間宮祥太朗、授賞式1時間押しで見せた“神対応” 記者が唸った周りを見る力&愛され力<2023年 エランドール賞>
2023.02.02 23:48
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俳優の間宮祥太朗が2日、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2023年 エランドール賞」新人賞を受賞し、都内で行われた授賞式に登壇。イベント中の対応力に記者たちが唸る場面があった。
間宮祥太朗の“神対応”
間宮が登壇する頃には、すでに予定時刻から20~30分押した状態だった授賞式。「そちら(袖)の方で時間が押しているとお聞きしたので、手短に話したいと思います」とお茶目に切り出し、喜びの気持ちを語っていた。授賞式後の囲み取材では、新人賞受賞者が1人ずつ順番に登場することに。通常は前の俳優が完全にはけた後に次の俳優が出てくる形だったが、間宮はその前の岸井ゆきのが記者たちがいる金屏風の前から離れた瞬間に小走りで登場し、報道陣の前で岸井と交代する流れになっていた。
その頃には1時間近く押していたため急いで出てきてくれた間宮。しかしスタッフに気を遣わせることなく、「(前の人が)金屏風抜けたら(出て)いいって…」とジョーク交じりに話し会場を和ませた。
さらに自分の取材が終わるとすぐさまその場を後にし、「奈緒さ~ん!!」と間宮の次に控えていた奈緒を自ら呼びに行く場面も。スタッフではなく俳優から呼ばれるという斬新な形式に奈緒も笑いながら登場した。
間宮のスタッフや報道陣をさりげなく気遣った対応力と、それをジョーク交じりにやってのけて和ませる全方位からの愛され力に、記者たちもただただ感心するばかりだった。
「2023年 エランドール賞」
1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2021年12月1日~2022年11月30日)。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られる。今年は中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、奈緒が受賞した。新人賞6人のほか、映画部門から、プロデューサー賞には「ある男」田渕みのり氏&秋田周平氏、特別賞には「ONE PIECE FILM RED」製作委員会が選ばれた。ドラマ部門からは、プロデューサー賞に「カムカムエヴリバディ」(NHK)堀之内礼二郎氏、プロデューサー奨励賞には「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)草ケ谷大輔氏、特別賞には「鎌倉殿の13人」(NHK)制作チーム、「silent」(フジテレビ)制作チームがそれぞれ選出された。(modelpress編集部)
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