安住紳一郎アナ、ジャニーズ事務所の報酬辞退にコメント「これまで聞いたことのない方法」
2023.09.14 10:42
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TBSの安住紳一郎アナウンサーが9月14日、総合司会を務める同局系情報番組「THE TIME,」(毎週午前5時20分~)に出演。ジャニーズ事務所が性加害問題の被害補償と再発防止策を発表したことにコメントした。
安住紳一郎アナ、ジャニーズ事務所の報酬辞退に見解示す
「ニュース関心度ランキング」で1位になった話題として、9月13日に同事務所が補償受付窓口の設置やタレントの出演料に関して発表したことを報じた同番組。事務所が報酬を辞退することについて、安住アナは「所属しているタレントのみなさん方には罪はないということから今後も仕事が継続できるようにという親心だとは思います」と考えを明かした。また「1年間、手数料を取らないということでその分内部留保もあるんだなということも想像できますが、これまで聞いたことのない方法なので、これからどういうふうにそれぞれが反応していくかということになると思います」とコメントした。
同事務所は9月13日、「再発防止特別チームからの提言に従い、被害者救済委員会を設置するとともに補償受付窓口を開設いたします」と被害補償について発表。そして再発防止策については「新社長東山紀之の下、再発防止特別チームから提言された再発防止策を以下のとおり速やか且つ確実に実施して参る所存です」と今後の方針を明かした。
さらにタレントの出演料に関しては「今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」とした。
ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。
その後、9月7日の会見で、ジャニーズ事務所は初めてジャニー氏の性加害があったことを認め謝罪。藤島ジュリー景子現社長の引責辞任、東山紀之の新社長就任を発表した。
なお、ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、広告起用の継続については各社で対応が分かれている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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