NEWS加藤シゲアキ「anan」ソロ初表紙「ミアキス・シンフォニー」連載7年での変化とは
2025.02.18 12:00
NEWSの加藤シゲアキが、2月26日発売の雑誌『anan』2436号(マガジンハウス)表紙にソロで初登場。本誌で7年連載し、改変され同日に発売される加藤作の最新小説『ミアキス・シンフォニー』(マガジンハウス)について語る。
加藤シゲアキ、才能の多面性をグラビアで表現
「アイドルで作家」というだけでなく、近年、俳優、映画監督、音楽フェスのファシリテーターなどその活動のフィールドをさらに広げている加藤。自身のX(旧Twitter)のヘッダーにかかれている「およそ8人いる加藤シゲアキ」という言葉があながち嘘には思えない。巻頭では、そんな表現者・加藤本人にフォーカス。加藤を撮ったのは、「MIRRORLIAR FILMS in東海市」でも監督と撮影者としてタッグを組む末長真氏。数々の映画のスチールを撮影してきた末長が「加藤シゲアキ」という物語を読み解いて、堂々とした王者のような姿から、内面の優しさ、色気を表現したカットまで、多彩な魅力を切り取る。加藤が4つの章立てて語ったロングインタビューは圧巻。アイドルとして、作家として、クリエイターとして…。それぞれの立場から語るのは、人前に立ち続けている理由や、グループの中でのふるまい方、そして、ものを作ることで昇華されていく思い。そのすべての根底には、新刊にも通じる愛がある。大人の成長期ともいえる、この年月の間の変化について加藤は「僕は20年以上グループで活動してきて、時に怒り、時に理解しようと努め、時に背中を押し、みたいなことをずっとやってきたんです。(中略)そんなことばっかりやってきたなかでフロム(の『愛するということ』)を読んで、やっぱり自分は間違ってなかったんだと思ったんです」とコメントした。
anan連載から7年「ミアキス・シンフォニー」の魅力をガイド
同日発売される加藤の最新小説『ミアキス・シンフォニー』発売記念スペシャルとして、作品がよりわかる、徹底ガイドも掲載。本作は、2018年4月~2022年6月まで『anan』にて全16回不定期連載され、2023年から2024年にかけ構成を含め、大幅に改稿された“愛の物語”だ。ミアキスとは、犬と猫の祖先といわれている動物。生物がミアキスからさまざまに進化し分岐していくように、多様な登場人物たちが現れる。どの街にもありそうな大学や日本料理店を舞台に、1つの場面をさまざまな視点からたどっていくうちに交錯していく登場人物たち。それぞれが奏でる物語はやがて中心人物のもとに集い、壮大なシンフォニーとして立ち現れることに。“愛する”ということについて、あらためて思いを深める物語となっている。連載媒体だからこそできる、作品がより楽しめる特集に。連載の振り返りや、人物紹介、もちろん加藤のインタビューまで掲載される。
「ミアキス・シンフォニー」原画公開
その絵を受け取ったとき「やすやすと期待を超えていただき、しばし放心した」という加藤。本人たっての願いで『せかいいちのねこ』などの絵本や魅力的な作品の数々で、世界中にファンを持つ画家のヒグチユウコ氏に装画を依頼した。快諾をもらったときは、その報告に加藤も喜びとともに、驚きも隠せなかったという。そんな本人も圧倒された装画を原画の状態のままで、特別にバックカバーに掲載。猫と犬の共通祖先といわれる「ミアキス」と生命のつながりを感じる植物たち。細部にいたるまで堪能したい名画である。また、加藤がキャラクター紹介に絵を添えるなら「山口つばささんに!」と願ったことから生まれたスペシャルコラボレーションが実現。漫画『ブルーピリオド』で人気を博している山口氏の描く主要キャラクターは今にも語りだしそうなリアリティと、一瞬で目をとらえる存在感が。多忙ななか、時間を割いて作品を読み、描いた8人の登場人物たちを見ることができる。
「ミアキス・シンフォニー」とは
ミアキスとは、犬と猫の共通祖先といわれている動物。生物がミアキスからさまざまに進化し分岐していくように、多様な登場人物たちが現れ、さまざまな視点からたどっていくうちに交錯し、それぞれが奏でる物語はやがて集い、壮大なシンフォニーとして立ち現れる。“愛する”ということについて、あらためて思いを深める物語。2018年4月~2022年6月まで『anan』にて全16回不定期連載。2023年から2024年にかけ構成を含め、大幅に改稿された“愛の物語”。(modelpress編集部)
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