(左から)高瀬耕造アナ、鈴江奈々アナ、山口豊アナ、日比麻音子アナ、松丸友紀アナ、安宅晃樹アナ(C)モデルプレス

NHK民放6局がスペシャル番組で連動 NHKに各局アナ集結「まさかこんな日が来るとは」<1.5°Cの約束キャンペーン>

2023.09.10 18:08

10日に都内でNHK民放6局連動の共同記者会見「1.5°Cの約束キャンペーン」が開催され、高瀬耕造アナウンサー、鈴江奈々アナウンサー(日本テレビ)、山口豊アナウンサー(テレビ朝日)、日比麻音子アナウンサー(TBS)、松丸友紀アナウンサー(テレビ東京)、安宅晃樹アナウンサー(フジテレビ)がメディアの垣根を越えて一堂に会した。

  

民放6局アナ、NHKの施設に驚き

(左から)高瀬耕造アナ、鈴江奈々アナ、山口豊アナ、日比麻音子アナ、松丸友紀アナ、安宅晃樹アナ(C)モデルプレス
NHKと民放キー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)は、2022年から6局連動で「国連SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる気候危機を食い止めるための共同キャンペーン「1.5°Cの約束」に参加。気候変動について一緒に考えるスペシャル番組「1.5°Cの約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために」を9月24日(総合テレビ/ひる10時5分~11時)に放送する。

鈴江奈々アナ(C)モデルプレス
質疑応答にて、NHKを訪れたことで生まれた発見を聞かれた鈴江アナは「NHKという場所に普段来ることがないので、まず迷路のような大きさに圧倒されていて。日本テレビはメイク室って基本1つの場所なんですけど、スタジオもメイク室もいろんなところにあることにまず驚いていて。1回入ったら自分で帰れない。導線がわからないっていうことで、すごく迷ってしまっていました(笑)」と返答。「社会科見学のようで申し訳ないんですけど、このあいだNHKの1階にある食堂に高瀬さんにお勧めされて行きまして。お手頃なラーメンというのをいただきまして。そこにもレトロ感のあふれる、さっぱりとしたしょうゆ味の美味しいラーメンでした。非常に貴重な経験をさせていただきました」と笑顔で明かした。

山口豊アナ(C)モデルプレス
山口アナは「この2年間で4回くらいお邪魔していて。去年のこの番組と、災害報道の6局連動のがありますので来ております。大きさにいつも驚いていて。今日も危うく、スタジオを間違えて別のスタジオに入りそうになってしまいまして。そのスタジオの多さにはいつも驚きます。こういう風にNHKさんに呼んでいただいて、6局でやることが実は最近増えてきていて。災害でもそうですし、気候変動でもそうですし、連携が当たり前になるようなことがもっと増えるといいなと毎回思って。今日もそう思いました」とのこと。

日比麻音子アナ(C)モデルプレス
日比アナは「広さに驚くばかりなんですけれども、実は私は大学生の時にNHKワールドさんにOG訪問・OB訪問という形でお邪魔をしたことがありまして。NHKワールドのフロアは見学させてもらったんですが、TBSに内定したその日から、2度とNHKに入れないだろうと思っておりましたので、まさかこんな日が来るとはと大変光栄に思っております(笑)。当時は正面玄関からゲストとして入らせていただきましたが、西口から入って、『ああ、すごい。こんな日が来るんだな』と全身が震えた日を一生忘れません」と白い歯を見せた。

松丸友紀アナ(C)モデルプレス
松丸アナは「この1年で3回、NHKに訪問させていただいていまして。ちょうど今年の春に『アナテレビ』という番組でもお世話になりました。毎回迷ってしまうし、本当に広くて。いつもテレビ東京と比べると、お弁当がとてもおしゃれでおいしくて『テレビ東京とは違うな』とか思うんですけど、今日唯一『テレビ東京と同じだ』と思ったのが、スタジオのセットっていうのが、いろんな番組のセットをうまく活用したりしているっていうところが。テレビ東京も実は予算が少ないので、いろんな番組から調達して『ゴッドタン』(テレビ東京系/毎週土曜深夜1時50分〜)っていう番組なんかは成り立っているんですけど(笑)。そこは共通だと思って。でも考えてみたらそれもエコだし、気候変動の対策に繋がっているななんていうことを今日は思いながら収録に臨みました」と答えた。

安宅晃樹アナ(C)モデルプレス
安宅アナは「就職活動以来で、9年〜10年ぶりなんですけども、スタジオを歩いているとスタッフさんから『普段はね、ここお侍さんがたくさん歩いているの』って。会いたかった(笑)!会えなかったんですけど(笑)。ちょっとそこが残念だったんですけど、それ以外の発見としては、このNHKさんの建物自体がちょっと古いっていうところもあるのかもしれないんですけども、スタジオの入り口に今日のスケジュールとかが書いてある場所があるんですが、たぶん民放キー局だと紙を張ってますよね。それがホワイトボードなんですよ」と紹介。「それも1つエコだなって思ったりですとか。あと各フロアの導線に給水スポットがあったりして。ペットボトルを買わなくていい。自分のマイボトルさえあればそこで水を汲んで。これはいい取り組みだと。ぜひうちにも持って帰って、CSRの人間に検討してもらいたいなと思います」と学びがあった様子だった。

高瀬耕造アナ(C)モデルプレス
一方の高瀬アナは「本来なら私が行きたかったです。自分が普段仕事している場所じゃないところに行ってみるって。去年『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系/毎週火曜よる8時〜)に出させてもらって日テレさんに初めて行って。やっぱりエレベーターとかに視聴率のこととかがバーンと貼ってあったり。メイクルームも光の量が多い気がするんですね。キラキラしている感じがする(笑)。やっぱり違うぞって感じるんですよね。だからこの番組各局持ち回りでやるのかと思ったら、2年目もNHKだったので。『なんだよ』とちょっと思ったんですけど」と他の局にも行ってみたい様子。

「そうやってNHKで刺激を受けていただけたことはすごく嬉しくて。でもやっぱり同じアナウンサーだから共通している価値観とか、抱えているもやもやとかもありつつも、その局で育ってきたカラーみたいなものも、そこはかとなく漂うところもありまして。そういったところも番組のトークの中にたぶん出てくると思いますので、楽しんでいただけたらと思います」と話していた。

NHK民放6局がスペシャル番組で連動

高瀬耕造アナ、鈴江奈々アナ(C)モデルプレス
また、同番組について司会を務める高瀬アナは「去年に引き続きまして、この『1.5°Cの約束』を担当することになりまして。今回は私は今大阪にいるものですから、大阪からこの番組に参加するためにやってきました。先ほど収録が終わったところで、今すごくほっとしているところなんですが、少しでも6局が合わさることで、大きな力・発信力を持つことができるように、皆様にもいろいろ知っていただければと思っています」とコメント。

鈴江アナは「夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系/毎週月~金曜午後15時50分~)という番組を担当しているんですが、その番組のコンセプトは『ミンナが、生きやすく』です。この『1.5°Cの約束』では、収録を終えたばかりですけれども、みんなが同じく、子どもたち、未来の世代に向けて何ができるのかっていうことを熱く議論しました。私も2児の母として、未来がちゃんと暮らしやすい、生きやすい地球環境になっているのかということが、今一番の関心事です。皆さんと今日は一緒に考えていけたらと思います」と笑顔を見せた。

山口豊アナ、日比麻音子アナ(C)モデルプレス
山口アナは「“再エネアナ”と呼ばれておりまして。実はほとんど再エネの現場の取材を主にやらせていただいております。それはなぜかと言えば、やっぱり気候危機が大変なことになっているし、日本のエネルギーの問題も非常に大きいからです。その1つの解決策が再エネであるという信念のもと、日本全国、それから世界を周って取材を続けております。今日は6局が集まって『1.5°Cの約束』という枠組みで気候危機に対して同じ思いを共有できたと思うんですね。やっぱり1社ごとにやっているだけでは力は弱いですけれども、まとまって1つの場に立つことで、1つのメッセージを出せることができたんじゃないかと思っております」と手ごたえを感じている様子。

日比アナは「初めてということで、大変に緊張した収録、そしてスポット撮影だったんですけれども、皆さんがとても温かく迎えていただいたのと同時にですね、ここでみんなと話すことによって、新しい気づきというものを得ることができました。私は普段『Nスタ』(TBS系/毎週月〜金曜日午後15時49分〜)を担当していて、その番組のテーマは『気づきがあれば、何かが始まる』というものなんですが、1局で頑張っていたことをみんなで共有することで、さらに大きな気づきが得られたというのが、今後に向けての自信にもなったような気がいたします」とにっこり。

松丸友紀アナ、安宅晃樹アナ(C)モデルプレス
松丸アナは「2年目の参加となります。普段はアナウンス業務以外にもですね、テレビ東京グループで立ち上げたサステナビリティ委員会の委員を務めていたり、身近なところからということで、半径5メートルから始めるSDGsをテーマにした配信企画も行っております。私も息子がいるんですけど、息子がつい先日『ねえ、もう地球には住めなくなっちゃうの?』というようなことを聞かれたときに、ハッとさせられて。メディアとして何ができるのかなっていうことをずっと考えてきまして、今日この場で皆さんとそのことを話し合うことができたということが大変貴重な機会でしたし、これからに繋げていきたいなと思っております」と語った。

安宅アナは「3月まで報道局の記者として環境省を担当していました。ですので私自身非常に関心の高い分野のこの番組に呼んでいただいたこと、本当に感謝しています。今日このように6局が集まって、やっぱり同じ言葉を紡いでいく人間として、悩みは一緒なんだなっていうところをまず共有できたっていうのが非常に大きかったです。その中で我々ができることっていうのは、我々自身も100%ではないですけれども、それでも進み続けるその大切さを改めてこの場で皆さんと共有し議論できたことがとても楽しかったです」と収録を振り返った。(modelpress編集部)
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