大谷亮平、俳優人生で苦悩した時期 ターニングポイントは初映画出演「甘えを正してくれた」
2022.11.19 14:09
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俳優の大谷亮平が、18日放送の日本テレビ系『アナザースカイ』(毎週金曜よる11時~※この日はよる12時~)に出演。自身の俳優人生を変えた運命のシーンについて語った。
大谷亮平、初ドラマ出演後も思い悩む時期が
2004年から約12年間渡韓し、言語の壁にぶつかりながらも数々の人気ドラマへ出演した大谷。「KBSの『家に帰る道』っていうのを半年以上かけて撮って、やっぱり認知度も上がっていく中で自分ができる役がなかなか見つからない期間が長くなると、続けていくことが難しいのかなっていうのは感じることはありました」とドラマに出演し認知度が上がる中でも、自身が演じられる役に思い悩んでいた時期があったことを話した。
「自分でどうこうできる問題じゃないので。やっぱりキャスティングされてなんぼなんで。目的地がないからどこに行っていいか分からないです。もういいかなって思った時期もあって。そのあとすぐに日本に戻ることも考えたんですけど、台湾の事務所の人からお話貰ってたりもしたから。で、実際行きましたね、台湾に」と限界を感じ一時期は韓国を離れていたことを明かした。
大谷亮平、運命を変えた一作
しかしそんな大谷に転機が。「2ヶ月ぐらい経った時に連絡きて、なんか『僕に会いたい監督がいる』っていう。『会いたい』だけじゃもう行かないよって。別の国に行くわけですから。でも『なんか(役が)かなり決まりそうな話がある』って」と仕事の相談を持ち掛けられたという。大谷は「どうなんのかなって思いながら最初監督に会ったら、役が決まったような話だったから。振り返ると本当にその出会いは大きかった。それがなかったらっていうのは、と思わせられるぐらい重要なポイントでした」と語った。
初めて映画出演の声がかかった作品が、キム・ハンミン監督が手がけた『神弓-KAMIYUMI-』だった。
「これ、本当にきつかった。話せない役なんですよね。聞こえない話せないだったかな、とにかく手話で全部やりとりをして。ただ第六感が優れている、そういうキャラクターだったんですよね。俊敏であり。それを実際に表現する難しさは凄いありました」とコメントした。
また、当時の演技について「ただ一生懸命やっちゃったんです。力をいれて。でも監督が望んでたのは全然そんなことじゃなくて、むしろその逆で。なんで撮影中は本当に考えましたね。色んなこと考えたし頑張っても一生懸命やってもやっても『違うそれじゃない』ってことの繰り返しだったので」とその役の難しさを振り返った。
大谷亮平、芝居の奥深さに触れる
作中、ボスのために自分を投げ打つシーンを演じたときの目力が凄かったと監督から絶賛を受けた大谷。そのシーンの演技について「初めて綺麗にその役に入り込んだっていうのは、ちょっと自分でも怖いくらいな感じでしたね」と語った。
また、「セリフ劇はやっぱりセリフが大事ですけど。さっきの映画みたいにちょい存在感とか、目の感じとか。そういうので表現できる役もあるというか。自分の甘えを正してくれた」と話したうえで「せっかく行ったからまたKBSで仕事したいという欲が出てきました。いつかまた韓国の作品に関わりたいっていうのが、それは唯一というかなんとなくありますね」とコメントした。(modelpress編集部)
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