藤井 風「死ぬのがいいわ」歌詞の真意を解説 「今までと全然違って聞こえる」と驚きの声殺到

藤井 風、2022年は世界へ向けて大飛躍

大みそかに放送される『第73回NHK紅白歌合戦』で『死ぬのがいいわ』を披露する藤井。今年、2年前にリリースした同楽曲で世界に向けて大きな飛躍を遂げた。

きっかけは今年の7月にSNS上で同楽曲がシェアされたこと。耳に残る独特なリズムはあっという間に世界中に広がり、12週連続でYouTubeのグローバルトップ40位入りを果たした。さらに、SNS上での人気を表すバイラルチャートでも23カ国で1位を叩き出し、2022年世界で最も聞かれた日本の歌になったのだという。

藤井は同楽曲について「日本では1番聴かれてなくて、でもワシはすっごい好きな曲だったんで『なんでなんやろうな？』とはずっと思ってたんです」と回顧。その後、世界から大きな反響を受けて「（遂に）認めてくれる人が居た！」と喜んだ。

藤井 風「死ぬのがいいわ」の“あなた”について明かす

同楽曲のサビにある“あなたとこのままおサラバするより死ぬのがいいわ”という歌詞については、岡山から上京後、ディスカウントストアの買い物帰りに「頭にシュッと降ってきた」と意外なエピソードを告白。

藤井にとってこの“あなた”とは「自分の中にいる愛しい人。自分の中にいる最強の人」のことで、心の中にいる理想の自分のことを指しているのだそう。「それを忘れてしまっては死んだも同然みたいな。（自分との対話みたいに）なってると思うんですけど」と楽曲の捉え方を説明した。

続けて藤井は「誰もそんな解釈をほとんどしてないと思うんで。それがまた興味深いところでもありますよね」とそれぞれの立場で捉え方が異なる「死ぬのがいいわ」について満足そうにコメント。

ネットでは同楽曲の“あなた”が「もう1人の理想の自分」であったことに反響が殺到。「恋してる相手じゃなくて、理想の自分のことだったんだ…深い」「風くんの説明聞いたら、今までと全然違って聞こえる。考えさせられる」「藤井風、すごいアーティストで、詩人。やられた」と驚きと感動の声が続々と書き込まれた。（modelpress編集部）

情報：NHK