再共演で“SMAPの中居正広と香取慎吾”が垣間見えた瞬間　公表してこなかった解散後の関係性いま明かした理由は

中居・香取が明かした“空白の6年”の交流

冒頭、スタジオに香取を迎えた中居は、「嬉しいのとちょっと恥ずかしいのと、照れくさい」とにこやかな表情を見せ、一方の香取はしばらく無言でにやり。中居に「俺と松本さんを転がそうとしてるの？良くないぞ～」と促され、第一声「中居さん、お久しぶりです」と他人行儀な素振りでスタジオを笑わせた。

松本からこの6年間の関係性を聞かれた際には、「どうするんですか？」と、どこまで語るか互いの出方を伺いながら目配せする2人。香取が「僕は何でも話しますよ」といえば、中居は意を決して「いいですか？話しますよ？」と切り出し、休養中の2ヶ月間、香取から毎日メールが届いていたことを初告白した。

すると香取も中居の意図を汲み取ったように、稲垣や草なぎにも明かしていなかった中居との関係性について言及。「体調を崩したっていうのを聞いて、ずっと一緒にやってきましたし、中居くんは天邪鬼というか。『大丈夫？』って言っても『大丈夫、大丈夫』って終わるだろうとわかっているんで。きっといろんな人に言われて心配かけないようにするから結果一人になってるんだろうなと思いながら。まあ、しつこくてもなんか会話ができたらなぁと思って」と、香取だからこそ知る中居の性格に触れながら、連絡を取り続けた真意を説明した。

さらには、年明けに香取のアトリエで2人が食事をしていたこと、3月に開催された香取のソロライブを中居が鑑賞していたことなど、次々に新情報が判明。松本が「なんだ、こっちが気を使いすぎてたわ。6年くらい会ってないのかと思っていた」と驚くほど、別の道を歩んでからも2人の距離は近かったようだ。

“SMAPの中居正広と香取慎吾”信頼と友情が垣間見えた60分

長年のSMAPファンは語る。「SMAPのMCでは、トークの骨組みをつくっていくのは中居くんと香取くん。その場でお互いの意図を汲みながら2人が軸になってトークを進めていくんです。それができるのは長年築いてきた信頼とリスペクトがあるからこそだと思います。番組で視線を交わしながら探るように話す2人を見て、あの頃の中居くんと香取くんを見ているようで涙が出ました。でもお兄ちゃんと末っ子感もあって…これが“SMAPの中居と香取”だなと思いながら観ていました」。

ファンも唸る2人の本音トークがいま実現した理由を香取はこう話した。「（オファーを受けて）自分だけでなく仕事のパートナーとかスタッフにも相談もしたけれど、どこか“タイミング”というか。最近年を重ねて、ただ行かないっていう（選択）だけじゃなくて、タイミングなのかなって」。時を経てメンバーとの距離感に対する思いにも変化があったようだ。

そして中居も、「待ってる人も多いと思いますよ、あの中居くんの歌を」と自身のステージ復帰について触れられ、「まあタイミングと…」と濁しながらもファンにとっては期待せずにいられないコメントを残している。2人がまたテレビの中で、あるいはステージの上で再会する次の“タイミング”は、そう遠くないはずだ。（modelpress編集部）