高畑充希、“麦野くん”竹内涼真は「ズルい」 反響も実感「良い意味でザワザワ」<過保護のカホコ>
2017.07.26 21:00
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現在放送中の日本テレビ系連続ドラマ「過保護のカホコ」(毎週水曜よる10:00~)に主演する女優の高畑充希と、共演する俳優の竹内涼真が、このほど行われた同作の取材会に出席した。
“麦野くん”は「ズルいと思う」
「家政婦のミタ」や「○○妻」など数々のヒットドラマを手掛けてきた遊川和彦氏が脚本を務める同作は、21歳にして生活のすべてにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・カホコが、“抗菌のビニールハウス”から、“雑菌まみれの世の中”に飛び込んでいくことで自分でも気づいていない「力」に覚せいしていくホームエンターテインメント。カホコを高畑が演じ、竹内はひねくれ者で常におどけ、なかなか本性を見せない大学生・麦野初役。高畑・竹内ともに、これまでのイメージとは異なる役柄に挑戦しており、「色んな方から連絡が来たり、Instagramでコメントをいただいたり、良い意味で結構ザワザワしてる(笑)」(高畑)、「ネットで調べたんですが、反響も大きかったですし、『面白かった』っていう意見がすごく多かった。それは正直に嬉しかったですし、僕自身ものってきます」(竹内)と、それぞれ反響を肌で感じているよう。
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月~金、あさ8時)の島谷純一郎など、“爽やか”な役柄を演じることの多かった竹内だが、「過保護のカホコ」ではワイルドな魅力が全開。「かっこつけると『かっこつけないで』って遊川さんに怒られるので、いかにかっこつけないか」を意識して演じているというが、ときおり見せる“麦野くん”の優しさに、高畑は「ズルいと思う。台本読んで『ズルー!』って。全部持っていく。たまに出てきて、かっこいいことしてズルいなって(笑)」と本音を明かし、「1話を読んだ時点で、『あぁ、女子の夢を分かってるな遊川さん』って思いました。ズルいし、ちょうどいい。いて欲しいって思う“彼氏感”ですし、夢ですよね。人間っぽいダメさもあるし、いざというときにはよしよししてくれる“お兄ちゃん感”もあります」と世の女性の意見を代弁した。
カホコは「あまりにギリギリ」
一方、その評価に「僕は意外」と語った竹内も、高畑演じるカホコについて「ズルい」とコメント。「目が真っ直ぐなんです。だから放っておけないし、その真っ直ぐさって大人も子どももない人にはないので、その1個を持っているというのはすごく大きくて、だからこそ可愛がっちゃう。カホコの持って生まれたものと、充希さんの顔と目と…。充希さんにしか無理ですよね」と絶賛した。純粋で真っ直ぐで…“史上最強の箱入り娘”カホコは「キャラクターがあまりにギリギリ」と高畑は演じる上での難しさを語り、「実際に(カホコが)いたら、多分私もボコボコにしていると思います(笑)。でも、ドラマだから最低限可愛くなきゃいけない。最初は、もっとキャラクターにしちゃうのかなと思ったんですけど、それでリハーサルをしたらただの“あざとい人”になっちゃって。気持ちがずっと一生懸命じゃないと成立しないんだなって思いました」と役作りに言及。
常に“全力”が求められる演技に「疲れる」とこぼしつつ、「夏のロケは暑いんです。その中で、一生懸命、かつ前のめりでいるのは、普段の自分から考えると1年分くらいのエネルギーを使っています。でも、その分楽しいですね」と笑顔をこぼした。
“反抗期”でどうなる!?
26日放送の第3話では、人間には表の顔と裏の顔があることを目の当たりにし傷付いたカホコが、泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)にも話せなかったイト(久保田紗友)との確執を初に打ち明ける。自分を受け止めてくれた初の意外な優しさに心打たれ、初が夢にまで出てきてしまうカホコだったが、娘の異変を敏感に嗅ぎ取った泉から、初に会うことを禁止されてしまい…。カホコに初めてやってきた“反抗期”が描かれる。(modelpress編集部)
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