木村拓哉、モグラスーツ姿で“孤高の地底人”熱演　奇想天外な撮影に

木村拓哉、孤高の地底人役を熱演

新TV-CFシリーズ「地底人」篇では、木村が地底人役を演じる。地中奥深くに暮らす木村演じる地底人は、好奇心旺盛で冒険好き。来る日も来る日も地中を掘り進み、周囲が止めようとするのを押し切って、未開の地（＝地上）を目指す。

その地底人が、ついに地上へと辿り着き、日当たりがよく、ミネラルたっぷり（！？）の「便利地、好立地」を目の当たりにし、感動の声を上げるところから物語が始まる。TV-CFシリーズでは、地上人（女子高生）との出会いや交流を通して、家や土地に対する考え方に気付きを与えてくれるストーリーを展開。地底人の目線で「じゅうぶん、幸福って？」と、地上人へ問いかける。

全身カーキ色の毛で覆われたモグラスーツを着用し、手には土を掘るための大きな金属製の爪が付いたグローブをはめて撮影に臨んだ木村。冒頭のシーンでは、実際に頭上に敷き詰められた土をかき分けながら登場するなど、より遠くへより上へと、未開の地を求めて地中を掘り進む孤高の地底人役を体当たりで演じている。

木村拓哉、ディテールにこだわった地底人の衣装がすごい

モグラスーツ姿で撮影スタジオ入りした木村。手にはグローブをつけ、小型のスコップを装着できる特製のリュックを背負っての登場。「地底人現る 登場」篇では、地中から現れた木村演じる地底人の体は、胸から下は土の中にあるため見ることはできないが、ベルトやブーツなども、まるでSF映画の主人公が装着するようなディテールにこだわったクールなデザイン。

地底人が突如土の中から現れるという「地底人現る 登場」篇の撮影は、スタジオ内に造られたセットの中で行われた。本物の土が敷き詰められた高さ1メートルほどのステージの真ん中に穴が開けられ、そこから木村演じる地底人が這い上がってくるのだが、そのセットへ入るための動線入口部分には「※地底への入り口です！」の文字が。スタッフのユーモアに、撮影現場もほっこりとなった。

木村拓哉、共演者とハイタッチで撮影終了

TV-CFの撮影現場では、撮影された映像が実際の色を再現できているかを確認するため、シーンごとにカメラの前にカラーチャートと呼ばれる色見本をかざす必要があるが、体の半分を地中に埋めながらも、その役を買って出た木村。演者としてだけではなく、スタッフとともに良い作品を作りあげようという気持ちが皆に伝わる。

スタジオの中に巨大な「土地」のセットを組み、地中から這い上がってくるという奇想天外な撮影だったが順調に進み、予定されていた時間よりも早く撮影は終了。最後は木村と、共演した女子高生役の林芽亜里がハイタッチを交わした。（modelpress編集部）