生田斗真「俳優としての武器は？」に回答 中村倫也からの“重圧”に苦笑も【いのうえ歌舞伎「バサラオ」製作発表】

生田斗真、自身の生誕39年記念舞台に感激

劇団☆新感線の最新作いのうえ歌舞伎『バサラオ』は、劇団☆新感線の44周年興行であり、17歳で新感線に初参加して以来、本作が5作目の参加となる生田の生誕39年を記念してのサンキュー公演。座付き作家・中島かずきによる新作公演で、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、いきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語を描く。

自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男・ヒュウガを演じる主演の生田は「生田斗真の生誕39年を記念した公演というものを、17歳の頃からずっと憧れ続けた劇団☆新感線のみなさまとともにできること、嬉しく思っております」と作品への思いを告白。自身の役については「自分で言うのもおこがましいんですけど、美しさを武器に世界征服を狙うというとんでもない役です」と話し、「劇団☆新感線の悪役はいつか演じてみたいと思っていたので、精一杯頑張りたいなと思っております」と言葉に力を込めた。

また、古田とは映画で共演歴があるものの、劇団☆新感線での共演は今回が初めてという生田は「17歳の高校2年生の頃から5度目の出演なんですけど、本当に古田さんとご一緒する機会がなかったので、念願かなったなという感じですね」と吐露。古田から「断ってたからね」とツッコまれると、生田は「やめてください（笑）。すごく嬉しいです」と笑顔を見せ、「数々の俳優さんから古田さんとお芝居をするのは楽しいと伺っていたので、（劇団☆新感線で）ようやく一緒にできることを嬉しく思います」と声を弾ませた。

生田斗真、中村倫也からプレッシャーかけられる？

生田が演じるヒュウガの役どころにちなみ“自身の俳優としての武器”を尋ねられると、生田は「武器と言えるものがないんですけど…強いて言うなら美しさ、色気くらいでしょうか」と回答し、会場の笑いを誘った。これに中村が「本当にそうだもんね」と声をかけると、生田は「やめて、やめて！違う、違う（笑）」と苦笑い。そして「頑張ります！」と意気込んだ。

同じ質問に、中村は「早く帰るに越したことがないと思っているので、その分、真面目にセリフを覚えて、真面目に準備するところが長所かもしれないですね」と答えた。

さらに、中村はPRコメントを求められると「圧倒的に美しいものって見たくないですか？これまでみなさんが人生で見た中で、圧倒的に美しいものがポンって思い浮かびますか？」と話し、「（生田が）それになります」と生田にプレッシャーをかける場面も。生田は「ハードルが…」と再び苦笑し、笑わせていた。

なお、いのうえ歌舞伎「バサラオ」は7月7日〜8月2日に福岡・博多座、8月12日〜9月26日に東京・明治座、10月5日〜10月17日に大阪・フェスティバルホールにて上演される。（modelpress編集部）