林翔太&少年忍者・北川拓実、Wキャストで主演 韓国発ミュージカル「ラパチーニの園」上演決定

2025.10.24 12:09

2026年2月20日~3月1日に東京・新国立劇場 小劇場にて、林翔太北川拓実がWキャストで主演を務めるミュージカル「ラパチーニの園」(全14公演)の上演が決定した。

  

林翔太&北川拓実主演、ミュージカル「ラパチーニの園」上演決定

本作は、19世紀アメリカの作家ナサニエル・ホーソーンの短編小説「ラパチーニの娘」を原作とした、韓国発のオリジナルミュージカルで、韓国・忠武(チュンム)アートセンターの新作ストーリー作家育成支援プロジェクト「ミュージカルハウスブラック&ブルー2020」に選出され、翌年2021年に忠武アートセンター小劇場ブルーで初演され好評を博し、“アーツカウンシル・コリア2024年新作賞”を受賞。4年の時を経て、2025年に公式公演として韓国で上演された。現代社会で話題となる、愛の名の下に起こる「抑圧」と「暴力」、そして社会的偏見が残した「傷」を真正面から探求した本作。それぞれの「愛のかたち」に向き合う登場人物の心の動きが、美しい音楽と共に、観客の心へ深く響き、愛の本質を問う作品である。

今回、日本での上演にあたって、クリエイティブの中枢となる上演台本・訳詞・演出には、「ヒトラーを画家にする話」「他者の国」「帰還の虹」(共に脚本・演出)などの作品で緻密な物語性と生々しく叙情的な言語感覚の作風が支持されるタカハ劇団主宰・劇作家・演出家の高羽彩氏。また、音楽監督には、舞台「キングダム」(音楽監督・編曲・オーケストレーション)や舞台「千と千尋の神隠し」(音楽監督・指揮)、ミュージカル「十二国記 ‐月の影 影の海‐」(音楽)などの作品で、世界に通じる総合的な目線で作品づくりに携わる深澤恵梨香氏が務める。

出演は、真の美しさを求める芸術家を志す青年ジョヴァンニ役を、数々の舞台・ミュージカル作品で主演を務める
など確かな演技力を発揮する林、そして、2025年の主演ミュージカル作品で高い評価を得て、着実に実績を重ねている北川が、W主演・Wキャストで務める。

さらに、ラパチーニの娘で外の世界との接触を避けて生きる美しい女性ベアトリーチェ役に、数々のミュージカルで唯一無二の存在感を発揮する宮澤佐江。ラパチーニに献身的に仕える乳母兼家政婦のリザベタ役に、多数の舞台や大河ドラマなど映像作品でもめざましい活躍を見せる珠城りょう。ラパチーニの研究に疑念を抱く正義感の強い医師バリオーニ役に、「レ・ミゼラブル」でのジャベール役の好演も記憶に新しい石井一彰。そして、娘のベアトリーチェを外界から守るため植物の毒の研究をする科学者ラパチーニ役に、圧倒的な歌唱力と表現力で数々の舞台を魅了してきた別所哲也といった実力派を布陣し、日本版として上演する。(modelpress編集部)

林翔太コメント

ミュージカル『ラパチーニの園』でジョヴァンニ役を演じさせていただきます林翔太です。僕にとって久しぶりのミュージカル出演なのでお話を頂いた時からずっとワクワクしています。キャストの皆さんも経験豊富な実力者揃いなので、主演という立場ではありますが、皆さんの胸を借りながら良い作品を作っていきたいと思っています。この作品のキャラクターはそれぞれの愛の形と正義を持って生きています。大切な人のために何を選択して生きてきたか、これからどんな選択をしていくのか、そしてどんな結末を迎えるのか。皆さんに見届けていただけたら嬉しいです。

北川拓実コメント

ジョヴァンニ役を演じる北川拓実です。今回このミュージカル出演のお話をいただき、新たな挑戦ができること、そしてこの素晴らしい作品と出会い、ジョヴァンニという役を演じられることを大変嬉しく思っております。僕にとっては初めてのWキャストという形での出演となります。Wキャストでご一緒するのは、尊敬する大先輩・林翔太さんなので、大きなプレッシャーでもありますが、それ以上に貴重な学びの機会だと感じています。僕が演じる“ジョヴァンニ“が舞台上でどう生き、どう表現されるのか、その姿をしっかりと皆さまに届けられるよう、日々精進してまいります。劇場でお待ちしております。

宮澤佐江コメント

この度ミュージカル「ラパチーニの園」でベアトリーチェ役を務めさせていただきます。台本を拝見し、知らない世界に興味を抱く彼女に私自身も強く心を動かされました。15歳で社会に出て芸能の世界しか知らない自分とどこか重なる部分を感じます。父からの深い愛、そしてジョヴァンニとの間に生まれる禁断の愛。登場人物たちが抱くさまざまな愛のカタチとその運命の行方を、ぜひ劇場で見届けてください。

珠城りょうコメント

韓国で上演されたばかりのミュージカル作品ということで、出演することが決まったときは、とても驚きました。この作品には様々な愛のかたちが表現されていますが、私自身も「人」や「愛」について改めて考えるきっかけになりそうです。美しい音楽とともに、この世界観を楽しみながら、しっかり表現できるように努めたいと思います。

石井一彰コメント

バリオーニを演じます。不思議な事に自分の正義を信じるがゆえ、、という役柄を演じる機会が多いなと。憧れや嫉妬心、内面の葛藤をうまく表現できたらこのバリオーニという人物を立体的に皆様に届ける事が出来るのではないかなと。ストーリーに関していうと、どうやったらこんな話を思いつくのか。ダークで繊細で、それでいて音楽は大胆。この世界で生きる事ができるのが今から本当に楽しみでしかたありません。共演者の皆様もはじめましての方ばかりなので一緒に舞台に立つ事ができるのがとても楽しみです。舞台は刹那でそれぞれの人生に関わってくるのは一瞬の出来事かもしれませんが、皆様の心に残る作品になれば。頑張ります。

別所哲也コメント

米国原作、メイド・イン・韓国。舞台は、18世紀イタリア。さぁ!僕たちは、ここ日本で何を結実させるのか?!毒と薬は紙一重。科学技術も、常に人類の発展と破滅、表裏一体。飽くなき美への探究心と、「愛する」という人間の原動力が暴走するモノガタリ。静かに、しかしドラマチックなこの作品に、僕は今、とてつもなく惹かれている。ちょっとした熱病のように。僕が演じるラパチーニ博士は、劇薬だ!致死量ギリギリの作品に仕上げるべく、参加する仲間と取り組もう!お客様もこの、劇薬ミュージカル。用法と用量をお間違え無く御観劇くださいませ。

高羽彩氏コメント

韓国で話題になったミュージカルの日本語版の演出を任せていただき大変光栄に思ってます。百年以上前にアメリカで書かれた小説が韓国でミュージカルになって、そしてそれが日本で上演されるって、時も国境も越えた壮大なリレーのようでロマンチックですよね。だからこそこの作品がもつ普遍的なメッセージをしっかり掘り起こして、皆様にお届けしたいと思います。技術革新というのはいつの時代も人類にとって、福音と脅威という相反する作用をもたらします。その混乱の中で人が何を掴み得るのか。AIなどの技術革新に揺れる現代社会だからこそ、胸に迫る作品になるのではないでしょうか。

あらすじ

18世紀のイタリア・パドゥア。科学者ラパチーニは、愛する娘ベアトリーチェを外界の悪から守るため、彼女の体を「毒に耐性を持つ存在」へと変えてしまう。毒草が生い茂る庭園で育てられたベアトリーチェは、誰とも触れ合うことなく、孤独に生きてきた。

ある日、芸術家を志してパドゥアにやって来た青年ジョヴァンニが、その庭に佇む彼女の姿に心を奪われる。2人は惹かれ合うが、ベアトリーチェの体に流れる“毒”は、愛を交わすことを許さない—。

父・ラパチーニの愛、ベアトリーチェの愛、ジョヴァンニの愛、リザベタの愛、バリオーニの愛—。それぞれが信じる「愛のかたち」が交錯し、誰も知らない結末へとたどり着く。
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