那須川天心、ド派手ヘアで登場　“新時代の先駆者”選出への思い明かす「お前は世界で1番幸せな男だと言ってあげたい」＜GQ MEN OF THE YEAR 2022＞

那須川天心、感動や希望を「僕の体をもって証明したい」

無敗のままキックボクシングラストマッチを有終の美で飾った那須川は、メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞を受賞。

金髪の派手なヘアスタイルで登壇した那須川は、受賞の心境を聞かれると「こういう風に評価してもらえるというのは、格闘技以外の面でもみんなの前に立てるということは、非常に嬉しく思います」と笑顔を見せた。

さらに、今後の展望について「キックは卒業したので、来年からボクシングの選手として活躍できるように」と語った那須川は、「本当に今までのキャリアとか立場とか、全部僕は関係ないと思っている」とした上で、「また1からしっかりスタートして、こういった立場から挑戦するっていう姿を格闘技の選手だったりとか、競技は違くても生きてる人たちに感動や希望を僕の体をもって証明したいなと思っています」と意気込み。

「キックボクシングを始めた頃の自分に声を掛けるとしたら？」と問われると、これまでの格闘技人生を振り返りつつ「諦めずにやってきて良かった。続けてきて本当に良かったと、お前は世界で1番幸せな男だと言ってあげたいです」と笑顔を見せた。

「GQ MEN OF THE YEAR 2022」受賞者決定

同授賞式は、メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』が毎年開催する各分野において圧倒的に活躍をした人を称えるアワード。

2022年は、新時代の先駆者たちがラインナップ。Awich（ラッパー）、大泉洋（俳優）、川上未映子（作家）、川原渓青（モデル・インフルエンサー）、Sexy Zone（アーティスト）、チョコレートプラネット（芸人）、那須川（格闘家）、町田啓太（俳優）が、受賞者に決定した。※五十音順

授賞式は同日の19:30より開催され、『GQ JAPAN』公式Youtube、Twitter、TikTokアカウントにて生中継される。

受賞者へのトロフィー贈呈のほか、スピーチ、ここでしか見られないクロストークセッションを実施。Awichによるライブパフォーマンスも予定。式のMCはお笑いトリオ・東京03の角田晃広と貴島明日香が務める。（modelpress編集部）

那須川天心（格闘家）：メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞

＜受賞理由＞
6月にRISE世界フェザー級王者として、ライバル関係にある国内キック団体の王者・武尊（たける）選手と対戦。5万6000人を超える観客が見守るなかで行われた『世紀の一戦』に快勝し、無敗のままキックボクシングラストマッチを有終の美で飾った。『キックボクシング史上最高の天才』と称されるほどのキャリアに自らピリオドを打ち、ボクシングへの転向を表明し、さらなる高みを目指す。