秋元康氏、AKB48総選挙・ジャンケン大会誕生秘話明かす ムーブメントを生む鍵は“マイナス要素”
2022.11.15 03:13
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秋元康氏が、13日放送のMBS/TBS系「日曜日の初耳学」(よる10時~)に出演。自身のプロデュース方法やAKB48のプロデュースについて語った。
秋元康氏、スターを生み出す法則「全然わからない」
この日番組では、秋元氏へのインタビューを放送。今まで「4500曲くらい」を作ってきた秋元氏のプロデュースについて明かされた。スターを生み出す法則を聞かれた秋元氏は「全然わからないですね」と話し、「向き不向きというか…。すごい人がいて、ジャニー喜多川さんという人は、本当にそういうことがわかる人。ジャニーさんが『この人』って言った人は光り輝くんですよね。ダイヤモンドの原石を見る目がある」と故ジャニー喜多川氏を絶賛した。
一方「僕の場合はその目がなくて、いろんな方から意見を求められるが、まあ当たらないですね」と明かした秋元氏。
「ただ『この人をスターにしよう』っていう風になってからはプロデュースできる」と断言し、「プロデュースっていうのは『0を1にする』ことではなくて、『0.1』この人のここを磨いたら絶対いけるっていう何かがあるんです」と語った。
秋元康氏「マイナスがあった方がストーリーになる」
さらにAKB48をプロデュースしている秋元氏は「本当は青山とか原宿で劇場を探してたのが、無かったので、たまたまスタッフが『秋葉原に場所がありました!ただ問題は大きな柱が2つあるんです』と。逆に面白いんじゃない」と思ったと、AKB48劇場について言及。「必ずマイナスがあった方がストーリーになる」と話した秋元氏は、「自分達が抽選で座った席が見にくいとかそうするとまた来たいとか、ファン同士が自分の推してるメンバーがどこのポジションに座ってると一番見やすいかとか、情報交換するようになるんですね」と不自由な柱でエンターテインメントが1つ加わると語り「不自由っていうのはエネルギーを持っているんです。マイナスっていうのはすごいエネルギーを持っていて(ムーブメントが生まれる)」とも口にした。
現在、AKB48のファンクラブ名が「二本柱の会」と名付けられ、柱に1年に1本ずつテープを貼っていることから、その柱は劇場に「なきゃダメなものに」なっているとも明かされた。
秋元康氏、AKB48総選挙・ジャンケン大会が生まれた秘話明かす
「ファンとのキャッチボールみたいなところがあって」と口にした秋元氏は「『いつもAKB48でのセンターがなぜ前田敦子なんだ?』と。僕は『前田敦子という人はスター性があると思うんですよね』というところからなんだけど、『みんなは誰をセンターにした方がいい?』っていうのが総選挙に繋がる」とAKB48の総選挙が生まれた秘話を明かした。さらに「総選挙でファンの皆さんに決めてもらうって言いながら、『メディアの露出が違うじゃないか』と。『不公平』わかりました。ジャンケンにしましょう」とジャンケン大会が生まれた秘話も口にした。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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