舘ひろし、女子高生と化した「パパとムスメの7日間」秘話明かす「JUNON」27年ぶり登場
2023.12.19 17:00
views
俳優の舘ひろしが、21日発売の雑誌「JUNON」2月号に登場。2007年にドラマ化され話題を呼んだ『パパとムスメの7日間』の秘話を明かした。
舘ひろし「JUNON」27年ぶり登場
舘は実に芸歴49年目。創刊50周年の「JUNON」に、27年ぶりに登場。まさにレジェンドの名にふさわしく、出演した作品は多くの人に愛されてきた。「JUNON」に登場していた若かりしころを振り返った。※以下、インタビューより抜粋
― モテモテの人生と思いますが女性に好意を伝える際の得意技は?(笑)
全然モテモテじゃないよ。君ら誤解してるよ。どんなに苦労してひとり涙で枕をぬらしたか(笑)。ただ、好意を伝えるのは誠心誠意だけだったらきっと暑苦しいし、どんな、得意技(笑)って?それは企業秘密だから言えない(笑)。(中略)
僕だって、自信はないよ。すべてに関してまったく不安なままいつも迷ってる。これはちょっと違う話になるけど、「不安定だったり、危ういもの」って、僕はエンターテイメントだと思うんだよ。たとえば、ここにドンと安定した人形の置物と、壊れそうな倒れそうな人形があったら、人間は後者を見る。サーカスにしてもそうだけど、危ういものに魅了される。で、どっか僕も不安定なんだよね。危ういっていうか。
君も、「危うい男」が好きでしょ?(笑)僕自身、安定を求めないというか、潜在的に「安定するのはイヤだ」みたいなのがあるんじゃないかな。…って、こんな73歳で安定してないってどうするんだよって思っちゃうけどね(笑)。だから自信はないけど、ずっと危ういことには自信があるよ。
― 舘さんが演じられてきた役柄も驚くほど振れ幅がありますが、作品を選ぶポイントはありますか?
これね、俺がこの歳でも俳優としていられるのは、たぶん『あぶない刑事』があって、それから『パパとムスメの7日間』があると思うんだけど、これをやるときは勇気がいったね。あの作品は、娘と入れ替わって僕が女の子になるわけだから。
事務所的にも「これはやらないよね」って言われたの。でも「いや、俺はちょっと考えたい」と。方程式としては、今までのハードボイルドな舘ひろしを支持してる人たちは観ないだろうと思った。僕の親父なんて、「ひろしは情けない」ってテレビを消しちゃったらしいからね(笑)。ところが、10代から20代の女の子たちはきっとおもしろがって観てくれるかもしれない。だったら「やるべきだな」って思ったんだよね。
超特急・M!LKら「EBiDAN」9グループ総勢62人「JUNON」集結
今号では、同誌の創刊50周年を記念してEBiDANの9グループ(超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、ONE N' ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、ICEx、Lienel)総勢62人が登場。通常版は、EBiDANの集合写真が裏表紙を飾り、9グループのピンナップが特別付録に。特別版は、EBiDANの62人が表紙と裏表紙をジャック。さらに特別付録は62人全員分のプロフィールカードがつくスペシャル仕様に。
このほか誌面には、俳優の武田真治、草なぎ剛らレジェンドたちが続々登場する。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】