ルシファー吉岡(C)カンテレ・フジテレビ

「R-1」7度目の決勝進出・ルシファー吉岡、前大会で“ウケ”に手応え 意識する芸人も明かす【「R-1」ファイナリストインタビュー】

2025.03.07 18:30

カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送されるピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ2025』(3月8日よる6時30分~※生放送)のファイナリスト9人が決定。2016年大会から5年連続決勝出場・前回大会3位のルシファー吉岡が、今大会にかける思いを語った。

  

ルシファー吉岡「R-1」決勝進出

過去最多5511人のエントリーの中から決勝戦に駒を進めたのは、ヒロ・オクムラ、チャンス、田津原、ハギノリザードマン、吉岡、吉住、新山、友田、マツモトクラブの9人(※決勝戦ネタ順)。芸歴3年目の超新星(友田オレ)から決勝戦7回目のベテラン(ルシファー吉岡・マツモトクラブ)までがそろい、23代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突する。

最終日となる本日は、2016年大会から5年連続決勝出場・前回大会3位の吉岡が登場。ベテランの意地とプライドをかけて“7度目の正直”を誓うピン芸人が、今大会にかける思いを語った。

ルシファー吉岡(C)カンテレ・フジテレビ
― 前回大会では、6回目の決勝にして初めてファイナルステージに進出されました。振り返ってみていかがですか?

やっぱり1番は、自信がつきました。それまでファイナルステージまで行ったことがなかったので。僕の中では、“R-1の決勝でウケたことがない”という感覚だったんですよ。だから、ちゃんと大きい笑いが取れて、1位の点数でファイナルステージに行けたということは、自信になりました。“R-1決勝でウケるようになった”って。

― 今大会で7回目の決勝進出です。決勝進出者発表で名前を呼ばれた瞬間は、どのような心境でしたか?

いや~ホッとしましたね。“生き残った…セーフ”という感じで。喜び2割、安堵8割でした。

― ファイナリスト9人を見て、特に意識する方はいらっしゃいますか?

やっぱり、去年争った吉住はどうしても意識しますね。去年のファイナルステージ(街裏ぴんく・吉住・ルシファー吉岡)に続き、吉住のそばには“ハゲ”がうろついてますし(笑)。今年はファーストステージから、ハゲ(ハギノリザードマン)、ハゲ(ルシファー吉岡)、吉住の順番で来ていますから(笑)。あとはライバル、盟友と言ってもいいマツモトクラブさん。昔から一緒にツーマンライブ(2人でのライブ)をやってきて、2人ともコントをやっていて、同じく7回目のR-1決勝戦。これは意識しますよ。

― その一方で、ファイナリストには若手もいらっしゃいます。R-1の“ベテラン”として、これはうれしいことですか?

いや、もう本当にやめてほしいです(笑)。突き上げるのはやめてくれ、と。ただ、R-1のことを考えると、同じ人間が出続けるより、新しい人がどんどん出てきた方がいい大会になると思うので、いいことだと思います。まあ、僕がずっと出ている張本人なんですけど(笑)。ただ、田津原(理音)くんがね…何度も一緒に仕事をしているんですけど、番組の収録とか平場でしゃべると、すごい勢いでスベっているんですよね(笑)。なぜ彼に面白いネタが作れるのかが、非常に不思議です。僕の中で謎が深まっています(笑)。

― 優勝したらかなえたい夢を教えてください!

1番は、単独ライブの全国ツアーですかね。あれは挑戦したいです。

― ―昨年は、出演したい番組に『マルコポロリ!』(カンテレ)を挙げていました。

もちろん、今年もです!『マルコポロリ!』に僕を出してください!番組MCの東野(幸治)さんのYouTubeに以前出させていただいて、少しずつ関係が深まってきているので、もっともっと活躍できると思います!僕を『マルコポロリ!』に呼んでください!

― 決勝戦のネタで見てほしいところはどこですか?

僕は芸人になってから、ずっと1人コントだけをやってきました。1人コントってなかなか見る機会がないと思うんですけど、その面白さを伝えて、皆さんの想像力をかき立てられたらいいなと思っています。ほかにも、いろいろなピン芸が出てくるので、飽きずに見られると思います。ぜひ楽しんでください。

― 最後に、ルシファー吉岡さんにとって『R-1グランプリ』とは?

【ゴールでありスタートである!】。“R-1優勝”というのが今までの僕の芸人人生の“ゴール”であり、そこから次に羽ばたいていくという意味で“スタート”だと思っています。優勝するぞ!

「R-1グランプリ2025」

「R-1グランプリ2025」ロゴ(C)カンテレ・フジテレビ
本大会の決勝戦のネタ尺は4分。ファイナリスト9人が争うファーストステージは、審査員による得点審査。ファーストステージの上位3人が進むファイナルステージは、審査員による決選投票。その結果で、優勝者が決定する。決勝戦のMCを務めるのは、5年連続のタッグ・霜降り明星&広瀬アリス。審査員は、4年連続の顔ぶれとなる陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ハリウッドザコシショウに加え、新たに2人を迎えた7人体制へ。まだ明かされていない2人の詳細は、決勝戦当日3月8日午後3時から放送の特番『霜降り明星のR-1グランプリを100倍楽しく見るTV』(※一部地域を除く)内で発表予定。(modelpress編集部)
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