「ミアキス・シンフォニー」マスコミ発表会に出席した加藤シゲアキ(C)モデルプレス

NEWS加藤シゲアキ、“愛”は「自分を信じること」大人になって実感したことも【ミアキス・シンフォニー】

2025.02.24 16:47

NEWS加藤シゲアキが24日、都内で著書「ミアキス・シンフォニー」(マガジンハウス)のマスコミ発表会に出席。7年かけて出版をした同作についてや、作品のテーマである“愛”について語った。

  

加藤シゲアキ、7年かけての出版に喜び「作家人生半分近くかけて」

加藤シゲアキ(C)モデルプレス
「ミアキス・シンフォニー」は、2018年4月から2022年6月まで全16回にわたり雑誌「anan」で不定期連載していた小説に、大幅な加筆・修正を加えた物語として、2月26日に発売。ミアキスとは、犬と猫の祖先といわれている動物で、生物がミアキスからさまざまに進化し分岐していくように、多様な登場人物たちが登場。“愛する”ということについて、あらためて思いを深める物語となっている。

7年かけての出版となったが、加藤は「いつ完成するのかわからない時期もあった。連載開始からいままで別の作品2、3冊出していたので、『ミアキス・シンフォニー』は僕の作家人生半分近くかけて作り上げた。分身のような作品が生まれた」と喜びを口に。連載オファー時「すっかり書き下ろしの短編だと思っていた」と明かした。

また「当時グループ15周年ってこともあって、このオファーに面白いなって思っていた。打ち合わせをしたら連載で…。うちのマネージャーが書き下ろしと連載の違いも分からなくて、見切り発車だった(笑)」と勘違いから始まった連載であることを紹介。「それでもやるってなったので、タイトルと内容を決めて、手探りの状態でスタートした。その分時間はかかったけど、この作品から学んだことも多かったです」とした。

加藤シゲアキにとって“愛“とは?

加藤シゲアキ(C)モデルプレス
本作は“愛”がテーマだが、なぜこのテーマを選んだのか聞かれると「ちょっと照れくさいけど、この作品を書いているときはちょうど30代だった」とした上で、「『やっぱり愛だよな』って、大人になって思ったんですよね」と回答。「エーリッヒ・フロムの『愛するということ』という作品にインスパイアを受けて書き始めたのもあって。登場人物を深堀りしている間に、あらゆる愛が浮かび上がってきた」と語った。

そして「自分にとって愛とは?」と問われる場面も。これに加藤は「自分自身を信じることなんだなって思いました」と答え、「愛することを突き詰めていくと、相手を思うってことに関しては、最終的に自分が試されている状況になる。自分に愛があると信じて進むことしか始まらない」と持論を展開。

続けて「僕自身この作品が面白くなると信じて、この7年で迷うこもとあったけど、自分の力を信じることが重要だった。この作品を書き始めてから文学賞の候補にさせていただいたので、改稿作業がすごく大変で…。7年前の自分が下手くそで(笑)。自分と会話するみたいな。『キミは何をやっているんだ』と思いつつも自分の成長も実感した。本当に多くのことを気付かされた作品でした」としみじみ話した。

さらに、作品にかけて「自分の“◯◯愛がすごい”と思うところは?」と質問が出ると、「この作品にいろんな愛を描いているけど、僕自身は“慈愛”みたいなところで、作品や周りに関して慈しみの愛を持っていきたいと思っています」と気を引き締めながら話した。(modelpress編集部)

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