柳楽優弥、実力派な俳優陣との共演に「俳優として喰われるって怖さが常にあった」<ガンニバル>
2022.12.22 08:49
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「ガンニバル」(ディズニープラス「スター」にて12月28日より独占配信)の世界同時配信記念スペシャルナイトが21日、都内で行われ、主演の柳楽優弥、共演の笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、志水心音が出席。長期撮影を振り返った。
柳楽優弥主演「ガンニバル」
累計発行部数210万部を超える二宮正明が放つ衝撃のサスペンスコミック『ガンニバル』を実写ドラマ化した本作。息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作で、狂気の世界へと誘われて行く主人公の警察官・阿川大悟役を柳楽が、供花村を支配する後藤家次期当主・後藤恵介役を笠松が、大悟の妻・阿川有希役を吉岡が、「顔を喰われた」と証言する謎の男・寺山京介役を高杉が演じる。柳楽優弥「ガンニバル」を一言で表すと?
『ガンニバル』を一言で表すと?というテーマに、“喰”と書いた柳楽は「もちろん物語上もそうで、喰われているのかというのが1つのテーマになっているんですけど、主人公の阿川大悟を演じさせていただき、後藤家のメンバー、村のメンバー、そして高杉さんと出演させていただく中で、スゲーメンバーが集まっているんだなって現場で実感して、僕は全員と絡みますから、俳優として喰われるって怖さが常にありました」と当時の心境を打ち明け、「こういうメンバーでいるから、自分もよりいい演技ができないかなっていうことを毎日考えていました。それが大悟と重なってくるところがあったので“喰”ですね」と語った。柳楽優弥ら長期撮影を振り返る
配信を翌週に控えての心境を尋ねられた柳楽は「5か月間という長期間をかけてこの作品に向き合っていたので、早く見ていただきたいなと思いますし、ディズニープラス『スター』というチャンネルはもちろん、日本国内に向けての作品作りではなく、アジアの方たちも見ていただくということを意識しながら、世界基準ってなんなんだろうってことを、キャスト、スタッフ、監督と自問自答しながら作り上げた作品です。なんか自信があります」と吐露し、本作が海外でどう受け止められると思うか追求された柳楽は「村での出来事というのがキーワードだなって感じていて、村って世界中にあるわけじゃないですか。いろんな国の方に見てもらってどういう感想を持っていただけるのか想像もできないので、28日に配信されたあとの感想が楽しみですね」と期待に胸を躍らせた。2度目の母親役となった吉岡は、役作りで苦労した点を聞かれると「私の役は巻き込まれていく役なので、どのくらい違和感を感じていればいいのか、さじ加減が難しいと言いますか、私は真っ当なタイプの人間として描かれているキャラクターを演じたんですけど、周りのキャストのみなさんが本当に濃いんですよ。みんなが怪しく見えてくるという怪しさの中で、普通に生活して家族を守ろうと努めていって“正常でいよう”という保ち方は難しいなと思っていました」と回顧し、「私自身だったらすぐに引っ越しちゃうなって思いながら演じていましたね(笑)」と打ち明けて笑わせた。
続けて、本作への出演オファーをもらった際の心境について高杉は「顔を食べられるという役なので、最初は“どうやって撮影するんだろう”って思いましたね」と語った。
吉岡里帆、志水心音にディズニーデートおねだり
また、共演者同士で質問し合う企画も行われ、笠松から「撮影期間中に楽しかったことや大変だったことを聞きたいです」と聞かれた柳楽は「“ちょっと変わってるな、自分”って思うんですけど、いいシーンを撮るのは大変で、何回もテイクを重ねたりしていても、なんかそのあと楽しかったなって。いいものが撮れたら楽しかったなって感じちゃうんですよね」と打ち明けると、笠原は「それを聞いて(腑に)落ちました。柳楽さんすごいじゃないですか。(柳楽のことが)わからなくて、それが超魅力なんですけど、なるほどって思いました。楽しいと大変は同じところなんですね」と納得していた。続けて、志水から「撮影中に誕生日だった私に素敵なプレゼントありがとうございます。お誕生日のプレゼントは何がほしいですか?」と質問された吉岡は「これは心音ちゃんからもらえるってことでいいですか?」と返し、志水がうなづくと「私が心音ちゃんからもらいたいとしたら、最近、久しぶりにディズニーランドに行きまして、めちゃくちゃ楽しくて、こんなに楽しかったんだって、改めてディズニーランドの楽しさを知ったんですけど、ディズニーデートに一緒に行く時間がほしいです」とお願い。これに志水は「一緒に行きましょう」と返し、吉岡を喜ばせた。
高杉真宙、“先輩”柳楽優弥に質問
そして、高杉から「僕は年齢を重ねていくのが楽しみなんですけど、父親役をやったことがなくて、20代から30代の変化ってありましたか?」と尋ねられた柳楽は「違うなって感じはします。先輩だけじゃなく、だんだんと後輩ができてくるということで、“しっかりしないとな”という(心境の)変化はあります」とコメント。これに高杉は「大きい変化ですね。現場では後輩でいたい気持ちもあるんですけど、後輩ができていくという変化は楽しみの1つですね」と声を弾ませた。逆に、柳楽から「僕、(高杉のことが)大好きなんですが、今年の年末年始は何をしていますか?」と質問された高杉は「実家が福岡なんですけど、福岡の実家に飛行機に乗って帰ろうかなって思っています」と明かし、柳楽は「いいね。親孝行」と笑顔で語った。(modelpress編集部)
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