明石家さんま、笑福亭笑瓶さんの訃報・丸山桂里奈の出産…生と死を語る「この1週間はとんでもない1週間」
2023.02.28 18:54
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お笑いタレントの明石家さんまが28日、都内で行われた「東京ドームシティ内 新劇場概要発表会見」に出席。人生を語る場面があった。
明石家さんま、人生を語る「とんでもない1週間」
吉本興業ホールディングスが運営する同新劇場(2024年1月にオープン予定)は、複合施設「東京ドームシティ」内にあり、演劇や演芸など、さまざまなエンターテインメントの制作者やパフォーマーを利用対象としている。座席数はニーズの高い約700席規模で、開業後の運営は吉本興業ホールディングスのグループ企業である株式会社LIVE FORWARDが担う。
ステージに登壇したさんまは「この1週間はとんでもない1週間で、(笑福亭)笑瓶が亡くなって、その日に丸山桂里奈ちゃんの子どもが産まれて、それが同時にLINEがきたりして人生ってなんだろうって。悲しみのメールを返さなきゃいけない、“誕生しました”のおめでとうLINEをしないといけない。それが交互に行われ…」と振り返り、「昨日は私の知り合いの自由が丘でスナックをやっているママが店を閉めると。そして今日、東京ドームの新劇場がオープンされるということで、人生長く生きていると、いろんなことがあると今日わかりました」としみじみと語った。
明石家さんま、新劇場の名前の由来は?
また、同劇場にどんな期待を抱いているか尋ねられると「笑いあり、音楽があり、夢があり、涙がありとか言ってますけど、私がやりたいのは笑い笑い笑い。笑いだけでいいです」と回答。さんまが命名したという同劇場名“IMM THEATER”と発表されると「私の座右の銘であります“生きてるだけで丸儲け”で『IMM』にさせていただきました」と説明。「IMM」はそれぞれの頭の中で想像して、自由に考えてほしいという思いもあるそうで「この劇場で思い出とかこれから作っていただきたいんですけど、そこで自分の人生に当てはめた『IMM』を作っていただければと思います。なので名付け親は毎日変わるということでいいと思います」と思いを明かした。ロゴデザインは薬師寺の安田暎胤さんに依頼しているそうで、さんまは「筆でローマ字を書いていない人に墨習字で『IMM』と書いていただきたく、安田さんにお願いしました。その字体にジミー(大西)の柄を乗せて、古風でカラフルにするのが目的です」と打ち明けた。
また、自身はDM(Don’t Manager)という役職に就くそうで「マネージャーじゃないけど、マネージャーのような動きをするだろうということだと思います。グラビアアイドルさんとかインフルエンサーさんに、私の命令で次長課長の河本(準一)によくDMを送らせているので、その流れもあってDMって響きがいいなと思ったのもあります」とにっこり。さらに、同劇場のこけら落とし公演をさんまが務める予定であることも発表された。
明石家さんま「活躍しそうな芸人は?」に即答
イベント後の質疑応答で、自身にとって劇場はどんな場所か尋ねられたさんまは「育った場所で、今テレビではコンプライアンス問題で言っちゃダメなことが多すぎて、劇場ならまだテレビよりも言える場だと思っているので、その自分が育った場所でまたやりたいという気持ちです」と目を輝かせた。同劇場でやってみたいことについては「笑いの方の舞台を全面的に押して行きたいんですけど、1回の発表で各事務所の方が『やらせてくれないか』って言っているみたいで、その中には噂では大竹しのぶさんのワンマンショーも入ってるらしいです。それは断らせていただこうと思っております。あの人がコンサートをすると俺出ないといけないので」とコメントして会場の笑いを誘った。
続けて、「僕がやるのは笑いですけど、ほかの人に涙、並びに感動を任せたいと思います。多目的ホールなので。変なことはしない多目的ホールです」と“多目的”を強調して笑わせ、「もういい!渡部(建)も出します!」と笑顔で語った。
そして、今後、同劇場で活躍しそうな芸人は誰か聞かれると「僕です!」と即答して沸かせ、MCを務めた久代萌美アナウンサーから「もう大活躍じゃないですか」と突っ込まれると、「もっと活躍します。『まだ余白が残ってる』って占い師に言われました。もっといっちゃいます!でも稽古を少なくしながらできるパッケージを作っておいて、若手たちにいっぱい出ていただく構想はあります。この劇場からスターを出したいというのも事実です」と打ち明けた。(modelpress編集部)
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