(上段左から)水上恒司、藤間爽子、なだぎ武、岡部たかし、宇野祥平、黒崎煌代(下段左から)楠見薫、妹尾和夫、橋本じゅん、森永悠希、福徳秀介(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.、後藤淳平(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.、升毅/(提供写真)

水上恒司&藤間爽子ら、趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」新たな出演者13人発表

2023.02.14 05:00

俳優の趣里がヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の新たな出演者として、水上恒司藤間爽子ら13人が発表された。

  

趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」

趣里(C)NHK
連続テレビ小説第109作『ブギウギ』のモデルは、戦後の大スター・笠置シヅ子。歌って、踊って、“心ズキズキわくわく”明るい笑顔とまっすぐな心でヒロイン・花田鈴子が、歌手の道を駆け抜け日本中に元気を届ける。

鈴子は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。

「ブギウギ」新たな出演者発表

水上恒司 (提供写真)
藤間爽子 (提供写真)
今回発表されたのは、最愛の人と大阪編の人々。鈴子の最愛の人である村山愛助役には、水上<初>。大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司で、鈴子の大ファンだったが、やがてお互いに引かれ合っていく。さまざまな逆境を二人で乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手だ。鈴子の幼なじみのタイ子役には、藤間。大阪・福島の芸者の娘で鈴子とは同じ小学校。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良し。

なだぎ武 (提供写真)
岡部たかし (提供写真)
銭湯の常連客の易者役には、なだぎ武。鈴子たちの銭湯「はな湯」がある商店街で占いをしており、銭湯にもよく客として訪れている。鈴子からは、「この占いは当たらないで有名」と言われている。同じく銭湯の常連客のアホのおっちゃん役には、岡部たかし。いつも薄汚い格好をして、よく酒に酔っているおっちゃんで、大工仕事が得意。なぜか、おっちゃんだけはいつもタダで銭湯に入っている。

宇野祥平 (提供写真)
黒崎煌代 (提供写真)
銭湯の釜炊きをしているゴンベエ役には、宇野祥平。鈴子たちの銭湯「はな湯」の住み込みの従業員。頼りになる優しい男。謎の男だが、梅吉たちに恩を感じている。鈴子の3歳年下の弟・花田六郎役には、黒崎煌代<初>。少しぼっとしたところがあるマイペースな性格。拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいる。

楠見薫 (提供写真)
妹尾和夫 (提供写真)
銭湯の常連客のアサ役には、楠見薫。鈴子たちの銭湯「はな湯」の常連客で、銭湯のお客さん相手に、銭湯の休憩スペースであん摩の仕事をしている。銭湯の常連客の熱々先生役には、妹尾和夫<初>。花田家のかかりつけの医者で、銭湯の常連客でもある。いつも「熱々や。身体を冷やしたらあかん」としか言わないので、熱々先生と呼ばれている。

橋本じゅん (提供写真)
森永悠希 (提供写真)
歌劇団の音楽部長の林役には、橋本じゅん。道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長で、歌劇団の現場責任者。強面(こわもて)だが、実は優しく面倒見が良い。歌劇団の専属ピアニストの股野義夫役には、森永悠希。梅丸少女歌劇団の専属のピアニストで、鈴子たちの練習では、いつも伴奏をして手伝っている。気弱で少し後ろ向きな性格である。

福徳秀介 (提供写真)
後藤淳平 (提供写真)
洋食屋の配膳係のハット役には、福徳秀介(ジャルジャル)<初>。鈴子たち梅丸少女歌劇団の団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食屋の配膳係。仕事をしながら鈴子たちともよく会話をしている。洋食屋の料理人のコック役には、後藤淳平(ジャルジャル)<初>。鈴子たち梅丸少女歌劇団の団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食屋の料理人。おもしろそうな話が聞こえてくると厨房から顔を出して会話に加わってくる。

升毅 (提供写真)
梅丸の社長の大熊役には、升毅。歌舞伎や映画など幅広く手掛ける日本随一の興行会社・梅丸の社長。梅丸少女歌劇団の親会社でもある。金勘定に厳しい経営者だが、芸事を愛し、涙もろい一面もある(※<初>は連続テレビ小説初出演)。(modelpress編集部)


水上恒司コメント

ブギウギ』を楽しみにお待ちの皆様、お初にお目にかかります。この度、村山愛助役を授かりました水上恒司と申します。村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って趣里さん演じる花田鈴子と世界で1番ブギウギな音を奏でていきます。『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!!

藤間爽子コメント

鈴子の幼馴なじみで親友のタイ子役で出演させて頂くことになりました。オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり「必ずこの作品に携わりたい!」と願っていたので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた、たくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください。

なだぎ武コメント

念願の朝ドラレギュラー。母親に伝えたら、拍手して喜んでくれた。これで一つ親孝行が出来た気持ちです。「この人に占ってもらっても、もらわなくてもええけど、毎朝顔は見たくなる人やな~」くらいの憎めない愛嬌のある易者を演じられたらと思っております。皆さんとその瞬間瞬間の空気を楽しみながら撮影に挑めればと。アドリブも隙あらば狙ってます(笑)。

岡部たかしコメント

アホのおっちゃん役をやらせていただきます岡部です。僕も関西で幼少期を過ごしたのでまわりにはあほのおっちゃんがふつうにいました。あほのおっちゃんはあほなんですがおもしろいし人懐っこかったのを覚えています。アホノオッチャン。呟くとノスタルジックな気持ちになり縦笛で「故郷」なんかを奏でたくなります。波乱万丈なスズ子の人生にも優しく温かい記憶として残るようなあほのおっちゃんにしたいと思います。よろしくおねがいします。

宇野祥平コメント

この度は、初めて大阪局制作の連続テレビ小説『ブギウギ』に参加できる事、しかも脚本は足立紳さんだという事がとてもうれしく、大変光栄に思います。僕が演じるゴンベエは、一言でいうと謎の人です。今後、謎の部分が明らかになるのかどうか、僕にはわからないのですが、「謎」というのが、誰しもが持っている知られていない昔の事だとしたら、とても普遍的なものだとも思います。ゴンベエも皆様に、何処かこういう人いたなあと思われるような身近な人間に感じていただくことが出来たら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

黒崎煌代コメント

花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです。六郎は動物が大好きで、ピュアで真っ直ぐな心を持つヒロインの弟です。六郎として愛と笑いにあふれる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります!よろしくお願いいたします!

楠見薫コメント

個性炸裂の銭湯常連メンバーに入れていただき、期待でワクワクが止まりません!ヒロイン鈴子のご近所さんとしてにぎやかに、毎朝元気をお届け出来るよう頑張ります!朝ドラに10回目の出演で、本当に光栄でうれしく思います。今回も、楽しい作品になるように心を込めて演じたいと思います!

妹尾和夫コメント

子供の頃(昭和30年前後)、私自身、近所のおっちゃん、おばちゃんには大変お世話になりました。そして町のお医者さんには何度も助けてもらいました。高熱を出した時、はしかの時、おたふく風邪の時、ぜんそくのひどかった時、大怪我をした時~など。『ブギウギ』では、町のお医者さん熱々先生役です。がんばります!

橋本じゅんコメント

関西が舞台の朝ドラ!もう首が大気圏を突き抜けて果てしない宇宙を眺めるくらい途方に暮れるような思いでオファーをお待ちしておりました!いただいた林部長さんは、とても人がお好きな方のよう。好き過ぎてお喋りも大好きなとても義理人情厚く、苦をいとわず信念と笑顔と共に泥臭い時代を軽やかに走り抜けた、それもいつも誰かと並走した人間味そのものな方とお見受けしております。まだまだ台本を読み込んで林さんや皆さんと出会い続けてる今、ブギウギの世界にワクワクウキウキしております!!

森永悠希コメント

股野義夫を演じさせていただきます。森永悠希です。大阪放送局制作の朝ドラに、こうしてまた出演することができて、うれしく思っています。今回はピアノを弾かなければいけないので…(笑)。今からドキドキしていますが、作品に少しでも花を添えられるように、そして見てくださっている皆様がよい一日を過ごせますよう、頑張って参りたいと思います!よろしくお願いいたします!

福徳秀介コメント

10年以上前、コントの演技とドラマの演技の違いについて聞かれた際、「一緒ですね」と答えて、井筒監督に怒られたことがあります。もちろん怒られただけではなく、違いについて、ご教授いただきました。今回はそれを存分に発揮し、少しでも力になれたらな、と思っております!よろしくお願いいたします!

後藤淳平コメント

小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生っ粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です。コンビで出させてもらうので「ジャルジャル」がコントをしている風に見えないよう、しっかりと物語に入り込みたいと思っています。よろしくお願いいたします!!

升毅コメント

連続テレビ小説の出演は1982年の「よーいドン」から、今回9作目となる「ブギウギ」となります。しかも私自身の記憶にも残る実在の人物、笠置シヅ子さんの物語。幼い頃にその歌声も聴き、画面で弾けるそのお姿も拝見。さらに、私の父が服部良一先生と親交があった事など。これまでとは違ったズキズキ・ワクワクを感じます。この大熊顔には出さず背中で泣いて…。鈴子のスタートダッシュを後押しさせて頂きます!

起用にあたって/制作統括・福岡利武コメント

個性豊かな方々を新たに迎えることができ、さらにウキウキ・ワクワクしています。鈴子の人生に最も大きな影響を与えた最愛の人・村山愛助。ともに激動の人生を歩み、やがては、鈴子がブギの女王となり「東京ブギウギ」を歌っていくことへの影響を与えます。

水上恒司さんは、「青天を衝け」でご一緒し、難しい役どころを見事に演じていただきました。今回も激動の愛助の人生をみずみずしく心情表現豊かに描き出してくれると思います。鈴子の幼なじみタイ子の藤間爽子さんは、おとなしい中にある芯の強さを表現していただけると思いお声かけしました。芸者の娘の役として、日本舞踊のシーンにも期待しています。

鈴子の実家の銭湯「はな湯」は、みな関西出身のユニークな方々です。なだぎさんは、関西ならではの笑いや間をキャラクターに入れてくれると思います。岡部さんと宇野さんの役はどちらも謎の多い、でも、関西の色がとても濃い役です。芝居巧者のお二人がどう演じてくれるのか楽しみです。楠見さんは朝ドラ10回目の大阪の朝ドラには欠かせない方。楠見さんの新しい大阪のおばちゃんキャラに期待です。妹尾さんは長年ラジオパーソナリティとして活躍され大阪では知らない人がいないほどの方です。大阪の味のある芝居を見せてくれると思います。

鈴子の弟・六郎はオーディションで決定しました。300人以上の方に参加いただいた中で、黒崎煌代さんの持つピュアな雰囲気に引かれました。マイペースだけど優しい鈴子の弟になると思います。

鈴子が入団する梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長は、橋本じゅんさん。豪快で涙もろく情に厚い男にピッタリだと思いました。専属ピアニストの森永悠希さんは芝居はもちろん、ピアノを弾くシーンにも注目です。鈴子たちがよく訪れる道頓堀の洋食屋は、ジャルジャルのお二人。二人の絶妙な掛け合いがドラマをより面白くしてくれると思います。升毅さんは、梅丸少女歌劇団の親会社、梅丸の社長です。社長として厳しい姿勢を見せる裏にある愛情をすてきに演じてくれること間違いありません。秋からの放送を楽しみにお待ち下さい!

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