課12係」のベテラン主任・海老沢芳樹と、白洲迅が演じる「刑事資料係」の新人で天樹の部下・野々村拓海。

正義感と上昇志向が高い海老沢は主任という肩書きではあるもの、実際は人望が薄く12係の部下たちはほとんど言うことを聞いてくれないのが現状。一方、刑事になるのが夢の野々村も好奇心旺盛で行動力はあるものの、いつもどこか空回り…。そんな2人が天樹らと一緒に捜査を行っていく中で、どう変化&真価を発揮するのだろうか。(modelpress編集部)

東山紀之(天樹悠・役) コメント

4年目の『刑事7人』です。なんだか1年が経った感じがしないですね。現場にもスッと戻れましたし、まるでデジャブのよう(笑)。今回の天樹は刑事資料係に配属されたことで過去の犯罪記録をほぼ記憶し、そこから現在の事件のヒントを導き出していく“人間データバンク”となります。過去の記録の中に詰まっていただろう人の思いを天樹はどう引き出し、どう事件解決につなげていくのか。そこに注目していただければと思います。

また今回は田辺誠一さんと白洲迅さんのお二人が新メンバーに加わります。田辺さんとガッツリ組むのは初めてなので、どんなお芝居をされるのかが楽しみですね。白洲くんは若手ならではの力で、いい意味でかき回してくれると思います。北大路欣也さんから白洲迅さんまで、今回もいい7人が揃ったと思います。どんな化学反応が起きるのか楽しみです。

田辺誠一(海老沢芳樹・役)コメント

今まで一視聴者として『刑事7人』を楽しんでいましたが、まさか自分が出演することになるとは思わず、ビックリしました。それと同時にとても光栄でしたね。東山さん演じる主人公の天樹は表面上は常に冷静沈着だけど、中には煮えたぎるほど熱いものを抱えている人間のイメージ。

作品自体にもどこか品格がありますし、東山さん自身にも同様のものを感じます。そんな中で僕が演じる海老沢は少し温度が違うというか、ズレているというか…。天樹たちを無自覚に振り回してしまう役割かもしれないなと思っています。僕と白洲くんという新しいメンバーが入ったことで、新しい七人の像を作れればと思います。

倉科カナ(水田 環・役)コメント

もう4年が経ったのか、という思いです。最初の頃のシリーズでは緊張の方が強かったですが、今は逆にこの現場に心地良さを感じるようになっています。今回は田辺さんや白洲さんも新メンバーに加わって、特に白洲さん演じる野々村くんのフレッシュ感が半端ないです(笑)。

前作は天樹のバックグラウンドを中心に描かれていた重めの内容でしたが、今作ではキャスト同士の事件以外の会話が多く、緩急がしっかりと付いていて、固まりすぎていないと言いますか。どこか1シリーズ目に近い印象を受けます。バラバラになっていたメンバーが再び集められ、今後どうなっていくのか…ぜひ楽しみにしていてください!

白洲 迅(野々村拓海・役)コメント

4年も続く作品に新しく仲間入りできることをうれしく思うと同時に、身が引き締まる思いです。『刑事7人』は刑事モノの中でも、よりカッコよさが際立っている作品のイメージ。特に東山さんが本当にカッコいいです…!

でも撮影現場では冗談を言われるなど、とても気さくな方で、逆にイメージが壊されたというか(笑)。すごく優しい方で安心しました。拓海を演じる上でのキーワードは“熱さ”。かなりうるさく動いて、いい意味でこれまでの『刑事7人』の雰囲気を崩していけたらいいなと思っています。そしていつかは拓海の成長も見せられたらいいなと思いますね。

塚本高史(青山 新・役)コメント

初めて入ってからもう3年も経つんだなと感じました。シリーズものも出演は初めてなので、毎年の夏にこの作品に会うと、それだけで一年が締まるというか。大切な存在になっています。今回は天樹さんや青山、環ちゃんが片桐さんの指令で急に捜査に加わることになり、それによってそれぞれがどういう役回りになっていくのかがまだ何も明確になっていなくて。それが最終回までの間にどう動いていくのかが楽しみです。

田辺さんが演じる海老沢さんは青山の新しい上司になるのですが、まだ馴染んていないですし、どこかギスギスした感じもありますし…。まだ全く直属の上司として見ていないので(笑)、これからに期待したいですね。白洲くん演じる野々村は、青山にとっては初めての部下。今までは僕が一番下の役だったので新鮮です。野々村の熱さが暴走するところを諌めたりするような、そんな青山の成長を見せられたらいいなと思います。

吉田鋼太郎(片桐正敏・役)コメント

前回はシリアス路線と言いますか、リアルと言いますか。それが視聴者の方々に受け入れていただけてうれしかったです。そして今回は一体どんなふうに物語が動くのか…今からワクワクしています。田辺誠一さんと白洲迅さんという強力な方々が入ってくださったのも楽しみの一つです。

白洲くんとは最近まで同じ舞台に出ていて、一緒にご飯に行くこともしょっちゅう。田辺さんとは20年ほど前に舞台で共演して以来だったのですが、奥さんの大塚寧々さんとは最近までドラマ『おっさんずラブ』で共演していたので、そこでいろいろな田辺さんのお話を伺っていました。まさかこのタイミングで一緒にお仕事できるとは! と驚きましたね。

そしてもちろん、また東と共演できるのはすごくうれしいです。この間の舞台も見に来てくれていましたし、アイツ、「『おっさんずラブ』のDVDを全部買うからくれ」とも言うんですよ(笑)。この『刑事7人』の直近の作品が『おっさんずラブ』だったので、見ていらっしゃる方が「片桐が急に天樹を口説き出すんじゃないか」って思わなければいいですけど…。いや、むしろ隙があったらそういうシーンを入れてもらおうかな(笑)?

北大路欣也(堂本俊太郎・役)コメント

これぞ法医学の心意気!若き精鋭たちの捜査の力になりたい。

皆様との再会を楽しみにしています。
【Not Sponsored 記事】

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    2023年06月07日(水)スタート

    毎週水曜21:00 / テレビ朝日系

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