橋本環奈、地元・福岡で“22年ぶり”開催「世界水泳」応援団就任 質問攻めにもスマートに対応

橋本環奈・入江陵介選手ら「世界水泳福岡2023」出陣式豪華集結

“水泳の聖地・福岡”で22年ぶりに開催される『世界水泳福岡2023』までいよいよ1カ月を切る中で開催された同出陣式。「テレビ朝日 世界水泳福岡 メインキャスター」を務める松岡修造と競泳解説の萩野公介、「テレビ朝日 世界水泳福岡 応援団」の博多華丸・大吉が登場。さらに、橋本も新たに応援団に就任することが発表された。

そんな『世界水泳福岡』を盛り上げる強力なメンバーが見守る中、競泳日本代表のキャプテン・入江陵介選手、副キャプテン・大橋悠依選手、副キャプテン・松元克央選手、アンダー22キャプテン・難波実夢選手という、注目の競泳陣4人が登壇し、世界一を目指すべくそれぞれが意気込みを語った。

入江陵介選手「最高の泳ぎ」を誓う

出陣式が開催された東京スカイツリーは都内屈指のパワースポットとして知られ、そこでは叶えたい一番の願いをリボンに書いてモニュメントに結びつける「W1SH RIBBON（ウィッシュリボン）」が設置されている。そこで、登壇した選手たちも金色のリボンに願いをしたため、ステージ上で披露した。

東京五輪で個人メドレー2冠を達成した大橋選手は「自分の力を全部出し切る」と記し、「世界中のライバルたちが福岡に集結しますが、まずは自分の泳ぎをするのがいちばん重要なことだと思うので」と力強く決意表明。2019年の世界水泳で銀メダルに輝き、日本競泳史上初の200ｍ自由形でメダリストとなった松元選手は、「メダルを持ち帰る！！」と記し、「今回3種目にエントリーしているのですが、0.1秒でも0.2秒でも縮められれば、メダル獲得のチャンスが広がりますし、1つでもいいのでメダルを持ち帰りたい」と熱く語った。

また、10代で東京五輪出場を果たし、日本の競泳長距離界の期待の星・難波選手は自分の名前の“実夢”にかけて、「夢を実らせます」と発表し、「世界で戦うということが自分の夢であり目標でもあるので、それをしっかり福岡でぶつけたいなと思っています」とやる気に満ちていた。

そんな中、8回目の世界水泳出場となる日本代表の最年長でキャプテンを務める入江選手は、「最高の泳ぎ！！」という願いを書き、「毎回自分自身の最高の泳ぎを求めてやってきているので、この大会もしっかりと自分の最高の泳ぎができるように頑張りたい」と宣言。

それぞれの願いと共にその裏にある熱い思いを聞いた松岡や萩野、華丸・大吉、橋本は心を打たれると同時に、『世界水泳福岡』での選手たちの活躍に、さらなる期待に胸を膨らませていた。

橋本環奈「世界水泳応援団」就任に意気込み

松岡が「僕以上に熱い方で、ものすごく期待しています」と言うほど、強力な助っ人・橋本が世界水泳応援団に就任することが発表された今回。心強いのは松岡だけでなく、選手たちも同じ気持ちのようで、入江選手は「ありがとうございます！」と喜び、大橋選手も「橋本さんの応援もあって、見てくださる人も増えると思うので、選手からしても沢山の人に泳ぎを見てもらえるのはうれしいです」と口にしていた。

そんな橋本は、「地元の福岡で開催されることもそうですし、水泳って見ていると熱くなるものがあるので、応援団になれてとてもうれしいです」と喜びを口にしつつ、「微力ながら皆さんの力になれるように応援をして、盛り上げていければなと思います」と選手に負けない熱い思いを語った。

また、会見中に度々松岡から「夢を実らせる方法は？」や「最高の泳ぎをするためには？」と選手へのアドバイスを求められた橋本は、自身のこれまでの経験を踏まえて「諦めない気持ちが大事！」と4回繰り返し、選手たちに全力でエールを送った。
　
さらに今回の出陣式には、世界初のヴァーチャルスイマー・速水永遠も登場。2001年の『世界水泳福岡』で深田恭子が声を担当したCGキャラクター・速水亜矢の娘で、今後も番組、メタバース空間などに登場し世界水泳を盛り上げていく。

永遠の存在に、大橋は「日本代表が1人増えたような気持ち」と一緒に頑張りたいと語る一方、入江は「どんな声なんだろうと気になります」とその声を誰が担当するのか気になっている様子。なお永遠の声の担当は、25日午後1時55分より同局系で放送される『世界水泳福岡ウルトラツアー』の番組内で発表されることが判明した。（modelpress編集部）

橋本環奈コメント

テレビ朝日「世界水泳福岡」の応援団に加わらせていただきました橋本環奈です。よろしくお願いします。地元の福岡で開催されることもそうですし、水泳って見ていると熱くなるものがあるので、応援団になれて、とてもうれしいです。選手の皆さんとお会いするのも今回が初めてなんですけど、微力ながら皆さんの力になれるように応援をして、盛り上げていければなと思います。

入江陵介選手コメント

― 世界一を目指すということで、世界一高いタワーである東京スカイツリーにて出陣式を開催しますが、これまでに東京スカイツリーを訪れたことはありますか？

初めて来たので、うれしくてあとで一周しようってみんなで言っています。日本開催の世界水泳、非常にワクワクしています。日本で開催することはなかなかないので、盛り上げていきたいと思います。

― ウィッシュリボンに書いた“叶えたい願い”を、その理由とともに教えてください。

「最高の泳ぎ！！」。8回目の世界水泳になるのですが、毎回自分自身の最高の泳ぎを求めてやってきているので、この大会もしっかりと自分の最高の泳ぎができるように頑張りたいと思います。今回、競泳陣に関しては過去最大となる40名という本当に大人数のチームなんですけど、やはり日本の福岡で開催ということで1人1人が最高のパフォーマンスをしていけば、次の世代にも繋がっていくのではないかと思っています。昔、日本代表のコーチに「日本代表というのは、日本一諦めの悪い集団だ」と言われたのがすごく記憶にあって、諦めていないからみんなずっと目標を求めてやり続けていて、自分自身も諦めていないから今もこうして戦っているんだな、と思っています。

― 最後に、改めて意気込みをお願いします。

水泳団一丸となって頑張っていきたいと思いますので、温かい応援、熱い応援をいただけたら。応援が僕たちにとってすごく力になるので、僕たちの0.01秒を押してもらうためにも、応援よろしくお願い致します！

大橋悠依選手コメント

― 世界一を目指すということで、世界一高いタワーである東京スカイツリーにて出陣式を開催しますが、これまでに東京スカイツリーを訪れたことはありますか？

私もスカイツリーは初めて来たのですが、すごくテンションが上がっています！今は本番に向けて追い込みの時期なので頑張っていますし、この成果が1カ月後、うまく出せるといいなと思って練習しています。

― ウィッシュリボンに書いた“叶えたい願い”を、その理由とともに教えてください。

「自分の力を全部出し切る」。私は福岡の世界水泳で、自分の力を出し切ります！　世界中のライバルたちが福岡に集結しますが、まずは相手など関係なく、自分の泳ぎをするのがいちばん重要なことだと思うので、自分に集中して力をぜんぶ出し切るということを決めてやりたいです。やっぱり自分の限界というものは自分で超えていくしかないですし、限界を決めないことが超えていくことにつながると思うので“ウルトラ集中”して、“ウルトラ出し切りたい”と思います！

松元克央選手コメント

― 世界一を目指すということで、世界一高いタワーである東京スカイツリーにて出陣式を開催しますが、これまでに東京スカイツリーを訪れたことはありますか？

僕は高いところが苦手なので、ちょっと落ち着かない気持ちもあるんですけど…（苦笑）。今日はこういう場に来られて「いよいよだな！」と改めて感じることができたので、残り1カ月、悔いのないように泳ぎたいと思います。

― ウィッシュリボンに書いた“叶えたい願い”を、その理由とともに教えてください。

「メダルを持ち帰る！！」。僕は今回3種目にエントリーしているのですが、どれもあと少しでメダルが獲得できる…厳しく言えば、今のタイムでは届かないんです。0.1秒でも0.2秒でも縮められれば、メダル獲得のチャンスが広がりますし、1つでもいいのでメダルを持ち帰りたいなと思っています。

難波実夢選手コメント

― 世界一を目指すということで、世界一高いタワーである東京スカイツリーにて出陣式を開催しますが、これまでに東京スカイツリーを訪れたことはありますか？

私は2回目なのですが、こういう場が初めてですごく緊張しています。先輩たちに心を押してもらいながら、頑張りたいと思います。年下の選手から年上の選手まで人数の多い代表ですので、私が少しでも（世代間の）懸け橋になれるような存在でありたいなと思っています。

― ウィッシュリボンに書いた“叶えたい願い”を、その理由とともに教えてください。

「夢を実らせます」。福岡世界水泳で、夢を実らせます。やはり、世界で戦うということが自分の夢であり目標でもあるので、それをしっかり福岡でぶつけたいなと思っています。