藤島ジュリー景子氏、東山紀之を後任に選んだ理由「タレントの気持ちがわかる人をトップに」<ジャニーズ会見>
2023.09.07 16:21
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故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が7日、都内にて会見を行い、東山紀之が新社長に就任。辞任する藤島ジュリー景子氏が、後任に東山を選んだ理由を明かした。
藤島ジュリー景子氏、東山紀之を後任に選んだ理由
同会見の質疑応答で、東山に新社長を依頼した理由を問われたジュリー氏は「自分が退任するという意思を固めた時に、もちろん外部の方にお願いするという選択肢も頭の中にはございました」とした上で「ただ、今回の問題を振り返って反省した時に、きっと当時のJr.の皆さんと経営陣の間に溝があったことも、大きな原因の1つだったのではないかと思いました」と持論を展開。10月の経営刷新に向けて、経営陣に外部の人を入れることも考えているそうだが「当時被害に遭われたJr.の方たちに寄り添うことも、今私どもで頑張ってくれている所属タレントやJr.の気持ちを分かる、溝を作らないという意味でも、やはり長くジャニーズ事務所に所属してタレントの気持ちがわかる人がトップに立つ方が、みんなとの溝を作らないという意味で重要ではないかと思って、東山に依頼いたしました」と理由を説明した。
社長後任・東山紀之がコメント
これについて東山は「経営という意味では、やはり外部の方に入ってもらった方が正しいんだと思うんです」としつつ「知らない方がいきなりいらっしゃって、タレントとのコミュニケーションを取るというのは、なかなか至難の技」とジュリー氏の発言を補足。「その辺のコミュニケーションの取り方という意味を、1番重要視したんじゃないかなとは思っております」と自身の考えを明かした。なお、会見にはジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦、同事務所の顧問である木目田裕弁護士も出席した。
ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。(modelpress編集部)
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