歌手・八代亜紀さん、死去 享年73<全文>
2024.01.09 18:13
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膠原病のため活動を休止していた歌手の八代亜紀さんが、2023年12月30日に死去していたことが分かった。73歳だった。1月9日、所属事務所が公式サイトを通じ発表した。
八代亜紀さん、2023年12月に死去
公式サイトでは「ファンの皆様ならびに関係者の皆様へ」とし、八代さんの死去を報告。葬儀については「八代自身の強い遺志により弊社スタッフのみで2024年1月8日に執り行いとても穏やかな顔で旅立ちました」としている。「一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励んでおりましたが容態の急変により皆様へこのようなご報告をしなければならなくなりましたことは無念でなりません」とつづった上で「代弁者として歌を歌い表現者として絵を描くことを愛し続けた人生の中で常に大切にしていた言葉は『ありがとう』でした」「療養期間中も傍で支えるスタッフや医療従事者の皆様に『みんなありがとう』と感謝を伝え最期まで八代亜紀らしい人柄が滲み出ておりました」と八代さんの最期を伝えた。
なお、後日にお別れの会を執り行うとし、詳細については改めて案内するという。最後には「今まで応援してくださったファンの皆様 関係者の皆様に心より深く感謝御礼申し上げます 本当にありがとうございました」と結んでいる。
八代さんは、1950年8月29日生まれ、熊本県出身。1971年にデビューすると、「なみだ恋」「愛ひとすじ」「もう一度逢いたい」「舟唄」など数々のヒット曲を生み出してきた。1980年に「雨の慕情」で「第22回日本レコード大賞」を受賞。「NHK紅白歌合戦」では、2年連続大トリを務めるなど、その人気ぶりで“演歌の女王”と称されるようになった。
近年では、年間を通じて全国を巡るコンサートやディナーショーの開催を中心に活動。2023年9月に、膠原病の一種であり指定難病である抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し、公式サイトでは、療養のため活動休止を発表していた。(modelpress編集部)
全文
【ファンの皆様ならびに関係者の皆様へ】平素よりご厚情をいただき心より感謝申し上げます
2023年9月に膠原病の一種であり指定難病である抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し療養を続けておりました弊社所属の八代亜紀が12月30日に永眠いたしましたことを謹んでご報告申し上げます
葬儀は八代自身の強い遺志により弊社スタッフのみで2024年1月8日に執り行いとても穏やかな顔で旅立ちました
一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励んでおりましたが容態の急変により皆様へこのようなご報告をしなければならなくなりましたことは無念でなりません
代弁者として歌を歌い 表現者として絵を描くことを愛し続けた人生の中で常に大切にしていた言葉は「ありがとう」でした
「一人では何も出来ない、支えてくれる周りの皆様に感謝を」という父と母からの教えを八代自身は体現し続けて参りました
療養期間中も傍で支えるスタッフや医療従事者の皆様に「みんなありがとう」と感謝を伝え最期まで八代亜紀らしい人柄が滲み出ておりました
これから先いつまでも八代亜紀が命を吹き込んだ作品の数々が沢山の人達に愛され皆様の心の中に生き続けることを八代自身も望んでいると思います
後日にお別れの会を執り行いたいと思っております
詳細については改めてご案内申し上げます
今まで応援してくださったファンの皆様 関係者の皆様に心より深く感謝御礼申し上げます
本当にありがとうございました
2024年1月9日
株式会社 ミリオン企画
【Not Sponsored 記事】