なにわ男子、ツアー期間中に演出変更　進化し続ける背景にあった“話し合い”とは

2018年から4シーズンに渡り放送された、エンターテインメントの世界に生きる人物に長期密着取材を行う『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。25日の放送は、なにわ男子を特集した第4話。番組が長期取材してきたデビューツアー「なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love」が、いよいよ終幕を迎える。

道枝駿佑、西畑大吾を積極サポート「頼りきりにしてた部分があった」

9月に行われた、宮城公演。会場のバックヤードでは、ひとりで黙々とストレッチをする西畑大吾の姿が。今回のツアーの演出をはじめ、さまざまな仕事をこなす中で、慢性的に疲れがたまってきたという。

そんな彼を見て、道枝駿佑は「“大吾くんだったら大丈夫”だと、頼りきりにしてた部分があった」と、積極的に西畑をサポート。同じく「なにわ男子に貢献できたら」と話す高橋恭平は、衣装の早着替えの時間を測るシミュレーションに参加する。

宮城公演の終了後、観客の規制退場が行われる中、舞台袖で「ここなら聞こえるかな？」とひそかに耳を傾けるのは藤原丈一郎。実は藤原、規制退場時に係員が読み上げるアナウンスの内容に、あるユーモアあふれる演出を凝らしていた。果たして、彼のアイデアは会場のファンに喜んでもらえるのか。

北海道公演を控えステージの内容を“アップデート”進化し続ける背景に迫る

北海道公演を控えた10月。なにわ男子は、ステージの内容をアップデートさせるために、メンバー間で意見を出し合っていた。

「妄想っちゅーDiscooooooo！！」での登場の仕方について、「白い煙の中から出てくるの、面白くないですか？」と長尾謙杜が言うと、道枝も「音をバーン！って鳴らして、俺らが（下から）ドンって出てきて歌いはじめて…」と提案。番組では、実際に北海道公演でアップデートされた“登場シーン”の映像も紹介する。

また、大西流星が振りを考えた「ちゅきちゅきハリケーン」では、曲が始まる前に、ファンに向けて振りを教えるレクチャーコーナーを追加することに。「初めての方のためにも」と、会場のファンがよりライブに参加しやすいような工夫を施していく。

「これまでは“CDデビュー”という確固たる目標があったんですけど、デビューした今、その“確固たる目標”って何だろう、となって…」とインタビューで語るのは西畑。なにわ男子が公演のアップデートを続ける背景には、メンバー7人で行われたある“話し合い”があったという。

全国ツアー千秋楽・神奈川公演の舞台裏に密着

そして11月2日、3日、全国ツアーはいよいよ終点の神奈川公演へ。大橋和也は「“4カ月月って長いよな”って思ってたけど、全然そんなことなくて、マジで一瞬すぎて。1週間に1回はコンサートやりたいです」と心境を明かす。

開演10分前。皆で円陣を組み、西畑が「ラスト！残った体力なんていりません。全部出しきりましょう！盛り上がれんのか！？」と呼びかけると、メンバー一同が「俺たち次第だ！」と自身を奮い立たせた。

デビュー1年目、“自分たちらしいエンターテインメント”を探して走りつづけたなにわ男子。最終公演の幕が上がる。（modelpress編集部）