森川葵&三上博史、お互いの印象を明かす「森川に言われたくない(笑)」
2016.06.29 06:00
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俳優の三上博史が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」(7月7日スタート、毎週木曜よる11時59分から)が6月9日にクランクイン。このほど、神奈川県・横浜のロケ地で撮影が行われ、三上と初共演で女優の森川葵が撮影の合間に取材に応じ、撮影現場の様子、ドラマの見どころなどを語った。
三上博史が演じる柿崎真一
同作は、誰でも身近な遺産相続をテーマにした一話完結のオリジナルストーリー。今回、三上は型破りな遺産相続専門の弁護士、柿崎真一役を演じる。「平日の夜だし、がっつり見るというよりも、ゆったり楽しめるドラマかなと本を読んだ時に思いました。僕はしばらくシリアスな作品が多かったから、力を抜ける所は思い切り抜いて、思い切り悪ノリできるかなと(笑)。本番で緊張なく悪ノリできるように普段から下ネタばっかり言っています(笑)」と柿崎の役柄を楽しみながら演じている事を明かした。森川葵が演じる丸井華
また森川が演じるのは柿崎の部下である新米弁護士の丸井華役。華はお金に執着があり、お金のためならボスの柿崎も平気で裏切ることも。森川は「見て頂いたらわかる通り、華ちゃんは格好がかわいくて、『お金、お金』って言っているのは洋服や自分の好きなモノに使いたいからだと思いますね(笑)。天然っぽい所もあるんですけど、お金が絡んでくると『こう動いた方がいい』『こうしましょうよ』って自分から先生(柿崎)に訴えていく。おバカだけど、頭の切れる女の子みたいなイメージで演じています」と役柄について語った。三上&森川、息のあった掛け合い披露
クランクインから数週間が経ち、すっかり打ち解けた初共演の二人。森川は「話しかけてくれたり、寝ちゃったりすると頭をポンとされたり、三上さんからコミュニケーションを取ってくれて、すごく楽しく二人でやっています」と気さくに接してくれる三上に感謝する。最初は恐縮していたそうで、森川が「もっと話しかけにくくて、自分の世界がある方かなと思ったんですけど…」と明かすと、三上は「努力してる(笑)」とすかさず突っ込みを入れ、息の合ったところを披露。続けて、森川が「『好きなモノなんなの?』って聞いてきたり、味噌おでんの話題をワイワイ話したり、面白い方だなって思いました」と印象を語ると、三上は「森川に言われたくない(笑)」と切り返して笑いに。記者から森川の印象を聞かれた三上が「もうちょっと良い年頃の女優さんがきてくれると思ったんですけど(笑)」と冗談を言って場を和ませる一幕も。
森川葵の現場での素顔とは
撮影の合間のコミュニケーションは芝居に大きく生かされている様子で、森川は気負わず、積極的に芝居に挑んでいるという。三上は「(森川は)伸び伸びやっていますよ。意外と小ネタ、小芝居が好きだよね?いろいろ小ネタを考えてきてくれるんですよ。持ってきたモノにとらわれず、現場でも『これもできる。あれもできる』ってどんどんアレンジしてくるから何が出てくるのか楽しみ。僕はそういうのはOKなので…(笑)」と貪欲な森川との芝居を楽しんでいる事を明かした。森川も「本当に伸び伸びやらせてもらっています(笑)。私がいろんな事をしても、どんどん受け入れて下さるから、いろいろチャレンジができてすごく楽しいです」と女優として有意義な時間を過ごしている事をアピールした。
また、三上は「毎回いろんなゲストが来て下さって、その人たちが生き生きと芝居できるようにアイデアを出しながらやっています」と良い作品を作るため、最善を尽くしている事を明かした。
三上博史、ドラマの見どころを明かす
このドラマの最大の見どころは遺産相続を巡る争いの予想もつかない結末。遺産の価値はお金ではあるが、柿崎は故人の“想い”をくみ取り、遺産に隠された本当の価値を見つけ出していく。三上は「現実的に言うと、“想い”って残しきれない所にドラマがある。本当に残したい物ってなかなか残せず、伝えられずに忘れられていく事がすごく多いと思っていて…。今回のドラマでは、そんな“想い”をどんどん拾い上げていく。柿崎は依頼された物だけではなく、いろんな所から嗅ぎ取って、耳を澄まして、故人が残したい物を届けるべき人にちゃんと届ける。一番残したい、届けたい相手に渡す事って恥ずかしいから、隠れていたり見えなかったりするんだけど、柿崎はそれを拾い出す、取り出す能力がある。その能力があるのは何故か考えると、柿崎はここまで生きていく上でいろんな事があったんだと思う。簡単に言うと、人が好きなのかもしれないですね」と見どころについて語った。豪華キャストの共演に三上博史は?
三上と森川の役柄は一癖も二癖もあるが、まわりも一筋縄ではいかない人たちばかり。柿崎と付かず離れずの大人の関係の美人歯科医、水谷美樹役は酒井若菜、柿崎の借金を回収する闇金会社の社長、河原井正役は豊原功補が演じる。三上は「今回のドラマは街の中のコミュニティーで動いている話でもあって、いろんな人が出てくるんですよ。柿崎は癖がある役柄ではあるんですが、その街に暮らしているレギュラー陣は僕たち以上に強烈で、人生の道を外したって訳じゃないけど、生活感があって、生きているって感じの人たちがいっぱいいて、その中に僕らがいる」と個性的な脇役にも注目してほしい事を訴えた。三上博史&森川葵がメッセージ
最後に三上は「気楽に見られて、最後には何かが気持ちよく残って、そのまま就寝する事ができる作品になっていると思うので、気楽に見て頂けたらなと思います」と笑いあり涙ありの展開をアピール。森川は「緩い気持ちで見てもすごく面白いんですけど、遺産相続に関するストーリーがしっかりしているんですよ。意外と胸にグサっときて、ホロリとくるドラマだと思っているので、これを見て、将来、自分の遺産をどうしようかなって考えたり、何かのきっかけになったりしたら良いかなと思います」と語った。なお同ドラマの主題歌は、アーティストの出雲咲乃が歌う「世界のしかけ」に決定した。(modelpress編集部)
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