【フジ会見】騒動発生後「だれかtoなかい」継続した理由を説明「憶測を呼ぶことを憂慮」
2025.01.27 17:11
フジテレビは27日、都内の同局で記者会見を実施し、フジテレビの嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、新社長となる清水賢治氏、フジ・メディア・ホールディングスの金光修氏が出席。進行を務めた執行役員広報局長の上野陽一氏が、22日に番組終了を発表した中居正広MC番組「だれかtoなかい」について言及した。
「だれかtoなかい」継続の理由明かす
中居の女性トラブルが起きたと報じられていた2023年以降も、同局は番組起用を継続していた。これについて上野氏は「(『だれかtoなかい』の前身番組)『まつもtoなかい』は23年4月に始まったばかりの番組でしたが、間もなく唐突に終了することで憶測を呼ぶことを憂慮し、当初番組を中止するような大きな動きをとることを控えたいという考えがありました」と起用を続けた経緯を説明。「一方で、24年1月に出演者である松本人志氏が芸能活動休止を発表し、 番組出演を休止することになりました。例えば、この松本氏の件を理由として番組を終了する機会があった可能性もございます」とし、「そうした状況にもかかわらず『だれかtoなかい』と変更となり、番組出演は継続されました。また、その間社内での情報共有も限定されていたことから、他の単発番組への出演が続いておりました」と同番組以外での中居の起用の経緯を明かした。なお、一連の判断が適切であったか否かについては、第三者委員会の調査に委ねるとしている。
フジテレビは、同社と中居が関与していたとされるトラブルをめぐって、17日に港浩一社長による緊急記者会見を実施したが、限られた媒体での実施かつ生配信等が行われなかったことからネット上で多数の指摘が相次いだ。今回実施される会見は、その“やり直し”となり、媒体の制限は行わず、オープンに実施。冒頭の役員挨拶は生中継され、その後の質疑応答は「TVer スペシャルライブ」、「FNN プライムオンライン」にて10分ディレイの配信も行われている。(modelpress編集部)
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