吉沢亮、2025年は「忘れられない1年」映画「国宝」主演・朝ドラ出演振り返る「責任感みたいなものが強くなった」
2025.12.31 16:13
俳優の吉沢亮と横浜流星が31日、東京・歌舞伎座にて開催された映画『国宝』歌舞伎座大晦日特別上映会に出席。吉沢が1年を振り返る場面があった。
吉沢亮、2025年振り返る
「国宝」にて主演を務めた吉沢は「大晦日という特別な日に、映画『国宝』のために時間をくださり、誠にありがとうございます」と感謝。「本日は、何度も足を運んで学ばせていただいた、この歌舞伎座に、まさかこの舞台上からの景色を見させていただける日が来るとは思っていなかったので、非常に光栄でございます」と笑顔で語った。喜久雄の親友・大垣俊介を演じた横浜は「大晦日という皆様のとても大切な日に時間を割いてくださり、ありがとうございます。またこのような神聖な場に立てていることを誇りに思います」と話していた。「国宝」をはじめ、連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)に出演している吉沢は、2025年について「この『国宝』のおかげで、いろんな経験をさせていただきました。初めてカンヌ(国際映画祭)の地に行かせていただいたり、海外のキャンペーンをしていただけたり。そもそも公開から半年経って、今だにこうやって皆様の前で、お会いさせていただける機会というのも、本当に滅多にないことだと思いますし、反響もたくさんいただいて。本当にこの『国宝』のおかげで忘れられない1年だったなという感じですね」とコメントした。
また、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にて主演を務めていた横浜は「いろんなことがありましたね。1年、人としても役者としても学びが多かったですし、自分にとっても節目になった年だと思います。『国宝』が公開して、たくさんの方の愛情を感じましたし、劇場に足を運んでくださる方が本当に多くて。自分の中ではコロナ禍以降、映画館に足を運ぶ方が少なくなっているなというのは感じていたんですけど、少し希望を持てたというか。映画人としても、これから日本映画業界を発展させられるように、自分も一役者として、責任感みたいなものが強くなった年です」と振り返った。
「国宝」歌舞伎座大晦日特別上映会
「国宝」は、吉田修一氏の最高傑作との呼び声高い同名小説を実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢)が歩む50年を描く。本イベントは、歴代興行収入ランキングにて邦画実写No.1を達成したことを記念して開催されたもの。吉沢と横浜、そして寺島しのぶ、見上愛、黒川想矢、田中泯、中村鴈治郎、李相日監督は、揃って和服で出席していた。(modelpress編集部)
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