作家・村上龍さん死去 享年74 デビュー作「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞「カンブリア宮殿」で20年間MC務める
2026.10.23 13:53
作家の村上龍さんが10月17日、自宅で亡くなったことが分かった。享年74歳。10月23日、出版社・幻冬舎の公式X(旧Twitter)にて報告された。
作家・村上龍さん死去 74歳
幻冬舎は「村上龍氏 ご逝去のお知らせ」と題した書面を公開。「作家の村上龍氏が2026年10月17日に自宅で逝去されました 享年74歳 ここに謹んで哀悼の意を表しご報告申し上げます」と報告し、「葬儀におきましては家族葬として執り行われました ご家族の希望によりご弔問 ご香典 ご供花 ご弔電及び供物は辞退させていただいております」と説明した。また「『限りなく透明に近いブルー』に始まり常に若い世代に向けて衝撃的な作品を発表し続けた村上龍氏の早すぎる逝去の報を受け 深い悲しみに堪えません 時代のトップランナーとして疾走した同氏の安らかな眠りをお祈り申し上げます」と追悼のコメントを寄せている。(modelpress編集部)
村上龍さんプロフィール
1952年長崎県生まれ。1976年、大学在学中に執筆したデビュー作『限りなく透明に近いブルー』で第19回群像新人文学賞および第75回芥川賞を受賞。単行本・文庫を含め約350万部というヒットを記録。1980年、『コインロッカー・ベイビーズ』で第3回野間文芸新人賞を受賞。バブル経済期の東京を舞台に女性たちの孤独と精神的渇望を描いた『トパーズ』や、少女の再生の旅を描いた『KYOKO』では、村上氏自らが監督・脚本を務めて映画化し、国内外で話題となる。1994年、「第二次世界大戦で日本が降伏しなかった世界」を舞台にした『五分後の世界』を発表。1997年、『イン ザ・ミソスープ』で第49回読売文学賞を受賞。2003年、「好きなこと」を入り口に600種類以上の職業を紹介した職業図鑑『13歳のハローワーク』が180万部を超える。2005年、『半島を出よ』で第58回野間文芸賞と第59回毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」のメインインタビュアーを約20年間にわたって務めた。激動する社会の光と影を鋭く見据える作品を精力的に発表し、国内外から注目を集めた。遺作は『ユーチューバー』。
【Not Sponsored 記事】