本田翼＆オダギリジョーが初共演　お互いの印象を語る

2013.01.29 09:09 views

モデルで女優の本田翼と俳優のオダギリジョーが、3月20日から携帯専用放送局BeeTVより配信されるドラマ「午前3時の無法地帯」で初共演することがわかった。

同作は漫画家・ねむようこ氏が2008年から「FEEL YOUNG」（祥伝社）で連載していた同名コミックを実写化。女性なら誰しも一度は感じたことのある想いを描いたヒューマンストーリーで、本田は今作がドラマ初主演となる。

本田が演じる主人公のももこは、イラストレーターを夢みながら就職したデザイン会社で、夢とはかけ離れたパチンコ関係のデザインをこなす会社員。毎日仕事に追われ、彼氏ともすれ違う環境の中で、仕事や恋に奮闘する等身大の女性を演じている。また、ももこの相手役で隣の会社で働く男性・多賀谷をオダギリジョーが演じる。

このほか2人の周りを固める俳優陣は、うるさく怒鳴り散らす理不尽な営業社員役に青柳翔、ももこの恋敵役に木南晴夏など、旬のキャストが勢揃いした。

ドラマ初主演が決まった本田は「素直に嬉しかったです。と同時にとても緊張もあり、プレッシャーも感じました」と喜びをあらわにし、「ダメなところやちょっとグターっとしているところが（主人公と）似てます。悩んでる時は、自分と同じ状況になっていることがあるので（笑）共感できました」とコメント。

オダギリは本田との初共演を「お互いに人見知りで、簡単に打ち解ける事が出来ない性格なので、喋れるようになるまで時間はかかりました」と振り返り、「芯が強く、柔軟な方です。また、現場の空気を明るくし、スタッフ、キャストを引っ張る事の出来る、素晴らしい俳優だと思いました」と絶賛。本田も「はじめは凄く緊張していましたが、とても優しく、ユーモアもあって、あと演技についてもアドバイス頂いたり。本当に素敵な方だと思いました」と印象を語った。

また、原作者のねむようこ氏は「全体的なバランスがとれていて、ぴったりだなキャストだと思いました。原作を大切に作っていただいていますが、必ずマンガとは違うところが生まれてくると思いますので、『マンガとは違うところ』を期待しています」とコメントを寄せた。

監督は「マイ・バック・ページ」「苦役列車」の山下敦弘氏、脚本は「婚前特急」の高田亮氏。主題歌にはアーティストmoumoonの新曲「ネバイナフ」が起用された。（モデルプレス）

◆あらすじ

主人公・ももこ（本田）は、イラストレーター志望でデザイン会社勤務にするが、パチンコ店向けのPOPデザインを手がけている。夢見ていた、オシャレなイラストレーターの仕事からは遥か遠い毎日。うるさく怒鳴り散らす理不尽な営業社員に、夜中になるとズボンを脱ぎ出す同僚デザイナーといった、個性豊かな仲間に囲まれて、朝も夜もなく、午前3時でもフル稼働していた。学生時代から付き合っていた彼氏とは時間が合わなくなり、すれ違い、彼の浮気発覚が原因で別れる事に。彼も失い、でも落ち込む暇もないくらい、どんどん降って来る仕事。仕事でもミスを連発し、心のなかでは「こんなはずじゃなかったのに、いつかやめてやる！！」と思いながら毎日を過ごしている。そんな、崩壊寸前のももこの前に、隣の会社に勤める “オトナの男”多賀谷（オダギリジョー）が現れると…。

◆午前3時の無法地帯

配信開始日：3月20日（全12話）
更新日：毎週月・水曜日　
キャスト：本田翼、オダギリジョー、青柳翔、永岡佑、宇野祥平、河井青葉、和田聰宏、碓井将大、山田真歩、吉永淳、木南晴夏
主題歌：moumoon「ネバイナフ」　
監督：山下敦弘(代表作：「苦役列車」「マイ・バック・ページ」「天然コケッコー」)
脚本：高田亮（代表作：「婚前特急」）