加藤茶、健康的に12キロ減　妻・綾菜に感謝「3回も死にそうになってるけど全部救ってくれた」

加藤茶、健康的に12キロ減　妻・綾菜に感謝

80歳にして、自身の人生について語った初のフォトエッセイ『加藤茶パーソナルブック home』を発売した茶は、表紙で着用したジャケットについて「150年前の刺子、着物の生地で作ったスーツらしいんですけど、これ一着150万するんですよ」と紹介。「こんなに高いもの着せてもらったの初めてですから。いつも『8時だョ！全員集合』で水を被ったり粉を被ったりするので、いいものは着せてくれなかったんですよ」と振り返った。

現在80歳ながら「まだ俺じじいじゃねえだろって思います」という茶は「仕事を健康でやれたら、こんなに嬉しいことはないですね」とコメント。レシピ本『加藤家の食卓 医師と栄養士の先生に長生きする食事の作り方を習いに行ってきたレシピ集』を発売する綾菜は、108歳まで舞台に立ってもらうことが自分にとっても夢とのことで「腰が曲がってないじゃないですか。一切。それはすごいと思う」と夫の健康ぶりに誇らしげ。

綾菜は試行錯誤し、専門家の指導を交えながら勉強し、氷だしを活用したメニューを導入したそうで「酒粕とショウガと玉ねぎと鰹節を煮詰めて、それを製氷機に入れるんですけど、1つが0.3グラムなんですよ。塩分が」と紹介。これにより塩分を計る手間が減り、夫も健康的になったという。茶は「俺ね、65キロぐらいあったんですよ。今50キロ、落ちたかな？48キロくらい」と明かし、綾菜は「病気で痩せたわけじゃなくて。今まですごいお酒を飲んどったりして血圧が、薬を飲んでも200くらいあって。何をやっても治らんかったんじゃけど、この氷だしで食事をとるようになって、今130くらいだよね」と効果のほどを語った。

会場に集まったファンに、茶は「頑張って長生きしたほうが絶対にいいこといっぱいありますから」と呼びかけ「年取っていいことなんかちっともねえと思ってたんですよ。病気はするし、3回も死にそうになってるんですから。それを全部綾が救ってくれたんですよ」と妻への感謝を語った。

加藤茶、芸能活動を長く続ける秘訣明かす

また、芸能活動を長く続ける秘訣を「自分で自分に飽きないこと」と明かした茶は、10代のファンから10代でしておいたほうがいいことを質問されると「恋愛かなあ」「恋人がいるってすごい力になりますから。何があっても頑張れるんでね。やっぱり恋人を持ったほうがいいですよ」と笑顔。笑いを取ることが一番の元気の源で、最後は舞台袖で倒れたいという茶は、互いの好きなところを聞かれると「俺は綾の脚が好きだなあ。初めて会った頃の綾の脚ってすげえ綺麗だったんですよ」と返答。太ったこと、痩せられないことを自虐した綾菜は、同じ質問に「波がないところ」「どーんとしているところが好きですかね」と明かした。

ドリフターズ全盛期の人気ぶりについて聞かれた茶は「ジャニーズと、どっこいぐらいですね。あんなにぎゃーぎゃー言われたの、初めてですから」と回想。90歳で舞台に立ち続ける高木ブーへの感謝も語った茶は「108歳までね、言ってますけど、果たしてできるかどうか分からないですけど、記録を作りたいですよね」とにっこり。

「5年前から太っているので」「専業主婦の時の方がめちゃくちゃスタイル良かった」という綾菜は「健康でいいよね。何かあっても担げるし。このくらいのほうが」と話し、過去に夫が倒れた際に担いだことに言及。「片手で抱き上げて」「おんぶしたら、後ろに倒れたら危ないし」と語る妻について、茶は「心強いですね。肝っ玉母さんですよ」と頼りにしている様子だった。（modelpress編集部）