“新婚”澤穂希選手「別々に暮らしてます」
2015.08.23 15:39
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女子サッカーの澤穂希選手が、新婚生活の心境を明かした。
23日、都内で行われた映画『わたしに会うまでの1600キロ』の公開直前試写会トークイベントに出席。今月8日、10年来の友人で昨年末から交際していた30代の一般男性と入籍したことを発表した澤は「今は別々に暮らしているので新婚という感じはないです。同居がいつになるかもまだわからない」と言いつつも、「役所関係で自分の名字が変わったとき」に結婚を意識するようで「(夫は)常に自分のことのように相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりしますし、そういう風に自分が支えられている分、相手に対して今以上にリスペクトして、彼の支えになるようにしなければいけないなと思います」と結婚生活を全うする上での心境を語った。
今後のサッカー人生については「結婚したから引退するというわけではなく、(結婚後も現役を続けられる)そういう選手が一人でも増えたらうれしいな思う」とコメント。また、2020年開催の東京オリンピックに高い関心を示すと、「自国開催というのは人生に一回もないという大きなチャンスだと思うので、現役選手でなかったとしても東京オリンピックに携わる仕事はしたいなと思います」と打ち明けた。
「自分と重ねながら観た」
ジャン=マルク・ヴァレ監督(『ダラス・バイヤーズクラブ』)がメガホンを執った本作は、たった1人で3か月間1600キロの山道と砂漠を踏破するという無謀な旅を体験し、どん底の日々からベストセラー作家へと人生をリセットした主人公シェリル(リース・ウィザースプーン)の感動の実話である。日本女子サッカー界のレジェンドと称されているが、そこに至るまでに数々の苦い経験もしている澤は「いろんな困難があっても最後までやり遂げるところに共感ができて、自分と重ねながら観たりしました」と吐露。自身のどん底は「10代の時」と語り、「企業のチームが撤退したり、私自身も契約を3か月で打ち切ると言われて、チームに残りたいならバイトを探してと言われた時には、これから自分のサッカー人生をどういう風にしなければいけないのだろうと思いました」と述懐。しかし「その時は一回しかない人生なのでいろいろやってみようと思い、アメリカ行きを決めました」と明かし、このアメリカでの経験がレジェンド澤を誕生させたきっかけであると話す澤は「人生にはいろんなことがあると思うので、マイナスなことが起きたとしてもそれをしっかり受け止めて乗り越えていきたい」と力強く語った。映画は8月28日全国ロードショー。(modelpress編集部)
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