美 少年・那須雄登、本番中にまさかのハプニング HiHi Jetsらと過酷な稽古も振り返る＜「JOHNNYS’ World Next Stage」会見取材＞

HiHi Jets・美 少年ら集結「JOHNNYS’ World Next Stage」

2012年11月初演以来、ジャニー喜多川さんのエンタテイメントの集大成として上演を重ねてきた「ジャニーズ・ワールド」「ジャニーズ・アイランド」シリーズの最新作「JOHNNYS’ World Next Stage」が2023年1月に上演決定。出演はHiHi Jets、美 少年、少年忍者他ジャニーズJr.が決定し、演出には東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦が新たに就任する。

2025年に建て替えのため一時休館となる帝国劇場のカウントダウンが始まる中での公演となる。

HiHi Jets＆美 少年、過酷な稽古期間を振り返る

東山ら先輩を演出に迎えた同作は“生まれ変わり”を予感させるものとなっているが、稽古にもその“生まれ変わり”が表れているよう。猪狩蒼弥（HiHi Jets）は稽古の前に、出演するジャニーズJr.50人全員がヨガマットを持参し、ストレッチからスタートすると切り出した。続けて、3人の演出方法について「褒めて伸ばすタイプ」だと言い「めちゃくちゃ褒めてくれるんだけど『1個だけいいかな』ってめっちゃえぐいことを言う。気持ちは持ち上げられるけど、体はボロボロみたいな（笑）」と過酷な稽古の様子を明かした。

また、高橋優斗（HiHi Jets※「高」は正式には「はしごだか」）は「発声やストレッチ、腹筋も数え切れないぐらいやった」と振り返り、辛い期間もあったというが「体が変わりました」と目を輝かせ、岩崎大昇（美 少年※「崎」は正式には「たつさき」）は「毎日大変だけど積み重ねていくと楽しさがあった」と振り返った。

高橋優斗、東山紀之から“ロックオン”

稽古について「僕はちょっとダンスが苦手なんですけど、稽古が始まってすぐに東山さんにロックオンされちゃいました」と切り出した高橋。稽古初日から東山による熱心な指導を受けたようで、この様子について猪狩は「稽古中“ダメ出し”という言葉がNGになって、代わりに“ノート”という言葉が使われていたんですけど、（高橋は）人より5倍“ノート”が多かった」と暴露した。

最終的に東山から「合格」をもらえたという高橋は「台詞の言い方1つ1つを本当に見て下さっている。大事にして下さっていて、大切に見てくれているのを感じて、僕たちも頑張ろうというエネルギーになるので、すごく充実した日々を送らせていただいています」と過酷ながらも成長を実感できた稽古に達成感を滲ませていた。

橋本涼、井ノ原快彦と東京ドームで稽古

約2時間5分の2部構成で上演される同作。1幕の終盤、芝居のパートに出演する橋本涼（HiHi Jets）は、井ノ原から熱量の高い指導を受け「パッションが1番」と言い「『ここがわからない』と言ったら（井ノ原）いのっち自ら読んでくれて、ボイスメッセージで送ってきてくれる。愛が深かった」と話した。

さらに、2022年12月31日から2023年元旦にかけて、東京ドームで行われたジャニーズ事務所所属アーティストによる年越しライブ「ジャニーズカウントダウン2022-2023」のリハーサルと本番の合間にも稽古をしていたと明かした。

那須雄登、本番中にハプニング

続いて今回から新たに追加された殺陣のシーンについての話題に。堂本による演出で、同シーンの稽古について猪狩は「マジで命削ってやってる」、井上瑞稀（HiHi Jets）は「クリスマス、皆さん楽しく過ごされていたかもしれないですが、僕たちは殺し合いをしていました（笑）」と話し、稽古の中でも特に時間を割いて練習していたと語った。

また、那須雄登（美 少年）は本番中に殺陣で使用していた刀が折れてしまうというハプニングに遭遇。その後に美 少年の6人で刀を使用したパフォーマンスが控えていたため、近くにあった猪狩の刀とすり替えてパフォーマンスを乗り切ったという。

しかし、猪狩はすり替えられたことに気づいていなかったそうで、自身が刀を折ってしまったと勘違いする事態に。当時を振り返り「俺が折ったのかと思って、焦ってスタッフさんにたくさん謝った」と告白すると、会場からは笑いが起こっていた。（modelpress編集部）